正御影供と春彼岸会

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あさか大師

令和3年3月21日

 

お大師さまは承和2年3月21日寅の刻(午前4時頃)にご入定されました。したがって真言宗の寺院は本日、お大師さまのお姿(御影みえ)を供養する〈正御しょうみ影供えく〉を修します。あさか大師では第三日曜日でもありますので、金運宝珠護摩を兼ね、お大師さまへの報恩謝徳ほうおんしゃとくを献じました。朝から雨と強風が吹き荒れましたが、多くのご信徒の皆様が参詣されました。

お大師さまのご宝前には、御影に描かれている水瓶(水をいれる仏具)・木履ぼくり(木製のクツ)・琥珀こはく念珠を飾り、また仙菓仙薬せんかせんやく(ご入定の前に召し上がっていたもの)を供えました。先の三点は私が自書『弘法大師御影の秘密』で考証し、発願ほつがんして作成したものです。まさに本邦唯一の備品で、あさか大師の寺宝ともいっても過言ではありません(写真)。

お大師さまのお護摩は〈如意宝珠護摩〉にて修します。これはお大師さまが如意宝珠を真言密教の象徴として論じ、生涯の信仰を寄せておられたからです。大きな福徳が授かるるよう、午前11時半より私も丹誠を込めて修しました(写真)。

午後1時よりは春彼岸会を修しました。すばらしい声明や読経につつまれ、多くの精霊にご回向をいたしました(写真)。また本日は一年間にわたって光明真言をお唱えした〈お土砂〉を授与する日です。白いお砂が如意宝珠となる〈土砂加持〉の秘法が修されています。ご参詣の皆様には、大切にお持ち帰りいただきました(写真)。

山路天酬密教私塾

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