一食布施
令和4年6月5日
あさか大師では昨日と今日、月初めの総回向法要を挙行しました。法要の後、今月から「一食布施」を開始したことをお話して、皆様の協力を仰ぎました(写真上)。また、その募金箱も設置しました(写真下)。


一食布施とは、月に一度(もちろん、何度でもよいのですが)恵まれない方々のために、ご自分の一食分の食事代を布施するものです。お弁当なら500円程度、余裕があれば1000円以上でしょうか。もちろん、私自身も参加しています。
このささやかな行為が、実は徳を積む大きなチャンスになることを確信してやみません。人の運命は徳で決まります。能力も大切ですが、徳がなければその能力も生かせません。このささやかな心がけが、地球のどこかで感謝をされましょう。それがプラスの〈気〉となって、ご自分の徳となるのです。
良識ある著名人は、みなこうした心がけを実行しています。その心がけがさらに徳を呼び、ますます開運するのです。私たちは著名人にはなれずとも、社会の一隅を照らして、功徳を心がけましょう。
まずはウクライナの方々が意中にあることは、申すまでもありません。皆様のあたたかいお心をお寄せください。
縁日護摩と得度式
令和4年5月21日
毎月21日は、お大師さまのご縁日です。私は毎日お護摩を修していますので、特にお大師さまの〈縁日護摩〉という日を設けてはおりません。それでも21日というと、どことなく力が入ります。本日は土曜日だけあって、弟子の僧侶の方が集まり、勢いよくお護摩を修しました。また、その後に二名の方の得度式(仏門に入る儀式)がありました(写真)。

私が地方の在野にあって、僧侶を養成しているには理由があります。それは、名だたる総本山での修行ともなれば、何かと敷居が高く、仕事を休まねばならず、剃髪(髪をおろすこと)が義務づけられているからです。また、多くは年齢制限もあり、費用もかかります。途中で脱落する方が出るのも、無理はありません。
四度加行という修行に入っても、大勢でいっしょに伝授されますので、行法の意味を解説されることもなく、質問も許されません。もちろん、そこにはそれなりの伝統ある深義があります。しかし、大方の修行者は何をしているのかわからないまま、傳法灌頂という秘儀を経て資格を得ます。また印可という、いわゆる〝お墨付き〟をいただいても、何の説明もされません。これは〝集団〟で育成する当然の結果なのです。
私はこうした理由から、信仰心にあふれる求道者のために、ささやかな門を開きました。自分の理想にはまだまだ至りませんが、それでも工夫を重ね、縁ある方と共に歩んでいます。ご信徒のことはもちろんですが、これが私に課せられた責務であると自戒し、これからも励んでまいります。
金運宝珠護摩のお参り
令和4年5月15日
本日は第三日曜日で、午前11時半より金運宝珠護摩のお参りがありました(写真・お護摩点火の前)。雨が心配されましたが、曇り空にとどまり、お参りの皆様と力強い祈りを捧げました。コロナ禍ときびしい経済状況の中、少しでも金運増大の祈りが叶うことを願ってやみません。

私が「金運」などという、〝俗〟ともいえる行事を催している理由は、お金に対する偏見を打開したいためです。
人はよく、お金を「汚いもの」と思う風習があります。私が子供の頃はよく、「誰が触ったかわからない、汚いもの」という言葉を耳にしました。手垢で汚いという意味なのでしょうが、どうも本音は別にあるように思います。つまり、手垢で汚いと思っていると同時に、「カネを持っているヤツは汚い」と思っているからです。そして、欲にからんだヤツの手を渡って来た以上、「カネというヤツも汚い」とまで偏見が拡大していきます。
これは、明らかな間違いです。なぜなら、お金は人が欲する何かを世の中に与えぬかぎり、決して与えられないからです。それには、相応の能力と徳がなければ叶いません。そして、お金持ちになるには、人の二倍も三倍も努力をせねば叶いません(私自身がお金持ちだという意味ではありません)。よく、世の中は不公平だと言う人がいますが、それはこのルールがわかっていないからです。世の中はこのルールで、誰にでも公平に動いています。
このルールはギャンブルや宝くじにも言えます。ギャンブルで財をなすことはありませんし、宝くじで一億円を当てた人は不幸になります。なぜなら、与えずして与えられたものには、このルールが許さないからです。仕事をやめたり贅沢を極めれば、偏見(!)の眼で見られます。妬みや怨念を買います。「悪銭身につかず」と言うではありませんか。時には欲が欲を呼んで、殺人事件にまで発展するのです。
お金持ちと思う人を見てください。必ず、人が欲する何かをたくさん与えています。そして、そのための努力を惜しみません。また、その能力と徳がお金持ちらしい品格を生み出しています。お金を大切にして、支払う時も受け取る時も、お金に対して敬意をはらっているはずです。世の中はふさわしい人に、ふさわしいものが与えられているからです。
金運護摩にお参りをしたからといって、一万円札がパラパラと降って来るわけではありません。それは金運を得る能力と徳が身につくよう、お参りの方の背中を押しているのです。お金はその能力と徳に対しての、またその努力に対しての報酬です。いうなれば、自分自身の分身であり、証明でもあります。自分自身と同様、お金を大切にして、敬意をはらってほしいと私は思っています。
梵字講習会と総回向
令和4年5月8日
ゴールデンウィークが明けて、昨日と今日は月初めの行事日となりました。
まず、午前10時半より、あさか大師僧侶の皆様への梵字講習会がありました。独特の筆法ですが、なかなか学ぶ機会がありません(写真)。現代は僧侶の方も毛筆が苦手で、葬儀の戒名や墓前のお塔婆でさえ、パソコンとプリンターが活躍しています。ましてや梵字の講習会など、めったにありません。皆様、持参した筆ペンで、懸命に練習をしました。
ついでですが、仏具店にお位牌を注文すると、真言宗の場合は必ず梵字が入って仕上がって来ます。ただ、職人さんの手によって書かれますから、正しくない場合もあることは否めません。また、国道に面した石材店で、よく石塔を見かけます。ほとんどが庭園用なのですが、これも間違って彫られている場合があります。
何ごとも、間違いなく伝わることはむずかしいものです。参加した皆様には、正統な梵字を習得してほしいと思います。

また、午前11時半のお護摩、昼食を経て、午後1時からは月例の総回向となりました。新緑につつまれ、キジが鳴き、薫風が漂う中、気持よく読経をしました。皆様、誰もが、早くコロナの蔓延が終息することを願っています。もう、3年もお会いしていない方もおりますが、また元気にお参りをしていただきたいものです。

金運護摩と回向法要
令和4年4月17日
本日は第三日曜日で、午前11時半より金運宝珠護摩(写真上)を、午後1時より回向法要(写真下)を修しました。またまたコロナ感染者数が増えて、お参りを遠慮する方が多いようです。それでも、お集りの方々と元気に読経をしました。


私ごとでありますが、このところ九星気学の著書執筆に専念しています。九星気学は以前にも出版しましたが、品切れとなり、お問い合わせや再刊のご要望が多くなりました。今月中の脱稿を目ざしていますが、そのため、なかなかブログが書けません。お待ちいただいている方には申し訳ないのですが、何とぞご理解ください。頑張りますので。
ツアー参拝
令和4年4月3日
本日はパワースポットを巡る、ツアーでの参拝がありました(写真)。

全員が熱心に合掌し、真剣に祈る姿はさすがです。初詣や御朱印にお越しの方とは、いささか違っていました。そして、眼も耳も超えていらっしゃるようで、他のお寺とどこが違うのかを見ておられたようにさえ思いました。
私も僧侶の方も緊張しましたが、どのように思われたか、いずれはお聞きしてみましょう。午前中から忙しい一日でした。
総回向と桜まつり
令和4年4月2日
本日は月始めの総回向を修しました。うららかな日和の中、皆様が熱心にお集りくださり、光明真言(真言密教が最も重んじるマントラ)が堂内に響きました(写真)。ご回向は、この霊気との調和が大切です。

そして、総回向の後は昨年に続き、第二回の〈桜まつり〉を挙行しました。今年はまさに、満開の勝縁です。言葉にもならない景観に、ただただ感激でした。〈八丈太鼓〉様のご披露に続き、飛び入り参加で大人も子供も、車イスの高齢者も、それぞれに夢中でした。

うれしくも、楽しい一日。人生もこのようにありあたいものです。お集りの皆様、僧侶の皆様、ご来賓の方々、みんなのアイドルであるイングランドポニーの〈はなちゃん〉、ありがとうございました。
桜満開
令和4年3月31日
あさか大師の桜が、本日満開となりました。新緑に映えて、まぶしいばかりです(写真)。今朝からたくさんの方々が花見に訪れ、カメラマンの姿も絶えません。

美しく咲き、短くも散る桜の潔さは、まさに日本人の魂です。いや、よけいな講釈はやめておきましょう。明後日の〈桜まつり〉まで、この満開が保ちますよう。お大師さまも、お喜びくださいますよう。皆様も、ぜひお越しくださいますよう。
正御影供と春彼岸会
令和4年3月20日
今日は午前9時半より毘沙門天法の伝授、午前11時半にお大師さまの正御影供(お姿の仏画を供養する法要)と金運護摩供、午後1時からは春彼岸会、午後2時半からは得度式と、実に多忙な一日でした。
写真をご披露しましょう。まずは正御影供のお飾りです。お大師さまの御影に描かれているお持物(水瓶・木履(木製のクツ)・琥珀念珠)を私が復元したもので、あさか大師にしかありません。そのほかいろいろな仙薬と、広島から届いた加茂鶴酒造の銘酒『弘法大師』もお供えしました(写真)。

金運護摩はいつもどおり、力強い炎が舞い上がりました(写真)。皆様が真剣で、きびしい世相を乗り越えようとする気迫に満ちた読経でした(写真)。

続いて春彼岸会です。僧侶の方々の声明(音曲)に続き、参詣の皆様もいっしょに読経をしました(写真)。

法要の後は、光明真言の祈りを一年間続けた「お土砂」を配りました(写真)。お土砂の一粒一粒が如意宝珠です。

そして、最後は得度式です。本日は三名の方が受戒されました(写真)。ういういしい法衣姿がお似合いでした。

得度をなさった皆様、おめでとうございます。またご参列をいただきました先輩僧侶の皆様、お手伝いの皆様、ありがとうございました。私はさすがに疲れはて、得度をなさった鍼灸の先生にハリを打っていただいたほどです。今日は早くに休みます。
草取り作務
令和4年3月11日
今日の日中は草取り作務に費やしました。あさか大師の桜開花を前に、樹下をきれいにしようと思いつつ、なかなかできませんでした。除草剤は努めて使わない方針です。本日はお弟子さんとご信徒の二名がやって来て、ようやく「やりましょう」ということになりました(写真)。

「雑草」という名の植物はありませんが、いやはや雑草の強さは半端ではありません。その根の深いこと、深いこと。鎌を入れても、力を入れても、なかなか取れません。なるほど「草の根を分けてでも」とは、よく言ったものです。かなり疲れましたが、まずまず片づきました。
作務の間、いろいろな方が桜の様子を見に、足を運んでいました。年々開花が早くなっていますが、今年は4月2日(土)に〈桜まつり〉を挙行します。早くれば彼岸中にも開きましょうが、少しでも残っていることを念じています。
本日は3.11。被災者の皆様には慎んで哀悼の意を表し、重ねてお見舞いを申し上げます。合掌

