八種供物
平成31年4月13日
お大師さまの脇に鎮宅霊符尊をお祀りし、八種供物(写真)をお供えしております。八種供物とは酒(一対)・水・茶・餅・木の実・洗米・塩・仙菓を申します。
精進供
平成31年4月11日
4月6日にお大師さまへのお供えとして、高野槙のお話をしました。それに加えて、今日は精進供のお話でございます。
野菜や乾物などを煮炊きせずお供えすることを精進供と申します。あさか大師ではダイコン・ニンジンなどの野菜を皮をむかず、茎の方を平に、根の方を斜めに切って皿にのせ、四隅に置きます。そして、中央には高野豆腐などの乾物を置きます。一般には一盆のみでよいのですが、私は一対でお供えしております。
満開の桜
平成31年4月9日
隣接の桜並木が満開になりました。
桜の名歌はいろいろありますが、私は親鸞上人が九歳の折に詠んだとされる、
明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは
が記憶に残ります。九歳の若松麿(親鸞上人の幼名)が比叡山を訪ねて出家を願い出たところ、「時間も遅いから、明日にしてはどうか」との答えに対する返歌とされています。できすぎた話にも聞こえますが、まずは〝いい歌〟として引用いたします。
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お札立て
平成31年4月8日
お札立てを作りましたところ、大変に喜ばれております。
お祓いを頼まれて出向いたものの、現代の家は平らなところがまったくありません。タンスはクローゼットに変わり、玄間のゲタ箱は天井まで占領し、キッチンのカウンターが、わずかに目につくほどなのででございます。
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高野槙
平成31年4月6日
お大師さまのご宝前には、お花ではなく高野槙をお供えしております。日本と韓国の済州島に群生し、特に高野山に多いのでこの名がつきました。直径が1メートル、高さは30メートルほどにも伸び、高野山では霊木として讃えられております。コウヤマキ属の一属一種と伺いました。一般の槙より葉が長く、松のように見えるので、よく「これは何ですか」と質問を受けます。毎月、高野山から取り寄せ、月初めに生け替えをしているのでごいざいます。
トイレの神様
平成31年4月5日
トイレの片隅に小さな香炉を置き、日に何度かお香を焚いております。もちろん、トイレの神様である烏蒭沙摩明王への感謝と供養の気持ちを込めてのことです。
「歩く」ことの効用
平成31年3月31日
今日も新河岸川の土手を多くの方々が歩いていらっしゃいます。
常滑焼の大壺
平成31年3月29日
玄間脇に常滑焼(愛知県)の大壺があり、傘立てに使っております。
『鬼平犯科帳』の舞台・新河岸川
平成31年3月27日
私が埼玉県朝霞市の新河岸川付近に「あさか大師香林寺」を建立しようとした理由は、実はほかにもございます。
私は池波正太郎著『鬼平犯科帳』の大ファンでありまして、毎晩床に入るや、ふとんの中でその文庫本を愛読するのが日課なのでございます。その中で「大川の隠居」や「流星」には、浜崎の友五郎という川越船頭が登場いたします。川越船頭とは、原作には「武州の川越(埼玉県川越市)と江戸をむすぶ新河岸川の舟運にはたらく船頭のことであった」とあり、私はまさに『鬼平犯科帳』の現場で毎日暮らしていることになるのでございます。 –> 続きを読む
当山隣接の桜並木
平成31年3月26日
当山隣接の桜並木が、昨年の今日は満開でございました。今年はどうやら明日あたりが開花のようでございます。
私がこの地に「あさか大師香林寺」を建立しようとした理由はいくつかございますが、そのひとつがこの桜並木にほかなりません。そして、花のかおりをそのままに、「香林寺」の寺号を選んだのでございます。また寺紋も当然、桜に決したことは申すまでもございません。 –> 続きを読む