納豆キムチ

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文化

令和元年9月7日

 

日本と韓国の関係が悪化し、何とかならないものかと思うのは誰しものことです。

仏教伝来を始めとして、古墳・建築・土木・天文・陶芸・音楽・文学・習俗など、多くの文化を日本は朝鮮半島から学びました。そして、それを応用して独自の文化を築いてきたのが日本です。私は朝鮮民族の文化はすばらしいと思いますし、つとめて理解しようと努力もしました。韓国籍の友人もいますし、朝鮮半島の古美術も愛玩あいがんしています。ただ、隣国りんごくでありながら、異質の民族であることは確かなようです。それでも政治とは関わりなく、お互いに友好を維持しようとするイベントが多いことは、とてもよいことです。

そこで視点を食品に変え、日本を代表する納豆と、韓国を代表するキムチを合わせた、〈納豆キムチ〉についてお話をしましょう。納豆キムチは確かに、血液サラサラへのきわめて効果的な食品です。善玉菌を増やして腸内フローラを整え、血栓けっせんすら溶かす働きがあります。皆様の中にも召し上がっている方も多いことでしょう。

ただ、私の正直な意見を述べるなら、納豆キムチは日本と韓国の関係そのものです。つまり、納豆とキムチは、同類にして異質な気がするのです。私は栃木県の農村に生まれましたので、納豆は毎日食べながら育ちました。それだけに、こだわりがあるのです。あの独特のくさみと味は、キムチのそれとは残念ながら相性がいいとは思えません。

ところが、私が考案したキムチ入りの〈万能ドレッシング〉なら納豆によく会いますので、今日はソッとお教えしましょう。

まずタマネギの皮をむき、適当に切ってラップにをかけ、電子レンジで加熱します。その理由はテストステロンというホルモンのためですが、講釈は省きましょう。次に加熱したタマネギをミキサーに入れ、キムチを適量加えます。あとはオメガ3の油のほか、醤油麹しょうゆこうじ・タマネギ皮の粉末・ショウガ・だし調味料などを足し、スイッチオンで出来あがりです。

これを納豆に入れて混ぜれば、おそらく最強のサラサラ食品になること、間違いありません。新しい納豆キムチの誕生です。しかも、サラダをはじめとして、多くの料理に万能です。これぞ、日韓友好のけ橋(!)なのです。皆様、どうぞお試しくださいますよう。

山路天酬密教私塾

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