カテゴリー : 護摩

真剣勝負

カテゴリー
護摩

令和元年6月2日

 

毎日、午前11時半にはお護摩を修しています(写真)。お護摩が終ると、お参りの皆様は持参した昼食をいただきます。これを毎日くり返しています。

 

 

この、毎日のくり返しが重要で、これによって寺のパワーが高まるのです。堂内に霊気が遍満するのです。まれに荒行をしたからといって、まれに大祭をしたからといって、大したパワーにはならないことがわかりますでしょうか。人間の体だって同じです。一度に多くの栄養を摂ったからといって、健康な体にはなれません。毎日のくり返しが重要です。

また、あさか大師では「願いおき護摩木」といって、その日ごとに護摩木をお預かりしています。1ケ月分の棚があり、希望する日に護摩木を入れていきます。病気の手術や受験の日に向けて、連日祈願を修します。だから、毎日お護摩を修さねばなりません。私は30年以上、こんな生活を続けています。

私が真剣でなければ、お参りの皆様が真剣になれるはずがありません。趣味や道楽ではないのです。だから、毎日が真剣勝負です。20代で僧侶になった時、お師匠様から「道心の中に衣食えじきあり」という揮毫きごうをいただきました。真剣に道を求めていれば、衣食はおのずから与えられるというほどの意味です。当時はそれほど感じ入ったわけではありませんが、年齢を重ねるうちに、この言葉の意味がよくわかるようになりました。大切なことは真剣であることなのです。明日もまた心がけますよ。

金運宝珠護摩

カテゴリー
護摩

令和元年5月19日

 

毎月第三日曜日は午前11時半より、金運宝珠護摩を修しています(写真)。

金運宝珠護摩

私がこのお護摩を修すべきだと思った理由は、現代は人の幸福と金運を切り離しては考えられないからです。わかりやすく申し上げるなら、「お金がなくても幸せになれる」とは言いがたい時代であるという意味です。お金は自分の分身であり、能力を示す証明であり、大切な友なのです。
–> 続きを読む

第二の才能

カテゴリー
護摩

令和元年5月5日

 

今日も月初めの行事があり、昨日と同じようにお護摩(写真)と光明真言法要をいたしました。

11時半のお護摩
–> 続きを読む

右往左往(うおうさおう)

カテゴリー
護摩

令和元年5月3日

 

お護摩のご祈願する場合、必ず願目がんもくが入ります。つまり、護摩札であれ護摩木であれ、ご祈願の主旨を宣言するわけです。

護摩札の場合は病気平癒や商売繁昌といったように、総体的な願目を書きます。護摩木の場合は、たとえば「〇〇病早期回復」「〇〇医師、〇〇手術成功」や「㈱〇〇雇用促進」「新商品〇〇売上向上」といったように、より具体的に書きます。これによって何を目的にご祈願をするのか、明確にして集中力を高めるわけです。

実は、人の心は意外に集中しません。本来の目的を失って右往左往うおうさおうすることが多いのです。
–> 続きを読む

大太鼓

カテゴリー
護摩

平成31年4月30日

 

護摩壇の脇にけやき製大太鼓があり、毎日のお護摩に用いています(写真)。

大太鼓

およそ人の心を鼓舞する音として、和太鼓ほど勇壮なものはありません。腹の底から意気が高まり、一挙にボルテージが上がります。お護摩のご祈祷には欠かせぬ法具といえましょう。だから、戦場で打てば、勇猛心が高まったのです。
–> 続きを読む

「あさか大師」のお護摩について

カテゴリー
護摩

平成31年3月30日

 

「あさか大師」のお護摩について、その特徴をお話しいたしましょう。

まず、願目(お願い事)が普通の祈祷寺院の三倍はございます。

なぜかと申しますと、護摩札では一般と同じように「病気平癒」や「商売繁昌」と浄書されますが、皆さまがご自分でお書きになる護摩木(添え護摩とも申しまして、護摩の炎の中に投げ入れるお札)には「病気平癒」なら手術成功・薬力相応・炎症消除・血圧正常・食欲増進・リハビリ成就といったように、また「商売繁昌」なら顧客増大・売上向上・契約成就・資金順調・人事円満・対人友好といったように、望むことをより具体的に書くからでございます。
–> 続きを読む

山路天酬密教私塾

詳しくはここをクリックタップ