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あさか大師
令和3年7月4日
昨日と本日、あさか大師では早くも盂蘭盆会法要を奉修しました。各地の大雨被害が報道される中、皆様の足元は大丈夫かと心配しましたが、参拝の時間ばかりはほとんど降らず、お帰りになると降り出すという、まことに不思議な二日間でした。
盂蘭盆会法要は僧侶の方々が声明を唱えましたが、お稽古の成果があって、みごとな音律を奏でました(写真)。読経や真言の響きが堂内に残り、これがお寺そのものの力となって功徳が残りましょう。毎日のお護摩も同じですが、こうした積み重ねが大切なところです。法要の後は全員で施餓鬼作法をなし、声をそろえて布施行に励みました。小さなお子様もいっしょに参加しましたが、やがてはご先祖や両親を大切にすること、間違いありません。
また、この後は水子供養を修し、たくさんのお供えをして読経をしました。水子供養も現代のお寺における、大切な責務です。この国の未来のためにも、怠ってはならないことです。
(追記 各地の大雨被害に対し、慎んでお見舞いを申し上げます)