遍路大師像建立②

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あさか大師

令和3年11月12日

 

あさか大師では、開創三周年記念の中心事業として「遍路大師像建立」を発願しました。遍路大師とは、あみがさをかぶって錫杖しゃくじょう(六輪が付いた長いつえ)を持ったお大師さま修行時代の尊像のことです。

本日は朝から石材店の方々が見えて、まず高さ120センチの御影石みかげいし台座(3トン)を、続いて高岡(富山県)から運ばれていた高さ180センチの遍路大師像を、それぞれクレーン車にて安置しました(写真)。石材店の方々も総勢6名での大がかりで、台座を水平に固定し、さらに穴を空け、尊像をボルトで固定する瞬間は息をのむ思いでした。少しでもズレがあっては、それこそすべてが台なし(!)になります。私も気になって落ち着かず、ずっとかたわらで祈っていました。

また、私が大師流(お大師さまの書体)で揮毫きごうした像標も彫りあがり、次回の作業で台座正面に埋め込みます(写真)。あさか大師が開創三年目でこのような勝縁しょうえんをいただきましたことは、大変にありがたいことです。ご寄進を賜りました皆様には深く感謝をいたし、厚く御礼を申し上げます。

なお、遍路大師像の開眼法要は12月19日(第三日曜日)午前11時半の金運宝珠護摩終了後にに挙行いたします。来年の初詣には、大勢の方々にお参りをしていただきたいと願っております。

山路天酬密教私塾

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