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護摩
平成31年3月30日
「あさか大師」のお護摩について、その特徴をお話しいたしましょう。
まず、願目(お願い事)が普通の祈祷寺院の三倍はございます。
なぜかと申しますと、護摩札では一般と同じように「病気平癒」や「商売繁昌」と浄書されますが、皆さまがご自分でお書きになる護摩木(添え護摩とも申しまして、護摩の炎の中に投げ入れるお札)には「病気平癒」なら手術成功・薬力相応・炎症消除・血圧正常・食欲増進・リハビリ成就といったように、また「商売繁昌」なら顧客増大・売上向上・契約成就・資金順調・人事円満・対人友好といったように、望むことをより具体的に書くからでございます。
これによって、皆さまの願いごとの的がしぼられ、叶いやすくなるからでございます。何ごとも目的の明確化、つまり細分化することはきわめて大切なことでございまして、本当に何が重要なのかをご自分自身に問うてみることが必要なのでございます。ただ病気が治りたいと思っても、今は何を心がけ、何が大切なのかをしっかりと自覚することが肝心でありましで、それはご商売におきましてもまったく同じなのでございます。
次に、「願いおき護摩木」という祈願法にも特徴がございます。本堂護摩壇の脇に1日~30日(31日)までの棚がございます。
仮に手術であれば(執刀医の名も入れて)手術の当日から10日~15日間程度、受験であれば(受験校の名も入れて)受験日までの30日間程度を毎日一本ずつ、日本最大の土製護摩壇に投じてご祈願をいたします。
毎日午前11時半より修しておりますので、皆さまも力強いお護摩にご参詣ください。