如意宝珠

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あさか大師

令和3年1月18日

 

昨日は如意宝珠を本尊とする「金運宝珠護摩」を奉修しました。コロナ感染者が増大し、外出への自粛が呼びかけられているため、いささかさびしい集まりで残念でしたが、僧侶の方々も参詣者も懸命に読経しました(写真)。

今年は六白金星ろっぱくきんせい中宮ちゅうぐうにあり、経済がきわめて大きな意味をもたらします。しかし、六白金星の定位じょういである乾宮けんきゅう(西北の方位)に暗剣殺あんけんさつという凶神が付き、さらに金運を意味する七赤金星しちせききんせい回座かいざしています。つまり、きびしい経済状況に追い込まれることは間違いありません(今年の暦を参照)。

真言密教は如意宝珠を象徴としますが、それは心身の豊かさをもたらすからです。お大師さまは特に如意宝珠を重んじられました。人は心身共に豊かにならねば、幸せにはなれません。あさか大師に如意宝珠を安置するのはこのためです。ご縁のありました方々には、強い金運を得ていただきたいと、私は切に望んでいます。

また、如意宝珠がない場合は、仏舎利をもって代わりにするという口伝くでんがあります。あさか大師僧侶の方々に仏舎利とのご縁が強まったのか、お大師さまの前に小さな仏舎利塔が並び出しました。大変に喜ばしいことで、熱心に祈らねばこのようなことは起こりません。さらなる精進を期待しています。

山路天酬密教私塾

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