『九星気学立命法』の刊行

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九星気学

令和4年7月5日

 

昨日に続いて、また著書のPRです。今年11月、私は『九星気学立命法りつめいほう』を青山社より刊行します。これは前著『九星気学と加持祈祷』(現在は品切れ)の改訂新版なのですが、長らく多くの皆様にお待たせをしてしまいました。この場をお借りして、深くお詫び申し上げます。

立命りつめい〉とは何だろうと思うでしょうが、「命を立てる」とは、つまり運命を変えるという意味で、陽明学では〈造命ぞうめい〉ともいいます。つまり、今度の著書は九星気学で自分の先天運を知り、その改善法を説いた内容といえましょう。京都に立命館大学がありますが、選名の由来がこの立命です。

ところで、皆様は運命は何によって決まると思うでしょうか。占いの先生方なら、それは名前の画数で決まるといい、あるいは方位の吉凶で決まると主張するでしょう。しかし、女性の名前は結婚すれば変わりますし、忙しい営業マンは西に東にと飛び回らねばなりません。名前も方位も大事だとは思いますが、それで運命のすべて(!)が決まるとは思えません。

では、仏教はこれをどのように説くのかといいますと、それは〈ごう〉が決定すると教えています。業とは生き方です。つまり、何を行い、何を話し、何を想うかで運命が決定し、その運命によってまた死んでくとするのです。だから、人は生きたように死ぬのだとするのが、仏教の基本的な考え方です。

では、どのような生き方がよい運命に導くのでしょうか。私はそれをズバリひとこと「好かれることです!」とお話しています。好かれるためには、喜ばれねばなりません。親切にしたり、やさしい声をかけたり、ほどこしをすれば、必ず好かれます。そして、そういう生き方をしている人には、必ずよい〈気〉が集まってきます。気とはねんです。あるいはエネルギーです。あるいはオーラです。その、よい気が集まってくる人は必ず運がよくなります。望もうが望むまいが、その人をよく思う人の気が多くれば多いほど、その人はよい運命に導かれます。

好かれるための生き方は、徳を積むこと、つまり〈積徳せきとく〉ともいいます。だから、今度の著書は積徳がテーマです。占いの本ではありますが、読んでいるうちに積徳の大切さがわかっていただけるよう苦心しました。読んでくださるすべての皆様が、この世の人にはもちろん、あの世の人にも、動物にも、植物にも好かれるよう力説しています。また、ちょっと「もったいないな」とも思いましたが、九星気学の秘伝も惜しみなく公開しました。さらに、ビデオ版の刊行も計画しています。

なお、この著書についてのご質問は、青山社(担当・三宅氏)☎0120(18)0341にお願いいたします。すでに、予約も受付けていますとのことです。

山路天酬密教私塾

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