父親と夫、母親と妻

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九星気学

令和元年7月26日

 

九星気学はいろいろな使い方ができますが、その一つに〈推命すいめい〉があります。

推命というと〈四柱推命しちゅうすいめい〉で知られていますが、九星気学もまた推命で人の先天運せんてんうんを調べることができます。一番わかりやすいのは、その人が生まれた月の〈月盤げつばん〉から、生まれ年の本命ほんめいの位置をみて、一生の運の強弱を調べることでしょう。そのほかにも職業運・金運財運・結婚運・家庭運・子供運・健康運などを調べることができます。結婚運は、男性なら妻を〈坤宮こんきゅう〉という所で調べ、女性なら夫を〈乾宮けんきゅう〉という所で調べます。また家庭運は、母親を〈坤宮〉で調べ、父親は〈乾宮〉で調べます。

そうすると、父親と夫は共に〈乾宮〉で、母親と妻は共に〈坤宮〉です。これはいったい、何を意味するのでしょうか?

実は九星気学では、父親と夫は同じもので、母親と妻は同じものなのです。つまり、女性がどのような男性を夫として選ぶかというと、幼児期からの父親との関係で決まるのです。また、男性がどのような女性を妻として選ぶかというと、幼児期からの母親との関係で決まるのです。女性は父親と似たような男性を夫に選び、男性は母親と似たような女性を妻に選びます。もちろん、これが100パーセントとまではいいませんが、この傾向が多分にあることは否定できません。

「そんなバカな!」「当てはまりません!」といった声が聞こえて来るようです。つまり、表向きの人柄や性格だけでは、見えてこないからです。本人が意識することもないからです。

好きとか嫌いとかの感情以上の力に、無意識のうちに〝引き寄せられる〟のだとでも説明しておきましょう。女性にとって父親は、唯一無二の男性として無条件で自分に愛情を注いでくれたはずです。男性にとって母親は、唯一無二の女性として無条件で自分に愛情を注いでくれたはずです。その関係に問題が生ずれば、結婚した相手とも問題が生ずるのは当然のことです。

今日のお話は、実際に鑑定をしてみると、よくわかるのです。これ以上は〝鑑定料〟を払ってお聞きください。よーく当たりますよ。

山路天酬密教私塾

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