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食事
令和元年10月6日
なべ料理ほど、身も心も温まる料理はありません。まだ暑さは残るものの、そろそろと思って〈ほうとう鍋〉から始めました(写真)。
私は今、ほとんど外食をしません。その理由は、近所においしいと思う店が少ないこともありますが、油が信用できないからです。油の実態について、ここで詳細はお話しませんが、皆様もお調べになればスグにわかることです。今や、大人も子供もアレルギー症状(花粉症・アトピー等)に悩まされていますが、その原因の多くは油から来ています。でも、このお話はやめておきましょう。
さて、ほうとう鍋ですが、うどんと違って生のまま入れるのが特徴です。主にみそ味としょうゆ味ですが、それはお好みです。それから、冷蔵庫にある野菜やキノコをたくさん入れれば出来あがりです。私はニンジンを花型で抜いたり、凝った切り方はしません。少し素人くさいぐらいがいいと思っています。これをみんなで囲めば、愛情も友情も深まること、比類がありません。
生きるということは食べることです。睡眠も運動も大切ですが、まずは食べることが第一です。仲良くなりたかったら、よけいな講釈などいりません。いっしょに食事をすることで、その根底が開かれるのです。それには、安くて簡単で、みんなで楽しめるなべ料理こそイチ押しです。
これからは魚がおいしくなりますし、野菜もいちだんと味を増します。また、豆腐もたいていのなべ料理に合います。これほど栄養バランスのよい料理はありません。たとえ簡素でも、時には豪華でも、それぞれみごとに味が決まります。素材が生き生きと煮え立ち、自然の風味がお腹に伝わります。
皆様、家族とも友人とも仲よくなりたかったら、なべ料理を囲んでください。「神さま、仏さま、お鍋さま」ですよ。