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人生
令和8年3月6日
3月の伝道法語を境内に掲示しています。春のお彼岸にちなんで、この世とあの世の関係です(写真)。

この世のことを、「現世」といいますが、その意味を考えてみましょう。
私たちは自分の人生は自分で考え、自分で判断し、自分の意志で歩んでいると思っています。しかし、本当にそうでしょうか。
人生には思うようにはいかないことが、たくさんあります。また、思ってもみないことが、たくさんおこります。突然に事故をおこすこともあれば、事故に巻き込まれることもあります。
それは、自分の考えや判断を越えた、何かがあるからです。それは眼には見えず、耳にも聞こえませんが、私たちの人生に理解を越えて、深くかかわっているからです。
この世を「現世」というのは、あの世の映しという意味です。だから、あの世の幸せなくして、この世の幸せはありません。人はこの世とあの世を共に生きている、と私は思っています。あの世は遠いかなたにあるのではなく、今ここにある、とそのように思っています。

