カテゴリー : あさか大師

コロナ禍の総回向

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令和3年6月7日

 

一昨日・昨日と月初めの総回向を修しました。コロナ禍にあって、ワクチンを済ませた方を含めて、少しずつ参加する方が増えていっているように思います。僧侶の方も列席し、お手本となって読経をしていただきました。また、法要後は6月4日のブログでご紹介した『入社1年目の教科書』をご披露し、法話をしました(写真)。

この本は決して特別なことを述べているわけではありません。しかし、新入社員はもちろんのこと、一般の方にもよい指針になることは確かでありましょう。一見、つまらないと思う仕事でも、要は考え方の問題です。つまらない仕事をつまらないまま終らせるか、大きな生きがいになるかは、私たちの考え方しだいです。

それには仏教的な視点である、かたよらない心、とらわれない心、こだわらない心が必要です。その大きな視点で考えれば、つまらないと思う人も、つまらないと思う時間も、そこには大きなチャンスが隠れています。皆様、それを見つけ出しましょう。まなこを開きましょう。仏さまの教えですよ。

金運宝珠護摩

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令和3年5月17日

 

昨日は第三日曜で、特別に金運宝珠護摩を修しました。コロナ禍の中でさびしい集まりでしたが、僧侶の方もご信徒の方も、力強い炎に祈りを込めました(写真)。

私は財務のことは何もわからず、ただ寺務所の方にお任せしています。また、僧侶の私がお金についてお話できることは、お金は追いかけるものではなく、後ろからついて来るものだということに尽きると考えています。つまり、どうしたらお金が入るか、どうしたら儲かるかを考えるのではなく、どうしたら人のお役に立ち、人に喜んでいただけるか、そのためには何をすべきか、何を与えるべきかが大切だということです。そうすれば、お金は自然と後ろからついて来るものだと、私はそれだけをいつもお話しています。

だから、皆様のお役に立ち、皆様に喜んでいただけるよう努力していれば、寺の経営はお大師さまが何とかしてくださるだろうと、そう思って毎日を過ごしています。仏教が特に〈布施〉を重んじるのはそのためなのでしょう。布施はもちろん、お寺や僧侶への布施ばかりを意味するわけではありません。人に与えることのすべでが布施なのです。やさしい言葉をかけることも、笑顔で接することも、手助けをすることも布施なのです。つまり、自分の仕事にプラスアルファの何かをあたえること、それが布施という意味なのです。

僧侶にとっては〈施餓鬼せがき〉もその一つです。施餓鬼は何かを求めるために修すわけではありません。何も求めず、無欲でもって修します。ただ、与えること、布施をするためだけの目的で修します。しかし、施餓鬼をよく修する僧侶は、何となく豊かになります。暮らしにも困らず、また長命な方が多いのです。これは功徳というものが後ろからついて来る証明です。

こんなお話が皆様の金運のために役立つなら、大変にうれしく思います。いや、きっと役立つと思いますよ。実は、こんなお話をすることそのものが布施なのです。おわかりですよね。

月始めの総回向

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令和3年5月2日

 

昨日と今日は月始めの総回向を奉修しました。コロナ禍にあって、勤務先から自粛命令が出ている方が多く、何ともさびしい集まりでした。それでも、集まった方々で元気に読経し、回向に勤め、楽しい時間を過ごしました(写真)。また、僧侶の方々とは理趣三昧りしゅざんまい(理趣経の法要)の稽古を兼ねて、声明しょうみょう(音曲)の練習をしました。皆様、連休を返上しての修行です。むずかしい声明にも、だいぶ慣れていただきました。さらなる精進を願ってやみません。

なお、あさか大師では「母方供養」や「妻方供養」を重んじています。先祖供養といえばほとんどが父方(あるいは現在姓の家)ばかりです。また、既婚者なら妻方に対する関心がありません。しかし、私たちは父母両家の血を受け、子供たちは妻方の父母両家の血をも受けて生まれて来ました。これは誰が考えてもわかることでありながら、人生のルーツがまったく無視されています。仏壇やお墓の風習とは異なる発想が必要です。私はこのことを念頭に、光明真言による先祖供養を長年にわたって修しています。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

青森別院落慶法要

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令和3年4月29日

 

昨日、あさか大師青森別院(畑中聖海師住職・写真左手前))の落慶法要を修してまいりました(写真)。コロナ禍の中にもかかわらず、大勢のご信徒に参列をいただき、大変に感激いたしました(まわりにも、たくさんのご信徒が参列しています)。当山からも私ほか、三名が出仕し、初めてお会いする地元のご信徒と共に法楽をしました。

新寺建立を成し遂げることは容易ではありません。多くの資金を要することはもちろん、近隣の理解やご信徒の協力が必要となります。その成否はひとえに、住職の人徳にかかっていると言っても過言ではありません。みんなに好かれ、みんなに慕われるほどの人徳がなければ、決して叶わぬことだからです。

人の一生は結局、何を残したというより、何を与えたかということなのでしょう。青森別院の興隆を願ってやみません。

コロナ禍での祈り

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令和3年4月18日

 

長いコロナ禍の中で、失業した方や倒産した会社が後を絶ちません。仕事をして生活していくことは、人が生きることそのものでもあります。仕事を続け、収入が維持できるよう願うのは、誰しものことでありましょう。

本日の第三日曜日は、午前11時半より金運増大を願う宝珠護摩を修しました(写真)。雨上がりのさわやかな薫風の中、新しい僧侶の方も加わり、ご信徒の方も力強く読経をしました。皆様の成就を念じてやみません。

また、午後1時からは光明真言法要でご先祖の回向を修しました。祈祷と回向は、いわば車の両輪、鳥の両翼です。どちらが欠けてもいけません。このブログをご覧になって関心をお持ちになった方は、ぜひお越しになっていただきたいと思います。葬儀や法事の読経とは異なる、力強い響きを味わえるはずです。

正御影供と春彼岸会

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令和3年3月21日

 

お大師さまは承和2年3月21日寅の刻(午前4時頃)にご入定されました。したがって真言宗の寺院は本日、お大師さまのお姿(御影みえ)を供養する〈正御しょうみ影供えく〉を修します。あさか大師では第三日曜日でもありますので、金運宝珠護摩を兼ね、お大師さまへの報恩謝徳ほうおんしゃとくを献じました。朝から雨と強風が吹き荒れましたが、多くのご信徒の皆様が参詣されました。

お大師さまのご宝前には、御影に描かれている水瓶(水をいれる仏具)・木履ぼくり(木製のクツ)・琥珀こはく念珠を飾り、また仙菓仙薬せんかせんやく(ご入定の前に召し上がっていたもの)を供えました。先の三点は私が自書『弘法大師御影の秘密』で考証し、発願ほつがんして作成したものです。まさに本邦唯一の備品で、あさか大師の寺宝ともいっても過言ではありません(写真)。

お大師さまのお護摩は〈如意宝珠護摩〉にて修します。これはお大師さまが如意宝珠を真言密教の象徴として論じ、生涯の信仰を寄せておられたからです。大きな福徳が授かるるよう、午前11時半より私も丹誠を込めて修しました(写真)。

午後1時よりは春彼岸会を修しました。すばらしい声明や読経につつまれ、多くの精霊にご回向をいたしました(写真)。また本日は一年間にわたって光明真言をお唱えした〈お土砂〉を授与する日です。白いお砂が如意宝珠となる〈土砂加持〉の秘法が修されています。ご参詣の皆様には、大切にお持ち帰りいただきました(写真)。

三月総回向

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令和3年3月7日

 

昨日と今日、三月の総回向を奉修しました。コロナ禍の中、まだまだ自粛じしゅくの方もいらっしゃいますが、お集りの方々は元気に読経しました(写真)。早く、皆様がご心配なくお集りいただけることを願っています。

今月は21日(日)がお大師さまご縁日(ご入定にゅうじょうの日)で、午前11時半より第三日曜日の金運宝珠護摩を兼ねて「正御影供しょうみえく」を奉修いたします。〈みえ影〉とはお大師さまのお姿のことで、つまりそのお姿を供養する行事という意味です。しかもお彼岸中で、午後1時よりは「春彼岸会」も奉修いたします。三つの行事が重なるのも、めずらしいことです。

ついでですが、春彼岸は牡丹ぼたんが咲き出す(旧暦3月)ので〝ぼたもち〟をそなえ、秋彼岸ははぎが咲きますので〝おはぎ〟を供えます。見た目は同じですが、お間違えなきよう。私が子供の頃は重箱につめて、親類や近所に配りました。たしか、今時のコンビニで売られる〈おにぎり〉くらいの大きさだったと思います。重箱から開けると、中を洗い、どの家でも小さなマッチ箱を〝お返し〟に入れるのが礼儀でした。なつかしい、昔の日本の風習でした。

さらについでながら、もう一つ。ホームページの「新着情報」欄にも書きましたが、来月4月4日(日)の午後1時半より第1回の「桜まつり」を行います(下のポスター参照)。桜はあさか大師の象徴なので、いっしょに楽しみましょう。私の友人が八丈島の郷土芸能「八丈太鼓」をご披露いたします。また、隣接の老人ホーム『花水木の里』のポニー「はなちゃん」も出演します。これも世の中が、早く元気になってほしいという私の願いです。

ただ、今年は桜の開花が早いそうで、3月中旬とか。何とか花が残ってくれることを祈りましょう。皆様、ぜひご参加を。

どういう人にお金が集まるのか

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令和3年2月23日

 

一昨日はお大師さまご縁日護摩を兼ね、第三日曜日恒例の金運宝珠護摩を奉修しました(写真)。皆様とても熱心です。それというのも、現代における人生の幸せとお金の所有は、切り離せぬ関係にあるからなのでしょう。つまり、「お金がなくても幸せになれる」とは、考えがたい時代に生きているからだと思います。もちろん、例外はありましょう。しかし、それはよほどに精神レベルが高い人であって、めったにお目にかかることはありません。

私が高校生の頃、どこの銀行だったか、「お金だけでは幸せになれません。しかし、お金がなくては幸せになれません」というキャッチフレーズを公開していました。当時の私は「そんなものか」と思う程度でしたが、50年以上も前のそのうたい文句をいまだに覚えています。今では「なるほど」とさえ思えてなりません。

私は経済のことも商売のこともわかりませんが、自分でも納得し、皆様にもお話していることが一つだけあります。それはお金を追いかける人に、お金は集まらないということです。つまり、どうしたらそんをしないか、どうしたらもうかるかという追いかける考え方だけでは、お金は集まりません。つまり、お金の神さまには好かれないということです。ましてや、人が損をすれば自分が儲かるなどという考え方では、見向きもされません。

ところが、どうしたら人に喜ばれるか、どうしたら人のためになるかと考えている人には、うしろからお金が追いかけて来るから不思議です。お金を追いかけるか、お金に追いかけられるか、その違いがわかりますでしょうか。つまり、お金は後ろからついて来るということなのです。別の言い方をすれば、人というものは、多くは〈利〉のために動くということなのです。どうしたら自分の利益になるかが生き方の基本なのです。その利益を与えれば、自分の利益にもなるのは当りまえです。〈善〉ため、〈義〉のために動くこともありますが、一般的にはやはり、人は利益を優先するということです。

皆様のまわりを見てください。人が喜ぶこと、人のためになることを心がけているる人には、多くの人も物も、そしてお金も集まって来るはずです。親切な人は親切にされます。人に物を与える人は物に不自由しません。お金に困ることがあっても、どうにかなるのです。特に裕福ではなくとも、お金の神さまに好かれるからです。何となくお金が集まって来るからです。私がお金についてお話するのは、いつもこのことばかりです。

ぜひ、金運宝珠護摩にお参りください。そして、お金の神さまに好かれてください。いいことがありますよ。きっと。

星祭り大護摩供

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令和3年2月14日

 

本日、「開運星祭り大護摩供」を修しました。コロナ禍の中にあっては、多くの方々にお参りいただきました(写真).

また、私の星祭り次第や星供曼荼羅の刊行によって、星祭り行事を恒例とする寺院が増えましたことを、大変にうれしく思っています。今回は星供導師として弟子の一人が修し、私がお護摩の導師をつとめました。ご参詣の皆様がとても熱心で、一心にお祈りする姿には脱帽します。僧侶は皆様に祈られますが、皆様の祈りによって、僧侶の祈りが増大することを忘れないよう心がけています。

また、このブログをご覧になって、初めてお越しになった方も何人かいらっしゃいました。真言密教に強い関心をお持ちようでした。現代は、こうしたご縁も大切なようです。さらに多くの方々に、ご縁がありますことを切に念じています。

星祭りの荘厳

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令和3年2月9日

 

昨日より、「開運星祭り大護摩供」の前行ぜんぎょう(当日に向けての前もっての修法)に入りました。七日間これを修して結願けちがんの大護摩供を迎えます。

星祭りは特殊な荘厳しょうごんをしなければなりませんし(写真)、修法もむずかしいので、私は各地でこれを伝授して来ました。またこの「星供曼荼羅ほしくまんだら」が肉質原本であり、これを印刷軸装して販売されたものが、多くの真言宗寺院で使われています。さらに、これによって星祭りを年中行事とする寺院が増えたことも事実です。肉筆をご覧になりたい僧侶の方は、ぜひお越しいただきたいと思っています。

「厄除」と「星祭り」は何が違うのかと、よく質問を受けます。簡単にお話すれば、厄除は厄年の方だけがご祈願をすればよいのですが、星祭りは開運法なのです。つまり、今年の星回りが良い人は「善星皆来ぜんせいかいらい」を、星回りが悪い人は「悪星退散あくせいたいさん」を祈って、共に開運を呼ぶということなのです。あさか大師で「開運星祭り大護摩供」と呼ぶのはそのためです。

多くの方々に、この「開運星祭り大護摩供」にご祈願を込め、コロナ禍にあっても開運を呼んでいただきたいと願っています。結願の大護摩供は2月14日(日)の午後1時からです。ぜひご参拝ください。

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