令和8年7月30日
中国の宋時代に蘇洵(そじゅん)という学者がいました。彼は「功の成るは成るの日に成るにあらず」という名言を残しています。すなわち、功が実るのは、実ったその日に突然に実ったわけではないという意味です。つまり、何ごとを成し遂げるにも、長い努力の継続がなければならないことを示唆しています。平凡ですが、含蓄のある言葉として、私は忘れ得ません。
信仰の功徳もまた、同じことです。どんな荒行をしても、手のひらを返したように人生が変わるわけではありません。どんな秘法を修しようと、手品のように運命が変わるわけではありません。
先祖供養も同じです。私は毎朝、お大師様の大日如来(写真)に向かって、光明真言の行法を修しています。毎日毎日のくり返しです。この繰り返しが積もってこそ、絶大な功徳が生まれます。絶大な法力が生まれます。

先日、沖縄の弟子僧K師が久しぶりに来山しました。玄関を開けて堂内に入るや、「先生、また一段とパワーが増しましたね」と言うではありませんか。私は「普段からよく行法をしている人は、わかるものだな」と感心したものでした。
私が毎日、この光明真言の行法を続け、弟子僧もまた念誦を続けてネットワークを組み、一日として欠かすことはありません。そして、全国のご信徒の祈りが加わり、真実の先祖供養が成就するのです。功の成るは成るの日に成るにあらず。なんという平凡、そして、何という真実でありましょうか。
*あさか大師の先祖供養に参加をご希望の方は、ホームページの「先祖供養」をご覧のうえ、「お問合わせ」からご連絡ください。むずかしい規約はありません。無理な勧誘はいたしません。お導師とは、気さくであたたかい交流をしています。遠方の皆様には郵送します。
*あさか大師では「令和8年熊本地震」の救援基金として、「一食布施」の募金箱を設置しています。一食分の食事代を熊本の皆様に捧げましょう。ご希望の方には郵便振替用紙をお送りします。

