8月の強運ランキング
令和6年8月6日
8月7日~9月6日までが、暦法での8月です。壬申・八白土星中宮の月で、西南が五黄殺、東北が暗剣殺・月破となり、この方位には注意を要します(写真・地図とは逆に北が下になります)。
〈壬〉は〈任〉で「になう」意味を、〈申〉は〈伸〉で「のびる」の意味を、そして八白土星は〈山〉を意味し、「動かざること山のごとし」で「止まる」意味です。つまり、成長をになう意味と止まる意味が交差し、変動の多い月となりましょう。
8月の強運ランキングは一位が七赤金星、二位が九紫火星、三位が六白金星です。
七赤の人は現前の問題を解決するチャンスとなります。持ち前の社交性を生かして信頼を維持し、新たな人脈を拡げましょう。決断力が欠けると好機を逸します。すばやい行動力が大切です。
九紫の人はこれまでの努力が実り、成果を得ることができます。それだけに、目上や上司との円満な交流がカギとなりましょう。知性と品格を発揮して、誠意を示すことが大切です。
六白の人は新しいスタート台に立ちました。過去にこだわらず、フレッシュな感覚でじっくりと進みましょう。功をあせってはなりません。多くの人の協力を求めることです。
そのほかの人は、あさか大師ホームページの「今月の運勢」をご覧ください。暦は上手に使ってこそ役立ちます。暦に使われるのではなく、上手に使うことが大切です。また衰運の時こそ、開運へのチャンスと心がけましょう。しっかり準備をして、根回しをすることがその秘訣です。
6月の強運ランキング
令和6年6月2日
6月5日~7月5日までが、暦法での6月です。庚午・一白中宮の月で、南が五黄殺、北が暗剣殺・月破となり、注意が必要です(写真・地図とは逆に下が北になります)。
6月は梅雨に入り、雨や湿気が多くて暮らしにくい時節です。気象予報に耳を傾け、体調管理には充分に配慮しましょう。干支の〈庚〉は変化を、〈午〉は突破を意味し、また一白水星は思索や柔軟性に富んだ象意を示します。
6月の強運ランキングは一位が九紫火星、二位が二黒土星、三位が三碧木星です。
九紫の人は幸運に恵まれ、実力を発揮するチャンスとなります。のんびりと構えるのではなく、何事も積極的に出ることを心がけましょう。また、特に遠方からの情報には幸運があります。
二黒の人はこれまでの努力が報われて、成果を得ます。労を惜しまず、さらに前進しましょう。また、特に目上や上司の引き立てが好機を生むことも心得ることです。
三碧の人は交友が広がり、仕事も趣味も多忙になります。金運にも恵まれる月ですので、信仰への精進にも力を注ぎましょう。ただし、散財には注意が必要です。
そのほかの人はホームページの「今月の運勢」をご覧ください。
5月の強運ランキング
令和6年5月1日
5月5日~6月4日までが、暦法での5月です。己巳・二黒土星の月で、東北が五黄殺、西南が暗剣殺、北西が月破となります(写真・地図とは逆に下が北となります)。
鯉のぼりの〈端午の節句〉を迎えます。鯉のぼりは黄河の竜門まで登った鯉が龍になったという、中国の故事に由来して作成されました。男の子は〈登竜門〉を目ざして、志を立ててほしいものです。〈己〉は統制を、〈巳〉は胎動を、二黒土星は大地と育成の象意です。大きな変動より、大局的には新たな一歩への根回しの月といえましょう。
5月の強運ランキングは、一位が九紫火星、二位が一白水星、三位が四緑木星です。
九紫の人は再出発へのスタート台に立ち、運気が飛躍します。よく感情を制御し、短気を慎み、慎重に構えて、冷静に判断しましょう。誠実に進めば、大いに成果を得ることができます。
一白の人は運期好調で、安定したパワーが持続できます。謙虚な気持ちを大切にして、人を立てましょう。そして、ねばり強く努力を続けましょう。海路の日和は間近にあります。
四緑の人は仕事にも趣味にも、楽しみや喜びごとが増えます。ただし、浮かれ気分と散財には注意しましょう。羽目を外してはなりません。
そのほかの人は、ホームページの「今月の運勢」をご覧ください。間もなく公開されます。
いつものお話ですが、運勢の良し悪しと、人生の幸不幸は別のものです。成功が必ずしも幸福とはいえませんし、失敗が必ずしも不幸であるとはいえません。どのような時でも、人生はとらえ方で、いつでも幸せになれるのです。それをふまえて、暦を活用してください。
北枕のおすすめ
令和6年4月18日
お釈迦様の涅槃像(最後のお姿)を見ると、北枕で西向きに寝て、たくさんの弟子僧がその死を悼んでいます(写真は法隆寺五重塔内)。
このお姿を九星気学で解釈すると、北の一白水星は寒冷を意味し、南の九紫火星は熱帯を意味します。つまり、〈頭寒足熱〉の教えにかなっているといえましょう。頭を冷やして足を温めるのが自然の摂理であり、健康の基本なのです。
「あらゆる病気は冷えが原因」「体を温めると病気は治る」などといわれますが、特に足の冷えは万病の元です。温泉で足湯につかるだけでも健康になるではありませんか。
死者を北枕にするのも、このお釈迦様の涅槃像がその由来といえましょう。「北枕は縁起が悪い」などという方がいますが、とんでもない誤解です。皆様もぜひ北枕で頭を冷やし、足を暖かくしてお休みください。特に眠れないという方にはおすすめです。
ついでながら、西向きは七赤金星の喜悦を意味し、喜びと楽しみの〈西方浄土〉に向かうことになりましょう。今夜から、ぜひお試しを。
2月の強運ランキング
令和6年2月1日
2月4日~3月4日までが暦法での2月です。丙寅・五黄土星の月で、西南が月破(凶方)となります。五黄が中宮にあるので、暗剣殺はありません(写真)。
2月3日の節分は艮の邪鬼(牛のツノと虎のフンドシをした鬼)を祓う〈豆まき〉をしたり、恵方(今年は東北東)に向かって〈恵方巻き〉を食べ、無事息災を祈ります。そして、2月4日の立春から2月に入ります。また〈丙〉は誕生の兆し、〈寅〉は草木が地上に現れる(演る)が本来の意味であり、五黄はすべての根源を意味します。社会は新しい展開を迎えましょう。
2月の強運ランキングは一位が四緑木星、二位が六白金星、三位が九紫火星です。
四緑の人は調和と信用の座にあって、福運の月となります。特に実力が認められ、信用や人気が高まります。願いごとを成就させる好機といえましょう。また、難題やトラブルを解決するチャンスにもなるはずです。
六白の人は成果の月、つまり実りを得やすい月となります。運気にはずみを効かせて、飛躍を遂げましょう。特に目上や上司の引き立てにカギがあります。新しい分野への開拓にも期待がもてるはずです。
九紫の人はアイデアと知恵に恵まれます。才能を発揮する好機として、努力を惜しまずに進みましょう。ただ、家族や仲間との衝突には注意が必要です。和合第一と心得て、口論を慎むことです。
このほかの人はホームページの「今月の運勢」をご覧ください。暦をうまく使って、「よい時はよいなりによく、悪い時は悪いなりによく」する工夫が仏教の理と知りましょう。
1月の強運ランキング
令和6年1月4日
1月3日~2月3日までが、暦法での1月です。乙丑・六白金星の月で、東南(五黄殺)・西北(暗剣殺)・西南(月破)が凶方となり、注意が必要です(写真)。〈乙〉は草木の芽生えを、〈丑〉は〈紐〉の源字から結ぶという意味を示します。そして六白金星は〈天〉の象意で、高貴・健全・闘争などを意味します。したがって、今月は芽生えや成長への楽しみと、その葛藤が混合する月になります。
1月の強運ランキングは一位が四緑木星、二位が五黄土星、三位が八白土星です。
四緑の方は開運のスタート台に立ち、新しいことを始める好機となります。弁舌の才能を生かし、誠意をもって前進しましょう。情報や人脈を大いに生かし、増上慢を捨てて協力者との和合を心がけることが大切です。
五黄の方は運気好調で、対人関係も活発になります。その勢いから、信用や人気も高まることでしょう。他人の意見を上手に取り入れることが大切です。意外にも、思いがけない仕事やよい話が舞い込んでくるかも知れません。
八白の方は仕事にも趣味にも恵まれ、楽しみの多い月となります。人との交流も高まり、つき合いの多い月となります。ただし、浮かれ気分を慎み、羽を伸ばし過ぎぬよう自戒しましょう。また、娯楽に走っての散財にも注意が必要です。
このほかの九星の方はホームページの「今月の運勢」をご覧ください。また、年運での厄年・災難年に該当する方は、あさか大師でご祈願をしましょう。「厄よけのお大師さま」による、力強いご加護がいただけます。節分まで毎日、午前9時より午後4時まで受付をしておりますので、ぜひお越しください。
令和6年はこんな年です
令和5年12月28日
あさか大師で新春護摩の申し込みをなさった皆様には、『開運暦』を差し上げています(写真)。すると、「今年はどんな年になりますか」といったご質問をいただくことがあります。もちろん、詳しいお話はできませんが、簡単な傾向だけは説明しています。
令和6年は「甲辰三碧木星」の年です。天の気が〈甲〉で〈冑〉が本来の意味。種子が厚い皮をかぶった状態です。地の気が〈辰〉で〈振う〉が本来の意味。万物が動き始める状態です。そして人の気が〈三碧木星〉で、震雷や開発の意味。元気に活動する状態です。
まず自然災害ですが、三碧の年は何といっても心配なのが地震です。過去のデータを見ても江戸大地震・安政大地震等、多くの記録が残されています。また風を呼ぶ象意から、台風の心配も生じます。台風と地震には、日ごろからの備えが大切でしょう。
政治経済は変動時期に当たります。止まっていたものが動き出し、安定していたものが急変するという象意があります。現状維持と改善改革のかじ取りが求められましょう。ただ、掛け声のわりには実績が伴ないません。政界と経済界の手腕が問われます。
次に三碧の年は青年が活躍します。また、若々しいブルー系の色が流行します。そして社会全体が騒がしく、先端技術や電機産業が伸びる傾向にあります。それぞれの立場から視野に入れ、備えを心がけてください。まずは、こんなことを念頭に入れていただきたいと思います。
「災難除」とは何でしょう
令和5年12月12日
厄年と並んで「災難除を必要とする年」も大切です。令和6年では、八白(衰運に入る)・六白(表鬼門に入る)・三碧(八方ふさがり)・九紫(裏鬼門に入る)の人がそれに該当します(写真)。つまり、この中のある特定の年齢を「厄年」ということなのです。
簡単に説明をしましょう。
八白の人は北の坎宮に入り、「衰運に入る」と見ます。つまり、運気が最も衰える年です。前回もお話をしましたが、この中で数え年の女性33才と男性42才の方が大厄です。この年に病気をしたり、災難にあうと、意外に長引きますので注意しましょう。
六白の人は東北の艮宮に入り、「表鬼門に入る」と見ます。変化変動の多い年で、ささいなことでも慎重に行動しなければなりません。うまく進んでいたことが、急な異変を招きやすい年なので、注意しましょう。
三碧の人は中宮に入り、「八方ふさがり」と見ます。つまり、じっくりと腰をすえて構え、小休止の年と心がけましょう。この年にあまり動くと、うまくいきません。動きがとれないというより、皇帝の座(中宮)にいるのですから、ウロウロしてはいけないということです。
九紫の人は西南の坤宮に入り、「裏鬼門に入る」と見ます。前年の「衰運に入る」に続いて運気が渋滞し、あせりを覚えます。つまり、忍耐の年と心がけましょう。次の年に向けて、十分な準備をすることが大切です。
ついでですが、この〈災難除〉を〈方位除〉という寺院や神社があります。しかし私は、方位除は悪い方角への災いを祓うのですから〈方災除〉というべきだと考えてます。新年には厄除・災難除をするのが昔からの風習です。多くの方々が関心を持つのは、それなりの根拠があるからです。皆様、節分までに、あさか大師のお護摩にお参りください。
正しい厄年を知りましょう
令和5年12月7日
あさか大師では令和6年の厄年早見表を発表し、皆様のご祈願を受け付けております(写真)。この早見表を見て、ぜひ正しい厄年を学んでいただきたいと思います。
注意していただきたいことは、必ず数え年で見るということ。つまり、生まれた年を1才として数えるということです。なぜなら、私たちはお母さんの胎内で約280日(40週)を過ごしますから、生まれた年を1才としなければ厄年のルールに合いません。
現在はこのことが曖昧で、満年齢でご祈願をする寺院や神社が多いのは大変に残念です。それは暦や九星気学を学べば明白なことで、満年齢で見ると盛運の年を厄年にしてしまうことにもなりかねません。
たとえば、女性33才と男性42才の大厄の年は、九星気学で必ず北の坎宮(最も衰運する年)に入ります。つまり、生まれた年の中宮から33年目と42年目はこの坎宮に入るということです。このルールを知っていれば、厄年は必ず数え年で見なければならない理由がわかるはずです。このブログをご覧になった皆様は、どうか数え年に親しんでいただきたいと思います。なお厄年ではなくとも、運期が衰える災難年については、次回お話をいたします。
厄除のお護摩は元旦から節分(2月3日)まで午前9時~午後4時の間、30分おきに奉修します。ぜひ、「厄除のお大師さま」にお参りください。
12月の強運ランキング
令和5年12月1日
12月7日~来年1月5日までが、正確な12月です。
甲子・七赤金星の月で、東(五黄殺)・西(暗剣殺)・南(月破)が凶方となり、注意を要します(写真)。12月を〈師走〉といいますが、お寺の師僧が年末の法事や新年の準備で走り回っている様子がその語源です。〈甲〉は〈伸びる〉に通じ、陽気の発動が始まる時です。また〈子〉は〈孳〉が源字で、新しい生命が芽生える様相を示します。そして七赤金星は〈兌〉、すなわち〈悦び〉の象意です。来年に向けての計画を立て、意欲を芽生えさせ、かつ年末の忘年会も楽しめる喜悦の月としましょう。
12月の強運ランキングは一位が六白金星、二位が八白土星、三位が五黄土性です。
六白の方は11月に続いて運期好調となります。聡明で明るい品格を生かし、周囲を活性化しましょう。ハメを外さず、持ち前の信用とリーダーシップを発揮していただきたいものです。意外なところに問題解決のヒントが隠れていますので、しっかりとアンテナを張って注意深く観察しましょう。
八白土星の方は、この年末に至って努力が実ります。目先の利益にとらわれず、相手の求めに誠実に対応することで、大きな収穫がありましょう。また今月は特に、目上運でもあります。上司への気配りを怠らず、望んでいるものに答えれば、思ってもみない成果が得られるはずです。
五黄土星の方は、新しいスタート台に立ちました。この一年を反省し、謙虚に進めば、曇り空にも光がさしましょう。大将の器をもって行動し、謙虚な姿勢で精進すれば、あなたの力量は必ず認められるのです。わずらわしい問題にも真剣に立ち向かい、一歩先を考えて進みましょう。
上記以外の方は、ホームページの「今月の運勢」をご覧ください。また、来年の〈厄年一覧表〉も発表しました。一喜一憂するだけではなく、厄年こそ〈役年〉と心得えて、身辺整理に努めましょう。そして、準備に努めましょう。開運への根回しこそ、本当の〝開運〟を呼ぶのです。