タテの流れとヨコの流れ
令和8年5月1日
あさか大師では5月2日(土)・3日(日)午後1時より、総回向法要(先祖供養)を勤修いたします。私のブログを呼んで関心を持たれた方は、ご自由にご参列ください。初めての方も歓迎いたします。この頃は、初めての方もよくお越しになります。
「人はこの世とあの世を同時に生きている」というのが、私の考えです。だから、「あの世はどこにありますか」と問われれば、「ここにありますよ」とお答えしています。この世を「現世」というのは、あの世の映しだからです。あの世がフィルムでこの世が映像です。
私は毎朝、先祖供養のため、光明真言法という真言密教の行法を修しています。あの世との感応があると、お灯明がゆらいだり、お塔婆の先端から霊気が上昇することがあります。こんな時はこの世とあの世を同時に生きていると、本当に実感します。お灯明は決して飾りではありません。闇路を照らす智慧の光として、お供えするものです(写真)。あの世の方々は、その光を喜ぶからです。

また深夜に天空を見渡すと、何かあの世に引き込まれるような、そんな感覚に襲われることもあります。天空のどこかに、あの世の入口があるのでしょう。この世の一生は、永遠の旅のほんの一瞬に過ぎません。生と死は連結して限りなく続くからです。
また、自分の両親や祖父母は、最も縁の深い方々で、これがタテの流れです。それに前世からのヨコの流れが交差した瞬間、私たちはこの世に誕生します。だから、先祖供養は自分自身への供養でもあるのです。いのちの修養でもあり、栄養でもあります。この世の自分を大切にしたいなら、あの世の方々も大切にしましょう。そてはまた、あの世への楽しみにもなるのです。
*先祖供養に関しては、いろいろな角度から何度も書いてまいりました。ご覧いただければ、幸甚に存じます。

