大師浄塩のパワー
令和5年6月11日
最近、あさか大師で人気を集めているのが〈大師浄塩〉です(下写真)。海水の天然塩をお護摩で入魂したものですが、私が毎日続けて修しているためか、不思議な霊験が続出しています。
特によく眠れない方、悪夢を見る方、妙な物音が聞こえる方、霊的な姿を見る方、その家(部屋)に移ってから体の調子が悪い方などに効力があります。使い方は簡単で、大師浄塩を小皿にもって部屋の片隅(気になる場所)や枕元に置くだけです(下写真)。たちまち部屋の空気が変わりますので、ご確認ください。もちろん、玄間やトイレ等に盛り塩をしても、お料理に使っても何ら問題はありません。
ちなみに、現代は減塩運動が盛んですが、天然塩は数百種類のミネラルを含んでおり、健康維持のためには必要なものです。つまり、科学的合成の〝食塩〟に問題があるということです。それは減塩運動が推進されながら、いっこうに高血圧が減らないことでもご理解いただけましょう。特に体温の低い方は、適度な天然塩が必要なことはいうまでもありません。
また、天然塩は水や火と同様に、パワーを込めやすい点にも特徴があります。この大師浄塩はお大師さま(厄除弘法大師)の尊前にお供えし、私がお護摩の炎によって強烈なパワーを込めたものです。大量生産はできません。数にも限りがありますが、特にこのブログを読んでくださっている皆様には、1袋500円でお分けいたします。
近在の方は午前11時半のお護摩にお越しください(要予約)。遠方の方はレターパックでお送りいたします(2袋1組で要送料。郵便振込み用紙を同封いたします)。いずれもホームページの「お問い合わせ」からお申し込みください。返信・発送が遅れる場合がありますので、ご了承ください。皆様のお役に立ちますことを願ってやみません。
コロナ感染者への対応
令和4年2月27日
このところ連日の伝授続きで、ブログも書けない状況でした。さらに、ご信徒の中にもコロナ感染者が現われ、その対応に追われました。私はこれまで、10人以上の感染者に対応し、また祈願を重ねて発熱やのどの痛みを平癒させることができました。その一部は宗門の新聞(新年号)にも発表しましたが、その後も感染者が現われ、連絡が入るたびに対応しています。
私が対応している手順は、まず漢方薬の「銀翹解毒散(写真右)」に加え、医薬品の「イベルメクチン(写真左奥)」かサプリメントの「5-ALA(アミノレブリン酸・写真左手前)」のいずれかを組んで服用していただき、合わせてお護摩でのご祈祷を修しています。
私は中医師の資格も修得していますので、漢方薬を加えることで、イベルメクチンや5-ALAの効力を高めることはわかっていました。銀翹解毒散は「風邪によるのどの痛みや、頭痛」などに効能がありますが、コロナ感染者に対してもすぐれた力を発揮します。
イベルメクチンはノーベル受賞の大村智博士によって研究開発され、アフリカでの難病を救った抗寄生虫薬です。厚生労働省は「適応外使用」として認めています。5-ALAは長崎大学熱帯医学研究所などで臨床実験が進められ、特に免疫力を高める効果があります。私はかなりの高熱感染者にはイベルメクチンを、37度台の方には5-ALAを基準にしています。
いずれもネットで購入することができますので、常備薬として購入しておくとよいでしょう。ただし、イベルメクチンは個人輸入をする必要がありますので、少し時間がかかります。
お護摩でのご祈祷には護摩木(添え護摩)はもちろんですが、霊符もよく用います。霊符は私の得意分野ですので、毎日これを修しています。皆様のお役に立てれば、真言行者の冥利に尽きると思っています。
御守が割れる時
令和3年1月15日
よくある聞くお話ですが、御守が所持している本人の身代わりになる時、中の木札が真っ二つに割れことがあります。特に交通安全の御守など、事故にあった後に割れていたという報告を、私は何度も聞かされました。
車が接触や衝突をしたなら、もちろん物理的な力が加わりますから、それによって割れたのではないかと、考えられなくはありません。しかし、それによって御守の木札に力が加わるという可能性は、きわめて少ないはずです。これはやはり、物理的な力以外の何かが働いたと考えるのが妥当ではないでしょうか。それに、このような事故にあった本人は、かすり傷ひとつなく助かった例が多いというのも奇妙なことです。
もちろん、事故は避けられるにこしたことはありません。しかし、人間が運転する以上、どのような不可抗力が働くやは誰もが知るところです。そして、長い間ご祈祷に関わって来て、不思議な霊験を数多く体験したことも事実であります。
あさか大師では「身代わり銀杏御守」が人気があり、今年の初詣でもたくさんの方がお求めになりました。私はこの御守が身代わりになることを予測し、御守のパッケージに「身代わりになる時は銀杏が割れます」とあらかじめ印刷しておきました。一昨日、早くも「山主さん、銀杏が割れました」と言って来た方がおり、「買い物に行く途中、走っている車にあやうく接触する所でした」との報告でした。今年の第一号です。ご本人はもちろん、お寺の御守が不出来だったなどとは少しも思わず、快く新しいものをお求めになりました。
この銀杏は割れやすいことは確かです。しかし、普通にカバンやランドセルに付けているかぎり、まず破損することはありません。しかし、多くの方がその霊験を知り、話題になったようです。特に地元タクシーのある女性ドライバーさんなど、お客様にまでお話をするので、かなり知られるようになりました。また、あさか大師にいらっしゃるお客様をよく拾うのも、どのようなご縁なのでしょう。ご祈祷の力は、思わぬところにも働くものです。
疫病退散の写経勧進
令和2年8月17日
あさか大師ではコロナウイルス終息を願って、いま『般若心経』の写経勧進をお願いしています。
写経は初めてという方も多いと思いますので、白紙を下にすると文字が浮き出て、上からなぞれる形式の専用紙を用いています。また、筆や筆ペンなど持ったこともないという方は、サインペンや鉛筆でもよいとお話をしています。サインペンや鉛筆なら、子供さんでも写経は可能でしょう。巻末には「疫病退散・国家安泰」と、そしてご自分のお名前と写経日を記入していただき、一巻につき1000円をお納めいただいています(説明書があります)。ご奉賛いただける方には遠方でもお送りいたしますので、メールやお電話でご一報ください。
まだ始めたばかりですが、お納めいただいた写経はお大師さまのご宝前にお供えし(写真)、毎日のお護摩でご祈祷を続けています。字が下手だからとおっしゃる方もいますが、何の心配もいりません。心をこめて写していただければ、お大師さまはどなたの写経でもお受け取りくださることを申し上げておきましょう。
お大師さまは弘仁9年(平安時代)の春、天下に疫病が発生した折、時の嵯峨天皇さまにお願いして紺紙金泥による直筆の『般若心経』一巻を献じ、鎮護国家の修法をしてこれを退散させました。これが大覚寺(京都市右京区嵯峨)に秘蔵されるご宸翰の『勅封般若心経』です。弘仁9年は戊戌の歳であったので、同じ干支が巡る60年に一度のみ、勅使によってこれが開封されています。
また、お大師さまは『般若心経秘鍵』を著わし、この経典の奥義を解説されました。玄妙な名文で難解かも知れませんが、文章自体にお力がありますので、読誦したり仏前に供えるだけでも功徳になります。実は、私の友人が私財を投じてこれを印施(無料配布での布施)しました。最初、私に表題を書いてほしいとの依頼を受けたのですが、あまりにも恐れ多いので、お大師さまのご真筆からこれを集字しました。組み合わせに苦労しましたが、何とかまとまったと思います。あさか大師の縮小写真も付録にしました。こちらもご希望の方は、申し出てください。さっそくお送りいたします。合掌
久しぶりの上棟式
令和元年11月9日
このところ忙しさに拍車がかかり、なかなかブログが書けません。今夜も書いている内に、たぶん日付が変わってしまうでしょう。
今日は久しぶりの上棟式がありました(写真)。上棟式は棟や梁の組み立てが終って神さまに感謝し、建て主が棟梁や職人さんをねぎらう儀式です。
最近は地鎮祭も上棟式も依頼が少なく、とても残念です。皆様は苦労をして、やっとの思いで土地や家を〝買った〟と思うでしょうが、実は違うのです。確かに不動産会社や工務店に大金を支払います。人生で最も高価な買い物です。
でも、正確に申し上げるなら、土地や家は買うのではなく、その土地の神さまから〝借りる〟ということなのです。「しばらくここをお借りして居住させていただきます」という意味なのです。そして、借りる以上は挨拶をせねばなりません。だから、工事の前には地鎮祭を、工事途中には上棟式をするのは、当りまえのことなのです。古い棟梁なら、それがわかっています。建て主がやらなければ、自分たちだけで酒や塩を用いて、地鎮祭や上棟式をします。
しかし、特に建て売り住宅などは、売ることばかりが優先して、地鎮祭も上棟式も眼中にありません。注文住宅であっても、工務店が勧めなければ、建て主もわからいないまま着工し、やがて完成したその家に入居します。
その結果、どのようなことが起こるかは、ここで詳しくはお話しません。ただ、入居して以来、何となく体の不調を訴える方が多いことだけを申し上げておきましょう。そして、そのような方が、私のもとに相談にいらっしゃるという事実だけを申し上げておきましょう。
人生で最も高価な買い物といえでも、借り物なのです。いや、仏教はこの世の一切の所有が、借り物であることを説いています。自分の体も借り物、財産も借り物、地位も借り物です。借りた以上は、いつかは〝返す〟のが当たり前です。また、借りる前と借りた後には、挨拶をするのがこの世のルールです。
もう、おわかりでしょう。やはり、日付が変わってしまいました。このブログは、昨日のものです。
大般若転読加持
令和元年7月21日
今日は第三日曜日で午前11時半からは金運宝珠護摩を、午後1時からは光明真言法要をいたしました。この金運宝珠護摩は、現代は金運なくしては生き残れないという考えのもとに実修しています。
信徒の皆様はとても熱心なので、逆に私の方が励まされるほどです。そして、お護摩の後は大般若転読加持を施し、十六善神(大般若経の神)のご加護を仰いで、ふりかかる災いに勝てるよう祈願をしています(写真)。これがまた、金運増大の大事な秘訣でもあります。
世の中はさまざまな災いがふりかかり、たとえ自分が正しくとも、身に覚えがなくても、注意をしていても、いつ何が襲って来るかわかりません。私たちは前向きに進むことも大切ですが、ふりかかる災いに備えるセキュリティーも同様に大切です。善良な市民に向って刃物を振り回したり、歩道の中まで車を突っ込む時代です。いかに物騒な世相であるかは、言うまでもありません。金運に関しても、振り込めサギにあっては、大切な財産を失います。スリにあっては、元もこうもありません。
大般若転読加持は「降伏一切大魔最勝成就」と唱えながら、経典の風を送ります。風には〝吹き祓う〟力があるからです。大魔を吹き祓って、身を守ることが大般若転読加持なのです。しかも、毎日のお護摩で祈願された経典を用いますので、法力は絶大です。お願いごとを叶えると共に、叶ったものを守るのも私の仕事です。
地鎮祭をしない時代
令和元年7月17日
今日は午後から栃木県の実家を訪ね、長屋門解体のお祓いをして来ました。私が子供の頃から親しんだ長屋門なのですが、先の震災もあってか、かなり朽ち果てておりました。栃木県の蔵や門はたいてい大谷石を用います。地震には弱いのですが、あの独特の石肌を好む人が多く、最近はかなり高価な石材となりました。
ところで、解体のお祓いといいましたが、正しくは長屋門を立てた土地の神さまにご挨拶をなし、御礼の供養ををしたという方が正しいのです。長い間お世話になったのですから、これは当然のことです。人間どうしだって、お世話になったら御礼を、ご迷惑をかけたらお詫びをするのが当然です。これを怠ると、「挨拶もない!」ということになって、これがトラブルのもととなるのです。世の中は単純に考えることが大切で、常識の中にこそ根本原因があることを忘れてはなりません。
現在、建て売り住宅はもちろん、注文住宅ですら、ほとんど地鎮祭をしないことが、私はとても気になります。一生の中で最も高額な買い物をするのに、どうして地鎮祭ほどの経費を惜しむのでしょうか。このことは、地鎮祭など眼中にもない今どきの工務店にも責任があります。しっかりした棟梁なら、必ず地鎮祭を薦めるはずです。それは家を建てるとは、どういうことなのかがわかっているからです。また、中古住宅であっても、入居にあたっては、その土地の神さまにきちんとご挨拶をすべきです。これを怠った人が、その後にどのようなことが起こるのかは、人間どうしを考えればわかるはずです。
もっとも、地鎮祭をしない時代だからこそ、私の仕事が増えるわけです。でも、もうこれ以上はやめておきましょう(笑)。家のことでお悩みの方、どうぞご連絡を。
法螺貝
平成31年4月26日
あさか大師ではご祈祷の折、法螺貝を吹きます(正式には法螺貝を立てるといい、戦場で吹く陣貝と区別します)。法螺貝はその名のとおり、ホラ貝を法具として用います。貝の中では最も大きいもので、取り付けた金具まで長さ43センチですから、実際には45センチほどはあったことでしょう。法螺貝は山中では首に掛けるため、網に入れるか写真のような紐(貝の緒)を結んでさげ歩くのです。
失物発見法
平成31年4月19日
昨日は三宝荒神さまの火伏札についてお話をしました。実は、荒神さまにつきまして、別のお話がございます。それは、私たちが失物をしたり盗難に遭うのは、荒神さまへのご不敬をしたからだという説があることです。もちろん、そんなことは迷信だと思うことは自由ですし、異論を唱えるつもりもございません。しかし、実際に荒神さまにご不敬をお詫びして、実際に失物や盗難に遭ったものが現れた例は数知れません。そして、私はこのことを多くの方々にお話し、その方法を伝授して、どれほど感謝されてきたかも数知れません。
伝授と言っても僧侶の方に限らず、どなたにでも出来る簡単な方法です。ちょっとだけその一部をお見せしますと、下の写真のとおりで、電話でもお伝え出来る程度のものです。
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火伏札(ひぶせふだ)
平成31年4月18日
昨日は開運星祭りに開眼する四種の祈祷札をご紹介したのでございます。うっかりしましたが、実はもう一つの祈祷札がございました。それが元旦に開眼する火伏札でございます(写真)。火伏札と申しますのは、いわゆる火難除札のことでありまして、昔は「竈の荒神さま」などとお呼びした三宝荒神の守護札でございます。