2023/01の記事

練習始めの初詣

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信仰

令和5年1月5日

 

今日は地元中学校野球部の練習始めで、まず初詣に参集しました(写真)。どなたも礼儀正しく、しっかりと合掌をしてお大師さまに必勝祈願を込めていらっしゃいました。私もすがすがしい気持ちで、一心にお護摩を修しました。

私はかつて、高校野球の名門・智辨ちべん学園(大阪・茨木市)野球部の合宿を見学したことがありましたが、信仰を根底にしたその情熱に感動した記憶があります。弁天さま(辨天宗・智辨学園の本尊)への礼拝はもちろんのこと、先祖を敬い、監督の教えを聞き、仲間を信じ、一途に練習をする姿は、「さすが!」というほかはありません。優秀なプロ選手を生み出した原動力を見る思いでした。

何ごとにも根底がなければ、長くは続かず、成し遂げることもなく、また、それを伝えることもできません。人がまとまるには、〝人以上〟の何かが中心にあることが必要なのです。特定の信仰を持たずとも、人は信じるに値する何かを秘めるものです。それが人というものです。

人生には入学式があり、成人式があり、入社式があり、結婚式があります。それぞれの儀式を通じて実感が湧くものです。練習の始めにこのような形で初詣をするのも大きな意義をなすこと、間違いありません。

新春護摩へのお参り

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あさか大師

令和5年1月4日

 

あさか大師では元日より節分(2月3日)までの午前9時~午後4時までの間、新春護摩を随時修しています(写真)。長引くコロナ禍と不況が続く中、厄除・災難除を願って多くの方がお参りなさっています。当山はさほどに混雑することも、お待たせすることもなく、時間がかかりません。境内にも本堂にも段差がなく、すべてイス席なので、高齢者の方にも喜ばれています。

また、お護摩のパワーを込めた御守にも人気があります。昔ながらの〈身代り御守〉や〈交通安全御守〉もあれば、新しい感性の御守もあります。〈おみくじ〉は真剣な気持ちでまじめに受け取れば、よく当たります。遊び半分では当たりません。これも占いの持つ奇妙な(いや、むしろ当然の)特徴です。時間があれば、私はこんなお話もしています。皆様、真剣になって聞いてくださいます。

鬼門を封じる

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あさか大師

令和5年1月3日

 

初詣の御守もいろいろありますが、皆様はよく〈ハマ矢〉をお求めになります(写真)。ところが、お正月らしいとは思いつつも、どんな意味があるのか、ご存知でしょうか。

ハマ矢は〈破魔矢〉と書きます。つまり〈魔を破る矢〉という意味です。魔とは鬼門きもん(東北)の方位を意味します。つまり、家の鬼門を破る(封じる)というのがハマ矢の役目なのです。鬼門は災いを招きやすいので、門や玄間、またトイレなどは避けるべきだとされて来ました。昔は上棟式じょうとうしき(建て前)の時、鬼門に向って弓矢を構えたのも同じ意味です。

皆様の家でも鬼門を封じるため、ハマ矢を御守にしてください。いかにも初詣をしたという気分にもなりますが、正しい意味を意味を知っていただきたいのです。今年のお正月はお天気にも恵まれています。初詣にはぜひ、あさか大師にお越しください。

謹賀新年・恭敬三宝

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あさか大師

令和5年1月1日

 

明けましておめでとうございます。新年にあたりまして、ご尊家ご一同様のご健勝をお祈り申し上げます

新春祈願大祭は元旦より節分(2月3日)の間、午前9時~午後4時まで受付をいたしております。厄よけ・災難よけの方をはじめ、どうぞご家族でご参拝ください。あさか大師の比類のないお護摩のパワーをいただき、ふりかかる災いをはらいのけられますことを念じてやみません。今年もまたご信援を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

山路天酬密教私塾

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