続・あの世からのこの世
令和8年7月5日
あさか大師では、昨日と本日の午後1時に盂蘭盆会法要を勤修し、多くの皆様が参列しました(写真)。また、遠方の皆様は同時祈願をなし、自宅からの回向を捧げました。

特に光明真言の唱和にいたっては清浄な霊気が漂い、灯明がゆらぎ、法悦につつまれました。まさに、あの世からのこの世です。あの世の幸せがなければ、この世の幸せはありません。この世を変えるには、あの世からなのです。
法要後には私が法話をなし、全員で施餓鬼法を実修しました。人は貪りが過ぎれば、死後は餓鬼界に堕ちます。特に現代は強欲な人が多く、餓鬼界に堕ちている人が多いと私は思っています。仏教では地獄・餓鬼・畜生を三悪道として戒めますが、これはエンマ様に裁かれるというより、自らが選ぶのです。つまり、自分で自分を裁くのです。
なぜなら、怒り狂って人を罵倒し、恨み、争いを重ねれば、それが地獄です。すべては心です。自分の心しだいです。盂蘭盆会も施餓鬼法も「布施」の喜びを教えています。布施の喜びを知ることで、貪りの罪が消えます。そして、あの世からのこの世の教えでもあります。
あの世からのこの世
令和8年7月2日
あさか大師では7月4日(土)・5日(日)午後1時より、盂蘭盆会法要を勤修いたします。盂蘭盆会は布施の功徳をもって、あの世の先祖に回向をする行事です。あの世の先祖とこの世の私たちに何の関係があるのかと言う人もいるでしょうが、実はあの世の写しがこの世なのです。この世を「現世」というのもこの意味です。
私たちはこの世からあの世のことは、普通の感覚ではわかりません。この世は肉体があり、物質があり、五感をもとに生きる世界です。その五感によって、内なる心を知る世界です。あの世は心の方が主体でこの世の五感を統合します。だから、あの世からこの世はわかりますが、この世からあの世はわかりません。
それでも、何かの折に霊の存在を感じたり、「守られている」と感じるのは、心の領域が肉体や物質を超えるからです。したがって、瞑想や祈りによって心の領域が広がると、あの世にも思いが通じます。法要では参詣者が『あさか大師勤行式』(写真)を読誦しますが、圧巻は光明真言の唱和でありましょう。

光明真言のリズムが融合し、その響きが頂点に達する時、灯明がゆらぎ、塔婆からは霊気が上昇します。五感を超えた〝法悦〟の瞬間です。この世とあの世が一体になります。初めての方も参列して、この法悦をぜひ体験していただきたいと思います。なお、法要後には施餓鬼作法についての説明があります。ご家庭でも、ぜひ実修してください。
*『あさか大師勤行式』(一冊2000円・送料210円)をご希望の方は、ホームページの「お問合わせ」からご連絡ください。郵便振替用紙を同封して郵送します。
また、先祖供養をご希望の方も「お問合わせ」からご連絡ください。父母両家を合わせて一ヶ月2000円です。あの世の幸せが先になければ、この世の幸せはありません。あの世から、この世の人生を変えるのです。

