神仙界のお菓子

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健康

令和5年1月13日

 

私はお菓子やケーキといった、いわゆる甘いものをほとんど食べません。今はお酒をやめたせいか、少しはいただくようになりましたが、それでも、皆様よりはかなり少ない方だと思います。

そこで、私なりに健康によいと思うおやつをチョイスしていますが、その一つがナツメ(写真左)です。

ナツメは中医学(漢方)では〈大棗たいそう〉といい、胃腸薬・補血薬・不眠薬などとして用いられます。さらに、薬効の強すぎる生薬に配合して、その性質を緩和させる働きがあるので、処方されることの多い薬材といえましょう。また、韓国料理の中でも人気のあるサムゲタンや、中国の辛口なべ料理である火鍋(フゥオグゥオ)などにも使われるので、ご存知の方も多いと思います。

しかし私にとって、ナツメは特別なものです。なぜなら、「仙菓せんか」として星祭りの神さまにお供えするからです。つまり、神仙界のお菓子であり、不老長寿の霊薬でもあるからです。ほんのりと甘味がありますが、ストレスを乗り越えるためにも、私は毎日、3~5粒ぐらいをいただいています。ついでながら、せんじたナツメ茶を服用すると、花粉症の妙薬ともなりますので、ぜひお試しになってください。

次に、私がよくいただくのはクルミ(写真右)です。実はクルミは脳に形が似ています。中医学ではその臓器を強くするためには、似たような形のものを食べるとよいという原則があります。皆様は「そんなバカな」と思うかも知れませんが、これは薬効を調べればわかることです。

クルミは補腎ほじん(精力を引き出す)の薬剤としてもすばらしく、骨髄や脳にも薬効があります。それはオメガ3(αーリノレン酸)の油脂が多いことでも理解されましょう。つまり、ボケ防止と考える力をつけるために、私は素焼きのクルミを少しずついただいているのです。

ほかにも秘密の〇〇〇がありますが、今日はやめておきましょう。多いに若返ること、私が証明(!)です。そばに来て、ご覧になってください。

山路天酬密教私塾

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