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密教私塾
令和4年1月25日
本日は密教私塾にあさか大師の僧侶7名の方が集まり、「尊勝仏頂法」と「宝篋印陀羅尼経法」の伝授会を開きました。プロの方もいらっしゃいますが、あさか大師で得度(僧侶になる儀式)を受け、有髪のまま仕事をしながら、四度加行(真言密教の基本修行)、入壇(阿闍梨になる秘儀)へと進んだ方もおられます。遠い方では青森市からもお越しになりました。午前中は「尊勝仏頂法(略して尊勝法)」、午後は「宝篋印陀羅尼経法(略して宝篋印経法)」と分けましたが、皆様、真言密教の口伝や秘訣を熱心に受法されました(写真)。
この二つの行法は、特に亡くなった方の回向に威力があります。「尊勝法」はその名のとおり最尊最勝とされ、また「宝篋印経法」は、お寺でよく見る最高の仏塔である「宝篋印塔」の供養法です。どちらもきわめて大切でありながら、伝授の機会はほとんどありません。一般によく知られている「光明真言法」や「理趣経法」と共に会得すれば、まさに鬼に金棒です。興味のある方は、このホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。