8月の伝道法語
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令和6年8月9日
八月の伝道法語です(写真)。たくさんの皆様が、「毎月の短い法語が楽しみです」とおっしゃってくださり、ありがたいことです。この伝道法語は毛筆で揮毫して境内にも掲示していますが、写真を撮るとガラスが光るので、活字で公開いたします。
「正直ものはバカを見る」といいますが、本当でしょうか。言い慣らされて正しいようにも思えますが、でも、どこかしっくりしません。それは反対のことを考えればわかります。つまり、「ウソつきはバカを見る」からです。
ウソをつけば、うまく立ち回っても、どこかでバレます。必ず信頼を失います。信頼を失えばうまくいきません。失敗を招きます。そして、結局は損をしてバカを見るのです。
正直ものは遠回りはしても、最後には必ず報われます。前向きによいことを想い、よいことを行いましょう。ポジティブに生きていれば、必ずよい人に恵まれます。よい人に恵まれれば、天が味方をして運に恵まれます。
類は友を呼ぶのです。正直に生きれば正直な人に出会い、ウソをつけばウソをつく人に出会うのです。ほんとうですよ。