世界最古の国家

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令和元年10月23日

 

昨日は〈即位礼正殿の儀〉による、国をあげての祝賀となりました。一方、台風被害の甚大さに配慮し、パレードを延期したことは賢明な判断であったと私は思います。

きわめて重要なお話をいたしますが、皆様は日本が〈世界最古の国家〉であることをご存知でしょうか。

すなわち、紀元前660年に神武天皇じんむてんのうが建国をして以来、日本は2679年もの間、一度として滅びることのなかった世界最古の国家なのです。別の表現をするなら、この2679年の間、天皇家が一度も絶えなかったということです。これはギネスにもっていることで、このような国家は地球上のどこにもありません。次に古いデンマークでも1000年ほど、次のイギリスが950年ほどです。

そもそも、歴史とは王朝の成立と滅亡のくり返しなのです。そのほとんどは数十年から百年単位で、現れては消えて行きます。中国は3000年とも4000年ともいわれますが、その入れ替わりが激しく、300年以上続いた王朝さえありません。日本が世界史上、最古の国家として不動の地位にあることは、一つとして異論の余地はないのです。

しかし、問題なのは、国家としてのこの最重要事実がまったく教育されていないことです。学校の教科書にも載っていませんし、授業で伝えられることもありません。一般にもほとんどが知られていないのが実情です。

現在、日本人の〝愛国心〟は高まる傾向にありましょう。だからこそ、私たちはこの事実を子供たちに伝え、日本に生まれたことを喜び、日本人であることを誇りに思うべきなのです。そうすれば、来年の東京オリンピック・パラリンピックの開催も、さらに意識が変わることでしょう。

山路天酬密教私塾

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