北枕のすすめ

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九星気学

令和2年2月5日

 

眠れないという方に対して、私は北枕きたまくらをすすめています。

なぜなら、北は九星気学で〈暗闇くらやみ〉を意味し、眠りに適するからです。死者を北枕にするのも、同じことです。縁起が悪いと思うかも知れませんが、そんなことはありません。眠る時は明かりを消すでしょうから、とても理にかなっているのです。北枕を嫌うことこそ、まったくの迷信です。

私は睡眠時間が大変に短く、友人からよく「いったい、いつ寝ているんだ」と言われてきました。だいたい4時間ほどでしょうか。それは眠りの質が高いからで、これも北枕のおかげと思っています。

それから、眠れない方は心と体のバランスが悪いはずです。つまり、精神的にはクタクタになっても、体は意外に疲れていません。だから、ウォーキングや水泳などのスポーツをすると、よく眠れるようになります。

このことを考えますと、精神的な悩みに対しては身体的に対応した方がよいということがいえましょう。私はよく、山歩きをすすめています。歩くことで体は疲れますが、山林の緑や花の色、せせらぎの音や鳥の声でとてもいやされます。気持がリフレッシュして、活力がよみがえります。これも、その方にとってのよい方位があるので、また九星気学が活躍します。

私は占い師ではありませんが、いろいろなことに九星気学を生かしています。皆様もぜひ、北枕を試してみてください。よく眠れますよ。

山路天酬密教私塾

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