山路天酬法話ブログ

金運宝珠護摩と総回向

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金運

令和6年4月22日

 

あさか大師では昨日の午前11時半より「金運宝珠護摩」が奉修され、大勢の皆様が如意宝珠による金運増大・開運成就の熱祷に浴しました(下写真)。

お護摩では、ご参詣の皆様がそれぞれの願いを込めて護摩木を浄書します。その護摩木がその場で、目の前でご祈願されるのが魅力です。しかも、類例のない土製の護摩壇で、日本最大の護摩炉で、迫力があります。初めての方も、遠方よりお越しになりました。

また、午後1時よりは総回向(先祖供養)の法要がありました。皆様、「人生を変える先祖供養」に共鳴し、懸命に祈りを捧げました(下写真)。

この先祖供養では光明真言をお唱えしますが、光明真言もまた如意宝珠の真言です。光明真言をお唱えすると五色の光につつまれます。そのことは、お灯明の炎を見つめるとよくわかるので、そのことを実演で説明しました。私たちの身辺には、仏さまのお浄土があるということです。

この先祖供養に参加したいという方が増えています。ご希望の方は、ホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。

明日が金運宝珠護摩

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金運

令和6年4月20日

 

明日午前11時半より「金運宝珠護摩」が奉修されます。お詣りの皆様には、全員に「金運銭」を差し上げます(写真)。

現代の生活は、金運が大変に重要となります。お金に対する偏見を改め、お金に愛される生き方をしていただくようお話をしています。如意宝珠のパワーをいいただき、金運に恵まれる人になってください。

なお、直接にお参りができない方は、〈同時祈願〉をおすすめしています。同じ時刻にお護摩の力強い炎をイメージして、金運を祈りましょう。お大師さまへの祈りはどこにいても、その距離にかかわらず、必ず感応します。ぜひ、実行してみてください。

北枕のおすすめ

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九星気学

令和6年4月18日

 

お釈迦様の涅槃像ねはんぞう(最後のお姿)を見ると、北枕で西向きに寝て、たくさんの弟子僧がその死をいたんでいます(写真は法隆寺五重塔内)。

このお姿を九星気学で解釈すると、北の一白水星いっぱくすいせいは寒冷を意味し、南の九紫火星きゅうしかせいは熱帯を意味します。つまり、〈頭寒足熱ずかんそくねつ〉の教えにかなっているといえましょう。頭を冷やして足を温めるのが自然の摂理であり、健康の基本なのです。

「あらゆる病気は冷えが原因」「体を温めると病気は治る」などといわれますが、特に足の冷えは万病の元です。温泉で足湯につかるだけでも健康になるではありませんか。

死者を北枕にするのも、このお釈迦様の涅槃像がその由来といえましょう。「北枕は縁起が悪い」などという方がいますが、とんでもない誤解です。皆様もぜひ北枕で頭を冷やし、足を暖かくしてお休みください。特に眠れないという方にはおすすめです。

ついでながら、西向きは七赤金星しちせききんせいの喜悦を意味し、喜びと楽しみの〈西方浄土〉に向かうことになりましょう。今夜から、ぜひお試しを。

仏さまの文字

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真言密教

令和6年4月15日

 

今月の6日・7日、お護摩の前に弟子僧が集まり、梵字ぼんじの勉強会をいたしました(写真は7日)。

 

 

真言密教では自然界はすべて、仏さまの文字(説法)として解釈します。川の流れ、風の音、木の葉の一枚にいたるまで、すべてが仏さまの教えであるとするのがお大師さまの教えです。そして、その仏さまの文字で最も大切なのが梵字です。梵字は本来、得度を受けて僧侶となり、正しく伝授を受けねば学ぶことはできません。特に筆法や筆順など、厳密な決まりがあります。

よく、道路わきの石材店などが展示している石塔には、とんでもない間違いを散見することがあります。また仏具店に依頼して完成した位牌にも、いささか問題な点がないともかぎりません。僧侶の皆様には、ぜひ正しい梵字を習得していただきたいと思います。お札や塔婆を書くことは、仏さまそのものを書くことであることを自覚すべきだからです。

ついでながら、私は自分の著書の梵字は、タイトルと共に自分で浄書してきました。仏さまの著書を刊行するのですから、当然のことです。お大師さまに笑われぬよう、これからも精進せねばなりません。

4月の伝道法語

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令和6年4月12日

 

今月の伝道法語です。

私たちは良いことがあれば、あるいは、良いことがあるから喜べると思っています。だから、悪いことがあると不平不満をもらしながら、人を恨み、世の中を嘆き、悲しみます。

では、良いことに恵まれる人とはどんな人なのでしょうか。実は、日頃からたくさん喜べる人ほど、さらにまた良いことに恵まれるのです。ささいなことにも感謝をして、よく笑い、たくさん喜べる人なのです。そうすると、良いことがあるから喜ぶのではなく、喜ぶから良いことがやって来るとも言えるのではないでしょうか。

間違いありません。喜びの多い人とは、感謝の多い人です。そして、感謝の多い人ほど、人からは好かれ、いざという時には助けられ、多くの喜びに恵まれるのです。反対の人を見ればわかりますよね。

 

人生を変える先祖供養

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先祖供養

令和6年4月8日

 

昨日と一昨日、月初めの総回向(先祖供養)を挙行しました。僧侶の方々と共に参詣の皆様も読経し、光明真言を一心にお唱えしました。老若男女、お子さんや赤ちゃんまでも加わりました。写真は、終わって私が法話をしている時です。

この先祖供養は、単なるとむらいではなく、父母の両家をたどる、ご自身のルーツへのアプローチです。また、お大師様と直接に感応し、これを継続させることで、人生を変えることを目標にしています。お詣りのできない遠方の方でも参加できますので、全国からお申込みをいただいています。一ケ月2000円ですので、一日わずかの費用で新しい自分に出会えます。

檀家制度はありません。入会退会も自由です。毎日のお護摩によって、ご祈願もできます。解放された新しいお寺として、多くの皆様から共感をいただいています。関心のある方はホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。皆様とのご縁をお待ちしています。

4月の強運ランキング

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未分類

令和6年4月3日

 

4月4日~5月4日までが、暦法での4月です。戊辰つちのえたつ三碧さんぺき木星の月で、西が五黄殺ごおうさつ、東が暗剣殺あんけんさつ、西北が月破げっぱとなります(写真)。

 

4日が〈清明せいめい〉という節にあたり、さわやかな日差しの中、花見を楽しめる4月の始まりです。〈戊〉は成長と発展を、〈辰〉は振動と前進を意味し、〈三碧木星〉は躍動と革新の意味ですから、春らしい勢いがあるといえましょう。ただし、政治の象意が悪く、波乱な様相を呈します。

今月の強運ランキングは一位が二黒土星、二位が四緑木星、三位が七赤金星です。

二黒の人は信用と業績を残す好機といえましょう。持ち前のねばり強さを発揮して、地味な努力を続けましょう。ただし、決断が遅いと強運を逃しますので、優柔不断は戒めねばなりません。調和と団結を大切にして、口論や不和は避けましょう。

四緑の人は、これまでの努力が実って成果を得る好機となります。特に、目上や上司への気配りがカギとなりましょう。ただ、いささか骨の折れる事態を背負って、やっかいな機運にもつつまれます。信仰への精進を忘れぬことです。

七赤の人は頭脳プレイが勝負どころでしょう。とくに対人関係に気づかい、対立や分裂を避けることが大切です。思いやりを忘れず、チームワークを調えましょう。そのほかの方は、ホームぺージ「今月の運勢」にて配信いたします。

花粉症の薬膳パスタ

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食事

令和6年4月1日

 

桜の開花を待ちつつも、花粉症に悩んでいる方が多いようです。そこで、私が作っている〈薬膳やくぜんパスタ〉をご紹介しましょう。

花粉症アレルギーにはロスマリン酸やα-リノレン酸が有効ですが、実は赤ジソの葉に多量に含まれています。赤ジソは梅干しに漬け込んだり、サプリメントやジュースとしても販売されていますが、一番手ごろなのはスーパーのふりかけ売り場にある『ゆかり』(写真)を普段から食することです。

『ゆかり』はシソご飯としてふりかけたり、おにぎりに混ぜるのですが、意外にも、ハーブとしてパスタに使ってもよく合います。私はキノコや魚介類のパスタを作って、最後に混ぜ込んでいます(写真)。ちょうど、バジルを入れたような雰囲気になって、ちょうどよいのではないでしょうか。ただ、塩分もかなり多いので、入れ過ぎないように注意してください。

お寺での食事じきじ作法では「五観ごかん」を唱えますが、その四番目に「まさ良薬りょうやくこととするは、形枯ぎょうこりょうぜんがためなり」とあります。つまり、食事はそれがすなわち良薬であり、病気にならない体を作るためにいただくのであるという意味でありましょう。普段からの食事が薬であり、「医食同源」なのです。花粉症の方は、ぜひお試しになってください。

蛇足ながら、『ゆかり』の名の由来は、中国では紫色を「縁(ゆかり)色」ともいい、また『ゆかり』に縁があったお客様を大切にしたいという思いからです。「ゆかりちゃん」という女性が発案したものではありません。念のため。

幸せの「大師浄塩」

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祈願

令和6年3月28日

 

あさか大師のお護摩によって、パワーが込められた幸せの「大師浄塩」が人気です(写真)。この「大師浄塩」は、世界有数の美しい海とされるエル・ビスカイノ湾(メキシコ)にて二年間も天日干しをした自然塩で、つまり幸せホルモンのセロトニンを作る環境で製造されています。この自然塩にお大師様への祈願が加わるのですから、不思議な力が顕現することは当然といえましょう。

使い方は簡単です。玄関・トイレ・寝室・リビングなど、気になるところに小皿に盛って置くだけです。特に玄関やトイレが鬼門に当たる方、なかなか眠れない方、気分がすぐれない方、移転してから体の調子が悪い方などにおすすめです。玄関やトイレには盛り塩として、なかなか眠れない方は、枕元に置いてください。その場の空気が一変することが実感できるはずです。また邪気に感応しやすい方は、携帯して持ち歩くとよいでしょう。もちろん料理に用いてご家族でいただいてもよいのです。

自然塩は水や火と同様に祈りが通じやすく、お護摩のパワーにもよく融合します。一袋500円で、遠方の方は郵送(二袋以上)もいたします。ホームページの「お問い合わせ」からご送信ください。

弘法大師御影の秘密

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真言密教

令和6年3月24日

 

20日の正御影供しょうみえくでは毎年、お大師さまの御影みえ(お姿の絵)に描かれた念珠・水瓶すいびょう木履ぼくり(木製のくつ)の三点を仙菓せんかのお供えと共に荘厳しています(写真上)。これは私の著書『弘法大師御影みえの秘密』(青山社刊・写真下)を上梓じょうしするにあたって、こうした法具を復元したことに由来します。

真言宗の僧侶は何をするにも、まずはお大師さまに礼拝します。しかし、その御影がどんな意味をなすのか、どんなご誓願をもってあのように残されたのか、まったく教えられていません。私はその一つひとつについて、自分の考えを発表しました。これはお大師さまに結縁した、私の人生の使命であると考えたのです。

これらの法具は、残念ながら高野山にも残っていません。江戸時代の目録には書かれていますが、御影堂みえどう(お大師さま居住の場所)にも霊宝館(宝物館)にも残っていません。これはとても残念なことです。

念珠は赤いので、よく瑪瑙めのうではないかといわれますが、中糸がいて見える以上、これは琥珀こはくに間違いありません。また、木履は福山の〈日本はきもの博物館〉にも所蔵されていないほど貴重なものです。興味のある方は、毎年3月21日(20日)の正御影供にご参詣ください。

お大師さまについての本は数かぎりがありませんが、この御影について書かれた類例はきわめて希少です。私の著書にもご縁をいただけますれば、幸甚のかぎりであります。

山路天酬密教私塾

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