続々・あの世への旅立ち

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令和8年4月27日

 

中陰(幽界)での生活が終わると、いよいよあの世(霊界)への行き先が決まります。いわゆる〈三途さんずの川〉を渡るわけです。仏教では川のほとりに奪衣婆だつえばがいて死者の衣類をはぎ取り、その衣類を衣領樹えりょうじゅという木の枝に掛け、その枝のしなり具合で罪の重さを測るという設定で教示しています(写真)。

これが何を意味するのかというと、あの世では富も名誉も(これを身を飾る衣類にたとえて)、何の役にも立たないことを教えているのです。この世で一万札をどれほどため込んでも、どんな身分や肩書があろうとも、あの世では何ひとつ通じません。むしろ、その富や名誉のために罪を重ねたなら、それこそ地獄に堕ちますよという意味なのです。

富を得ることと名誉を得ることは、人が最も欲しがる願望です。しかし、そのために多くの人を犠牲にしては道義に反します。富と名誉は、世の中に利益や喜びを与えた報酬として与えられる(いや、むしろあずかるというべき)ものです。与えずして手にした富と名誉は、その分をつぐなわねばねりません。

では、あの世においても役立つ財産はないのでしょうか。私はそれは〈功徳〉であるとお話をしています。つまり、功徳だけがあの世に持ち越せる唯一の財産なのです。人のためにどれだけの善事を尽くしたか、どれだけの感謝をされたか、それが功徳です。その功徳が多くれば多いほど、あの世のエンマ様もダツエ婆も大いにめてくれるでしょう。

もちろん、功徳は生前におけるこの世の人に対してばかりではありません。あの世の人にこそ功徳を積むべきです。だから、先祖供養は大切です。あの世の人への供養を重ねれば、私たちのごう(カルマ)が清まり、心想(オーラ)が輝き、運がよくなり、この世でもあの世でも役立つのです。私が提唱する「人生を変える先祖供養」は、あの世の人生も変えるのです。

*「人生を変える先祖供養」に関心のある方は、筆者のこれまでのブログをご覧ください。「先祖供養」のカテゴリーで投稿しています。また参加を希望する方は、ホームページの「お問合せ」からご連絡ください。人生においてもっとも大切な〈功徳〉を積むことができます。

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