水子供養は重要です

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水子供養

令和4年12月12日

 

あさか大師では水子供養も積極的におすすめしています。一昨日も遠方から女性の方がお越しになりました(写真)。かなり以前に流産をされたそうで、長い間このことで悩んでおられたようです。気軽に相談できるお寺さんは少ないですし、法外な供養料を請求されることもあるので、その一歩が踏み出せなかったとのことでした。

現代社会において、水子供養はきわめて重要です。母親の病気や子供さんの非行が、その水子さんから影響していることが多いからです。水子さんのことは、心配したり悩んだりするより、できるだけ早く供養してあげることが一番です。

また、水子さんには名前も戒名も、位牌もお墓もありません。できれば、無事に生まれた子供さんと同様に、名前(戒名)をつけて供養してあげるべきだと私は思っています。なぜなら、無事に生まれた自分の〝兄弟〟をうらまずとも、うらやましくは思うからです。

水子さんはこの世の苦悩にさらされていませんから、さほどの怨念おんねんは残しません。よく「水子霊のたたり」などと言いますが、水子さんはしっかりと供養をすれば、素直にあの世にきます。つまり、大人より純粋なのです。だから、悩むよりはまず、しっかりとした供養をすることなのです。

あさか大師で水子供養をした方は、お菓子を持参してお参りしたり、お線香をお供えしたりしています。戒名をつけてお位牌を安置した場合は、私の弟子となってこのお寺で修行することになります。その修行の様子を見に、たまには会いに来てほしいと思います。詳しくお知りになりたい方はお電話でもメールでも、お気軽にお問い合わせください。

*事故によって電話線が切断され、ネットもメールも三日間ほど不通になりました。ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

山路天酬密教私塾

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