大般若転読加持

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祈祷

令和元年7月21日

 

今日は第三日曜日で午前11時半からは金運宝珠護摩きんうんほうしゅごまを、午後1時からは光明真言法要をいたしました。この金運宝珠護摩は、現代は金運なくしては生き残れないという考えのもとに実修しています。

信徒の皆様はとても熱心なので、逆に私の方が励まされるほどです。そして、お護摩の後は大般若転読加持だいはんにゃてんどくかじを施し、十六善神じゅうろくぜんじん(大般若経の神)のご加護を仰いで、ふりかかる災いに勝てるよう祈願をしています(写真)。これがまた、金運増大の大事な秘訣ひけつでもあります。

世の中はさまざまな災いがふりかかり、たとえ自分が正しくとも、身に覚えがなくても、注意をしていても、いつ何がおそって来るかわかりません。私たちは前向きに進むことも大切ですが、ふりかかる災いに備えるセキュリティーも同様に大切です。善良な市民に向って刃物を振り回したり、歩道の中まで車を突っ込む時代です。いかに物騒ぶっそうな世相であるかは、言うまでもありません。金運に関しても、振り込めサギにあっては、大切な財産を失います。スリにあっては、元もこうもありません。

大般若転読加持は「降伏一切大魔ごうぶくいっさいだいま最勝成就さいしょうじょうじゅ」と唱えながら、経典の風を送ります。風には〝吹き祓う〟力があるからです。大魔を吹き祓って、身を守ることが大般若転読加持なのです。しかも、毎日のお護摩で祈願された経典を用いますので、法力は絶大です。お願いごとを叶えると共に、叶ったものを守るのも私の仕事です。

山路天酬密教私塾

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