続・新春大護摩供
令和3年1月5日
今日から仕事始め、練習始めで、会社の方や中学校野球部の方々(写真)が新春大護摩供お参りくださいました。コロナ禍のきびしい世相の中、会社もお店も生き残りをかけねばなりません。皆様、真剣にお大師さまのご宝号「南無大師遍照金剛」を一心に唱えて、ご加護をお祈りくださいました。

今年は六白金星が中宮に入り、高貴・品格や権力・支配の意味に加えて、「闘い」の意味が強く反映します。人間は和合が第一ですが、同時に闘うことも大切な責務です。なぜなら、ライバルという相手と闘いぬいてこそ、真剣になれるからです。闘わねば強くはなれませんし、本当のやさしさも生まれません。子供の頃にケンカをした者どうしに、深い友情や絆が生まれるのはこのためです。これは会社の経営者でもスポーツ選手でも、同じことです。
宗教は〈慈悲〉や〈愛〉を説きますが、強さがなければ慈悲も愛も生まれません。真言密教にお不動さまや愛染さまのような怖い形相をした仏さまがいらっしゃるのは、そのためです。そして何より、人は煩悩とい〝自分の中の敵〟と闘わねばなりません。六白金星の今年こそ闘いに励み、堅固な身心を獲得しましょう。
新春大護摩供
令和3年1月3日
明けましておめでとうございます。
元旦午前〇時より新春大護摩供を修し(写真)、開山三年目の三ヶ日が過ぎました。コロナ禍の中、ご参詣の方が少ないかと思っていましたが、予想以上の皆様にお越しいただきました。大変にありがたいことでしす。

また、おだやかな気候の中、近在の方が多いことにも驚きました。散歩途中でお立ち寄りくださった方もいらっしゃいました。皆様、御守りを求め、おみくじを引き一年の無事息災を祈りました(写真).

毎日、何座もお護摩を焚けばさすがに疲れますが、元気に仕事が出来ることはありがたいと思っています。お弟子さんたちも祈祷独特のの読経にも慣れ、大きな声が出るようになりました。先が楽しみです。今年もよろしくお願いいたします。
正月準備
令和2年12月27日
今日は年内最後の日曜日となり、六人の方が集まって、正月準備の掃除やお守りの整理をしました。私はもっぱらお護摩札の浄書に専念し、六人の方ははそれぞれの部でご奉仕の作務をしてくださいました(写真)。
来年の初詣はコロナ禍の影響で、郵便やネット申し込みが多いようです。あさか大師はまだまだ混雑は避けられますので、ぜひ初詣にお越しいただきたいと思います。コロナ対策の消毒も、複数噴霧等を含めてかなり強化しました。
毎年お会いしている方々のお顔を見られないのは、さびしいかぎりです。皆様のお詣りをお待ちいたします。


なお、あさか大師ホームページのトップ画面を変更し、ファイルも一部削除しました。当山の桜をバックにした明るい配色です。いかがでしょうか。
先立ちの大掃除
令和2年11月16日
今年も残すところ、1ヶ月10日余りとなりました。昨日は午前11時半に金運護摩(写真)を、午後1時より回向法要を挙行しましたた。コロナ禍にあっても、皆さんがお時間を取ってご参拝くださいました。

また法要終了後は、年末に先立って大掃除をしました。お護摩を焚く本堂の悩みは何といってもススで汚れることです。お護摩は毎日修していますので、これはやむを得ません。お大師さまのまわり、本堂の柱や壁、回向殿の中(写真)も、僧侶の方々によってきれいにしていただきました。

いつも思うのですが、職場の基本は挨拶をすることと掃除をすることです。これがなされていないと、清らかな〈気〉が充満しません。浄らかでなければ開運のパワーも充満しません。いくら商売繁昌を願っても、叶いません。反対のことを考えればスグにわかります。互いに悪口を言ったり、ゴミが散乱している職場には、決して開運のパワーが充満しないからです。
お寺は毎日、同じことをくり返しますが、その基本は挨拶(勤行や修法)と掃除です。この繰り返しが、大きなパワーを呼ぶのです。大事な祈願が入ったからといって、急に頑張ってみても、それでは充分なパワーが躍動しません。私もこのことを自戒し、お弟子さんたちにもお話しています。
月始めの総回向法要
令和2年11月9日
昨日と一昨日は、月初めの総回向法要を挙行しました。そして法要の後、来年の暦のお話をしました。皆さん、ご自分の運勢や厄よけ・災難よけのことが気になりますので、真剣でした(写真)

お寺は檀家さんに、本山発行の暦を配っています。しかし、ご住職は意外に暦の勉強をしていません。特に若いご住職は苦手な傾向があります。むしろ、ご年配の檀家さんの方がよく知っています。だから表鬼門や裏鬼門、五黄殺や暗剣殺などと言われても、何のことだかわからないことが多いのです。
私はこのことを痛感し、僧侶の方にはよく暦のお話をしています。特に九星気学は重要なので、新たな著作にも取りかかりました。基本的な知識だけでも、ぜひ学んでいただきたいと考えています。
あさか大師にお参りする方は、私から何度も暦のお話を聞いていらっしゃいますので、よく勉強しています。「素人占い師」ぐらいにはなれるかも知れません。子供さんたちも増えて来ましたので、私はこの先々を楽しみにしています。
第三日曜日の行事
令和2年10月19日
今日は十月の第三日曜日で、午前十一時半より金運護摩、午後一時より回向法要、その後に得度式を修しました。
金運護摩は皆様がお金に恵まれるよう、〈金運増大〉の如意宝珠護摩を奉修します。私がどうして人の欲望をあおるような行事をしているのかと申しますと、一つは現代はお金という必要条件と幸福という十分条件を別々に考えることが、きわめてむずかしいからです。つまり、衣食が足りなければ、礼節を知ることなど特にできがたい時代に生きているからです。
もう一つは、人がお金を得たいという最も普遍的な欲望に対し、私の考えを少しでも知ってほしいからです。人はお金が欲しいと言っては、お金を追いかけながら生きています。しかし、それではお金を満足に手に入れることは絶対にできません。なぜなら、お金は必ず後ろからついて来るからです。つまり、世の中が望むこと、世の中の人が望むことを与えることにより、その結果として与えられるからです。お金は求めて得られるものではないからです。
ましてや、人が損をすれば自分が儲かるなどと考えている人が、お金を得ることなどできるはずがありません。たとえ一時的に得ることができても、いずれは必ず失うことになります。私は経済や経営に明るいわけではありませんが、この考えに間違いはないという自信だけは持っています。そして、このようなお話を聞いて、今日の金運護摩にも多くの方々が集まってくださいました(写真)。

得度式は一人の新発意(新たに得度を決意した方)でしたが、先輩僧侶が見守る中、無事に受戒の儀を済ませました。今の決意を忘れずに、精進を重ねていってほしいと願っています(写真)。

月始めの総回向
令和2年10月4日
昨日と今日は月初めの総回向で、光明真言の法要を修しました。コロナ禍の中、ちょっとさびしい集まりでしたが、皆様が意を決してお越しくださいました。また、僧侶の方は行法の伝授やお護摩の勉強にお集りいただきました(写真)

毎日、光明真言法(土砂加持法)を修し、月に二度ほど行事を挙行していますが、いのちの根がご先祖にあることをいつもお話しています。また皆様、読経にとても熱心です。『般若心経』の意味を質問される方もいらっしゃいますが、私は「このお経全体が真言なのです」とお答えしています。つまり、意味を論じるよりも、読経そのものに大きなパワーがあるということです。あさか大師では太鼓も入りますので、さらにパワーが増します。
真言はまた〈振言〉でもあります。振動であり、波動であり、エネルギーなのです。お大師さまも『般若心経秘鍵』で、そのようにおっしゃっておられます。読経をすると体温が上昇し、代謝を向上し、ストレスを解消させます。体のためにも、心のためにも、魂のためにもなります。功徳を生み、自分のためにも、ご先祖のためにも、社会のためにもなるのです。こんなにいいことは、世の中にそうそうありません。
だから、お母さんのお腹にいる時から読経を聞いて産まれたお子さんは、素直に育ちます。小さい時からお寺で読経を聞いた子供さんが、非行に走ることはありません。大人が読経をすれば、老いても大きなやすらぎとなります。老いて読経をすれば、あの世(!)へ往っても役立ちます。もちろん写経も同じで、まったく、いいことづくしです。そして、それを教えてくれるお寺ほどいいところはありません。そう思いませんか、皆様。
秋分の日
令和2年9月22日
今日は秋分の日で、恒例の秋彼岸会を挙行しました。
まず、午前11時半より、毎日のお護摩を修し、午後1時より秋彼岸会の法要となりました。コロナ禍の中、少しさびしい集まりのように思われましたが、それでも久しぶりにお見えになった方もおり、いっしょに読経をしました。僧侶の皆様も声明(お経や真言の節)に慣れ、すばらしい法楽を披露してくださいました(写真)。法要後はみんなでオハギをいただき、楽しいひと時を過ごしました。

また、法要の後は水子供養会となり、食事も菓子も飲み物も供えて、あの世の〝子供たち〟を励ましました。水子さんたちは大人のように人生の喜怒哀楽や感情の曲折が少ないためか、素直に供養を受けてくれます。新たな生縁を授かり、私たちの未来を担っていただけることを願っています。

さらにその後は私が先達となり、11名にて滝修行に向いました。初めての方が多かったので、まず作法の説明をしました。そして本尊のお不動さまをお迎えし、結界し、気合を入れて滝の中に身を投じました。このような荒行を続けると、迫力のある声になることはよくわかっています。瞑想のような静かな修行もよいのですが、時には荒行を実践すると声がよく響き、呪力が高まります(写真)。

また、このような荒行によって隠れた意識を共有し、強い団結力が生まれることも確かです。つまり強烈な異次元体験によって、不思議な友情や思いやりが生まれるということです。決して肉体を傷めることを目的とする〝苦行〟ではありません。心が澄んで晴れやかな気持ちになります。参加者の皆様は、また行きたいと思っていることでしょう。
炎天下の布施行②
令和2年9月11日
昨日から僧侶志願ということで、札幌から男性の方がお越しになりました。面会しましたところ、大変に決意が固いので、受け入れようと思っています。札幌から月に一度通って来るとの言葉に、私の方が頭が下がりました。
また、十八道加行(最初の行法修行)を二人のお弟子さんが結願(行法の成満)しました。仕事を持ちながら自宅で励み、今日の結願を迎えました。自宅に帰れば疲れてもおりましょうに、大変なご精進です。
また以前に書きました土木工事にも、三名の方がご奉仕くださいました。炎天下でなかなか進みませんが、ブロック工事も最終段階に入りました(写真)。片づけをして土を入れれば、立派な花壇になります。

いつも思うのですが、修行らしいことも大切ですが、このような布施行こそお大師さまはお喜びになるはずです。法衣を脱いでの作務(寺での作業)も大事な修行だからです。私もこの恩に報いねばなりません。とてもありがたいことです。
また、お弟子さんたちが滝修行を熱望しています。最初は私が先達を勤めることで、計画を進めています。私はお弟子さんたちを励ましますが、私もまたお弟子さんたちに励まされています。「持ちつ持たれつ」ということです。
月始めの総回向
令和2年9月6日
昨日と今日、月始めの総回向・光明真言土砂加持法要を挙行しました。昨日は炎天下でありましたが、ご参詣の皆様も多く、元気に読経をしました。回向殿が少し手狭に感じるほどです(写真)。今日は台風10号の影響なのか、少ない参詣でしたが昨日と同じ法要をして、両日とも「疫病退散写経」の御礼を兼ねての法話もしました。

また総回向終了後は、四度加行(真言密教入門の行法修行)に励んでいるお弟子さん9名に不動護摩の伝授をしました。先日お伝えしたご寄進護摩壇を用いての、二度目の伝授です。お弟子さんたちはとても熱心で、私も力が入りました。いずれ成満して、立派な真言宗教師となることを楽しみにしています。
なお、沖縄・九州の皆様には台風10号による災害からご加護をいただき、付近の避難所にあってもご無事に過ごされますことを念じてやみません。遠方よりご祈願をいたします。合掌

