金運宝珠護摩の功徳

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真言密教

令和5年6月18日

 

あさか大師では本日、午前11時半より真言密教の秘法である〈金運宝珠護摩〉が奉修されました。ブログを読んでくださる方にも、この日を持ち望んでいる方が多く、初めての方も含めて大勢が集いました(写真)。

この金運宝珠護摩は〈如意宝珠にょいほうしゅ〉を本尊とする独特のものです。如意宝珠は多くの仏さまや神さまが持つ、縁起のよいお宝として知られています。しかし、このお護摩にお参りしたからといって、一万円札がパラパラと降ってくるわけではありません。なぜなら、お金が入るということは、それに値する何かを世の中に与えた結果であるからです。与えなければ、お金は入りません。まさに、「与えよ、さらば与えられん」です。

しかし、その何かを与えるためには、能力や努力はもちろんのこと、さらには〈うん〉が必要です。その運の力を強めるには、能力や努力に加えた〈徳〉がなくてはなりません。その徳の集まりが如意宝珠なのです。万徳円満の如意宝珠に祈ると、自分も徳を積めるようになります。仏教ではこれを〈功徳くどく〉といいます。先祖には感謝し、社会には奉仕し、人には喜ばれて功徳を積むことができます。

お金はこの功徳を追いかけて、後ろからついて来るのです。世の中を見てください。人がそんをすれば自分がもうかると、利益ばかり追いかけている方は、絶対にお金持ちにはなれません。逆にどうしたら人が喜んでくれるかと、人の利益ばかり考えている方は、いつの間にかお金持ちになります。お金は追いかけるものではなく、後ろから追いかけて来るものだからです。

皆様も功徳をいっぱいに浴びる金運宝珠護摩にお参りください。どなたでも参加することができます。きっと、不思議なことがおこりますよ。

山路天酬密教私塾

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