大太鼓
平成31年4月30日
護摩壇の脇に欅製大太鼓があり、毎日のお護摩に用いています(写真)。
およそ人の心を鼓舞する音として、和太鼓ほど勇壮なものはありません。腹の底から意気が高まり、一挙にボルテージが上がります。お護摩のご祈祷には欠かせぬ法具といえましょう。だから、戦場で打てば、勇猛心が高まったのです。
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ホトケノザ
平成31年4月29日
お隣りの畑に、ほんの少しホトケノザ(仏の座)が残っていました(写真)。実はお彼岸の頃には田畑の一面を覆いつくし、まるでピンク色のジュウタンのようでしたが、私がうっかりシャッターチャンスを逃してしまったのでした。
回忌法要
平成31年4月28日
今日は朝から十三回忌法がありました。母上様のお位牌とお写真をご持参されました(写真)。法要の後はご家族とご兄弟が墓前で合流なさるそうでございます。
印可
平成31年4月27日
今日も〈密教私塾〉があり、お二人の僧侶に印可を授けました(写真)。 –> 続きを読む
法螺貝
平成31年4月26日
あさか大師ではご祈祷の折、法螺貝を吹きます(正式には法螺貝を立てるといい、戦場で吹く陣貝と区別します)。法螺貝はその名のとおり、ホラ貝を法具として用います。貝の中では最も大きいもので、取り付けた金具まで長さ43センチですから、実際には45センチほどはあったことでしょう。法螺貝は山中では首に掛けるため、網に入れるか写真のような紐(貝の緒)を結んでさげ歩くのです。
水子供養
平成31年4月25日
あさか大師では〈水子供養〉のご希望にも応じております。
水子供養と申しますと、水子地蔵が一般的ですが、当山の水子堂は観音さまを本尊としております。お大師さまは高野山におられました時、いつも如意輪観音さまを修法しておられましたので、それにちなんだわけでございます。そこで、水子堂の正面には山主(住職)が揮毫した〈水子観音〉の板額がかかげられております(写真)。
霊符の口伝書
平成31年4月24日
昨日に続いて、今日も密教私塾で霊符の伝授をいたしました。
私が20代で霊符の研究をしようとした時、宇治の黄檗宗・萬福寺六十一代管長・岡田亘令和尚に出会いました。黄檗宗は中国的な色合いがありますが、亘令和尚は霊符にも詳しい方でした。もっとも、その頃はまだお若く、伏見のご自坊にお住まいでした。いつも私を歓迎してくださり、食事までご馳走になりました。そして、いろいろな口伝を授かりました。
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霊符伝授
平成31年4月23日
本日と明日はまた〈密教私塾〉があり、霊符伝授をいたしました。本日は僧侶の方が5名、遠方よりお越しになりました。霊符は特殊な分野なので、伝授の機会はほとんどありません。皆様、それだけにとても真剣でした(写真)
白雪げし
平成31年4月22日
私の好きな〈白雪げし〉をいただきました。この花は茎を切ると汁が出て、すぐにしおれます。だから、根ごと洗って、そのまま挿すことが大切です。昔のこね鉢に、そば猪口を用いました(写真)。
大師縁日
平成31年4月21日
今日はお大師さまのご縁日で、日曜日でもありましたので大勢の方がお参りされました。午前11時半よりお護摩(写真)を、そして午後1時より、光明真言土砂加持法要をいたしました。