令和二年はどんな年

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九星気学

令和2年1月9日

 

令和二年は庚子かのえね七赤金星しちせききんせいの年です。

天の気は〈かのえ〉で「更(あらたまる)」という意味があります。草木が改めてかたい実を結び、早くも来年に備えて再出発を図っています。地の気は〈〉で「子がふえる」という意味です。種子の中に新しい生命が生まれる様相を示します。そして、じんの気が七赤金星です。七福神の〈七〉は豊年満作で、秋の収穫や喜びを、〈赤〉は秋の紅葉や日没の夕焼けを意味します。また、〈きん〉はもちろん金融や金属の意味です。

今年は何かと金融・娯楽・少子化の話題が多くなります。2020東京オリンピック・パラリンピックの開催で国内は遊興的ムードにあふれ、外国人も含めて国民の楽しみが増えます。ファッションでは赤色が流行はやり、飲食関係の業種が繁昌するでしょう。また、子供たちはオリンピック・パラリンピック出場選手の活躍を見て、夢をふくらませるはずです。したがって総体的に経済は潤い、景気は上昇します。

しかし、オリンピック・パラリンピック終了後の景気に問題が残るでしょう。七赤金星の定位じょういである西に暗剣殺あんけんさつ(凶神)がつき、突然の株価暴落すら可能性があります。また、ボランティアは盛んでも雇用情勢は衰え、振り込め詐欺やお金に関する社会問題が加速するでしょう。雇用問題は政治の大きな課題になるはずです。

また、金星の〈金〉は水を生じます。金属に水蒸気が触れると水を生じるので、水害へ対応は急がねばなりません。さらに、年盤の西には九紫火星が入り、火災の多発や火山の噴火、地震も懸念されます。レジャーでの目的地情報には、十分な確認をとりましょう。

山路天酬密教私塾

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