山路天酬法話ブログ

先祖供養の心得

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先祖供養

令和5年6月20日

 

6月5日~8日までに書いた「運命改善への先祖供養」は大変に反響がありました。「墓じまい」や「檀家だんか離れ」が話題となる中、いかに多くの方々が先祖供養に関心をお持ちなのかがわかります。また、それにお答えするのが、檀家を持たないあさか大師のお役目であるとも思っています。

一昨日の午前11時半より〈金運宝珠護摩きんうんほうじゅごま〉を奉修しましたが、午後1時より先祖供養の法要がありました(写真)。このように導師(私)と僧侶の方々、そしてご信徒の方々が一体となって読経をします。私は真言密教の行法に従って、仏さまをお迎えします。そして、僧侶の方々が懸命に読経します。しかし、ご信徒の方々も黙って聞いているわけではありません。いっしょに大きな声で読経をします。老いも若きも、子供たちも読経します。独特のリズムが堂内に遍満します。その一体感が大切であることは、何度もお話をしました。

では、あさか大師の先祖供養について、もう一度その心得をまとめてお伝えしましょう。

①導師や僧侶の方々とご信徒の祈りを融合させ、強大なパワーを生み出すこと。

よく「供養料を払いますから拝んでおいてください」とおっしゃる方がいますが、それでは片手落ちです。祈りを融合させなければ、強大なパワーは生まれません。

②お盆やお彼岸、命日の日だけに回向をするのではなく、毎日これを継続させること。

あさか大師の先祖供養は、人生を変える運命改善を目ざします。継続させなければ、それだけのパワーにはなりません。

③先祖供養は必ず、父母の両家(既婚者は夫婦それぞれの両家を合わせて四家)を供養すること。

人は父母の両家の血系と霊系のルーツを引き継ぎます。特に母方をおろそかにしてはなりません。夫婦なら合わせて四家が子供さんに引き継がれます。当然のことです。

この三つの心得をもって、私は毎日、先祖供養を奉修しています。それは、あさか大師の堂内に入ればわかります。僧侶の方が火葬場で悪気を帯びた時、ご信徒の方が体調をくずした時でも、一歩堂内に入れば、ほとんどが好転します。それはもちろん、毎日のお護摩のパワーが融合していることはお話をするまでもありません。

先祖供養は一ケ月2千円をお納めいただいています。関心をお持ちの方は、ぜひホームページの「お問い合せ」からご連絡ください。

金運宝珠護摩の功徳

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真言密教

令和5年6月18日

 

あさか大師では本日、午前11時半より真言密教の秘法である〈金運宝珠護摩〉が奉修されました。ブログを読んでくださる方にも、この日を持ち望んでいる方が多く、初めての方も含めて大勢が集いました(写真)。

この金運宝珠護摩は〈如意宝珠にょいほうしゅ〉を本尊とする独特のものです。如意宝珠は多くの仏さまや神さまが持つ、縁起のよいお宝として知られています。しかし、このお護摩にお参りしたからといって、一万円札がパラパラと降ってくるわけではありません。なぜなら、お金が入るということは、それに値する何かを世の中に与えた結果であるからです。与えなければ、お金は入りません。まさに、「与えよ、さらば与えられん」です。

しかし、その何かを与えるためには、能力や努力はもちろんのこと、さらには〈うん〉が必要です。その運の力を強めるには、能力や努力に加えた〈徳〉がなくてはなりません。その徳の集まりが如意宝珠なのです。万徳円満の如意宝珠に祈ると、自分も徳を積めるようになります。仏教ではこれを〈功徳くどく〉といいます。先祖には感謝し、社会には奉仕し、人には喜ばれて功徳を積むことができます。

お金はこの功徳を追いかけて、後ろからついて来るのです。世の中を見てください。人がそんをすれば自分がもうかると、利益ばかり追いかけている方は、絶対にお金持ちにはなれません。逆にどうしたら人が喜んでくれるかと、人の利益ばかり考えている方は、いつの間にかお金持ちになります。お金は追いかけるものではなく、後ろから追いかけて来るものだからです。

皆様も功徳をいっぱいに浴びる金運宝珠護摩にお参りください。どなたでも参加することができます。きっと、不思議なことがおこりますよ。

続・祈願を込める護摩木

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未分類

令和5年6月16日

 

護摩木ごまぎ〉について、さらにお話をいたしましょう。それは、護摩木はできるだけ具体的に書いてほしいということです。つまり、護摩札には〈厄除〉や〈家内安全〉などと願目を入れますが、護摩木の場合はさらに詳しく、細かくかいたほうがよいという意味なのです。

たとえば病気平癒の祈願なら、「〇〇病平癒」「〇〇手術成功」「〇〇病薬力相応」などとなりますし、受験合格なら「〇〇大学受験合格」「〇〇受験学力向上」と、商売繁昌なら「(株)〇〇資金順調」「〇〇契約成就」などとする方がよいのです。私は50年近く祈願に関わって来ましたが、これは経験上からはっきりと断言できることです。

また護摩木のお申し込みも、できれば本人自身かご家族の方がよいことはいうまでもありません。あさか大師では護摩木の依頼が郵便やFAXで全国から送られて来ますが、このこともよくお話をしています。なぜなら、お申し込みをする時の〝想い〟が大切だからです。護摩木に伝わる想いが本人の分身、すなわち媒体ばいたいとなるからです。これはきわめて大切なことです。

私は祈願を依頼されても本人が来られない場合は、「写真をご持参ください」とお願いしています。これは写真を通じて本人との接触を深め、媒体とするためです。写真を霊符れいふ(お札)に封じると、本人との距離がちぢまり、祈願が通りやすくなることは申すまでもありません。護摩木もまた、同じことなのです。

護摩木について関心がありましたら、ホームページの「お問い合せ」からご連絡ください。さらに詳しくお聞きになりたい方には、こちらからお電話いたします。

祈願を込める護摩木

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祈願

令和5年6月14日

 

先日のブログで、私は「運命改善への先祖供養」を書きました。そして、運命を変えるには先祖供養を毎日続けることと、お導師とご信徒が一体となって実修することの大切さを書きました。このことは祈願においても同じです。あさか大師では毎日、厄除弘法大師(お大師さま)の前で私がお護摩ごまを実修しています(下写真)。この積み重ねが大切なところです。どんな荒行をしても、大勢の僧侶が結集しても、毎日の積み重ねには及びません。なぜなら、法力が持続するからです。

また、あさか大師では毎日のお護摩にご信徒の〈護摩木ごまぎ〉が寄せられます(下写真)。護摩木にはご信徒の願目(お願いごと)とお名前(会社名)が書かれ、お護摩の炎に投じられます。これによって一体感、つまりお導師とご信徒の融合が生まれます。これを〈三力さんりき〉といい、お大師さまの力、お導師の力、ご信徒の力が一体となり、祈願が成就するのです。

護摩木は〈護摩ごま〉とも呼ばれますが、長さ25センチほどのお札です。あさか大師にお参りする方は、皆様がまずはこの護摩木を書きます。それが私の脇机わきづくえ(護摩壇の横にある机)に集められ、一本ずつ炎に投じられるのです。また、10日間とか、1ケ月間とか、連日で申し込みをなさる方もいらっしゃいます。これを〈願いおき護摩木〉といい、その日ごとにお護摩の炎に投じられます。

私はこれを休むことなく、毎日続けています。まれに葬儀や出張(おはらい)が入った場合は、前夜か早朝に実修しています。これによって少しでも皆様のお役に立てるならば、これほどうれしいことはありません。人は何かを手に入れるために生きていますが、私に必要なものはお大師さまがお与えくださるので、私があれが欲しい、これが欲しいと望む必要がないのです。私ももちろん自分のために生きてはいますが、皆様のためにお役に立てるならば、これが人生の幸福なのだと思うようになりました。そして、僧侶になって、またあさか大師を開創してほんとうによかったとも思っています。

ちなみに、護摩木は一本200円で、何本でもお申込みできます。遠方の方は、これもホームページの「お問い合せ」からお申込みください。ご相談でもけっこうです。ご縁がありますよう。

大師浄塩のパワー

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祈祷

令和5年6月11日

 

最近、あさか大師で人気を集めているのが〈大師浄塩だいしじょうえん〉です(下写真)。海水の天然塩をお護摩で入魂したものですが、私が毎日続けて修しているためか、不思議な霊験が続出しています。

特によく眠れない方、悪夢を見る方、妙な物音が聞こえる方、霊的な姿を見る方、その家(部屋)に移ってから体の調子が悪い方などに効力があります。使い方は簡単で、大師浄塩を小皿にもって部屋の片隅(気になる場所)や枕元に置くだけです(下写真)。たちまち部屋の空気が変わりますので、ご確認ください。もちろん、玄間やトイレ等に盛り塩をしても、お料理に使っても何ら問題はありません。

ちなみに、現代は減塩運動が盛んですが、天然塩は数百種類のミネラルを含んでおり、健康維持のためには必要なものです。つまり、科学的合成の〝食塩〟に問題があるということです。それは減塩運動が推進されながら、いっこうに高血圧が減らないことでもご理解いただけましょう。特に体温の低い方は、適度な天然塩が必要なことはいうまでもありません。

また、天然塩は水や火と同様に、パワーを込めやすい点にも特徴があります。この大師浄塩はお大師さま(厄除弘法大師)の尊前にお供えし、私がお護摩の炎によって強烈なパワーを込めたものです。大量生産はできません。数にも限りがありますが、特にこのブログを読んでくださっている皆様には、1袋500円でお分けいたします。

近在の方は午前11時半のお護摩にお越しください(要予約)。遠方の方はレターパックでお送りいたします(2袋1組で要送料。郵便振込み用紙を同封いたします)。いずれもホームページの「お問い合わせ」からお申し込みください。返信・発送が遅れる場合がありますので、ご了承ください。皆様のお役に立ちますことを願ってやみません。

6月の強運ランキング

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九星気学

令和5年6月9日

 

月初めの台風情報に気を取られ、「6月の強運ランキング」を書き忘れていました。遅くなりましたが、発表します。

6月は正確には、6月6日~7月6日までの1ケ月です。戊午つちのえうま四緑しろく中宮の月で、西北(五黄殺ごおうさつ)・東南(暗剣殺あんけんさつ)・北(月破げっぱ)が凶方です(写真)。〈つちのえ〉は本来は〈茂〉の意味で自然界の成長を表示し、〈うま〉は太陽の意味で陽気を表示し、〈四緑しろく〉は風の意味で、情報の勢いを表示します。情報に流されず、その管理を整える必要があります。ご自分の運勢はホームページ「今月の運勢」をご覧ください。

6月の強運ランキングは、一位が五黄ごおう土星、二位が三碧さんぺき木星、三位が六白ろっぱく金星です。

五黄の人は追い風に乗って、自分の本領を発揮しましょう。目先の利益にとらわれず、広い視野で身辺を見ることが大切です。持ち前のリーダーシップを生かすためにも、高慢を自戒し、謙虚に歩むことを心がけることです。誠実な人柄が認められれば、大きな成果を得るでしょう。

三碧の人は家庭や職場の和合をはかり、問題解決のチャンスを生かしましょう。口論や失言を自戒し、他人の話に耳を傾けることです。ただし、凶神(暗剣殺)が付くので、何ごとも慎重に行動することが大切です。再確認を忘れず、幸運に向かって勢いよく進みましょう。

六白の人は交流が広まり、新しい縁が開かれましょう。人脈は財産と知ることです。仕事にも趣味にも恵まれ、レジャーやグルメにもよい象意があります。ただ、散財も多いので、金銭管理には十分な注意が必要です。思いつきでの衝動買いは慎みましょう。

ちなみに、一白と九紫の人は準備月となります。計画を検討し、身辺の整理と補充を心がけることが大切です。〈成功〉とは成功するよう準備をした結果なのです。すべては段取りであり、根回しです。開運の時期に入って準備をしても、もはや間に合いません。これが開運と成功の秘訣です。

続続・運命改善への先祖供養

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運命

令和5年6月8日

 

重要なお話を続けましょう。あさか大師の先祖供養は父母の両家(既婚者は夫婦それぞれの両家)をおまつりします。そこで、五輪塔婆ごりんとうばの供養紙を月ごとにお祀りしていただいています(下写真)。右が表面(たい蔵界ぞうかい)で父母の両家(既婚者は四家)と志主名・月度を書き入れ、左が裏面(金剛界こんごうかい)で光明真言が書かれています。

表面を拡大してみましょう(下写真)。〈先祖代々・先亡せんぼう・水子〉と三行に書かれています。

ここが大切なところで、〈先祖代々〉は血のつながった皆様の直系です。つまり直接の血縁です。特に祖父母・祖々父母の生き方が皆様の人生に大きく影響しますので、直系は最も大切なご先祖と心がけましょう。よく「孫はかわいい」といいますが、遺伝的にも霊的にも縁が深いからです。隔世遺伝かくせいいでんは劣性形質ばかり強調されますが、優性形質もまた同じことです。

ところが、血のつながりはなくとも父母の兄弟、つまり叔父・叔母の生き方も霊的には影響します。あさか大師ではこれを〈先亡〉としてご先祖に加えます。つまり、ご先祖の傍系ぼうけいです。叔父・叔母のことを常に想う方、夢を見る方は、その縁が深い方です。よく「有縁無縁うえんむえん」といういい方をしますが、曖昧あいまいな印象は免れません。無縁になっても、縁はあるからです。

そして〈水子〉です。女性の中には、「私には水子はいませんけど」とおっしゃる方がいますが、家系をたどれば必ず水子がいます。ただ、人生の苦悩を味わっていませんから、素直な子供さんが多いことは確かです。しかしこの世に生まれた兄弟を、うらやましくは思っています。忘れてほしくないのです。それが水子供養の肝心かんじんなところです。供養してあげると、成長した姿で夢に現れることがあります。水子供養を軽視する僧侶の方がいますが、現代社会の多くの問題が水子と関連していることを忘れてはなりません。私が『水子供養次第』(青山社)を刊行した理由も、ここにあります。

以上、あさか大師の「運命改善への先祖供養」を、三回に分けてお話しました。得心の行きました方は、ホームページの〈お問い合わせ〉よりご連絡ください。皆様の人生にご縁がありますよう。

続・運命改善への先祖供養

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運命

令和5年6月6日

 

「運命改善への先祖供養」を奉修する回向殿えこうでんをご披露しましょう(下写真)。あさか大師のご本尊は弘法大師(お大師さま)ですが、その隣にこの回向殿があります。私はここで毎日、〈光明真言土砂加持法こうみょうしんごんどしゃかじほう〉という秘法を続けています。

これは真言密教で最も大切な〈光明真言〉によって、一粒一粒のお土砂どしゃ(美しい白色の砂粒)が如意宝珠にょいほうしゅとなり、その功徳がご先祖を救い、施主の人生をも変えるという秘法です。経典には「身をこわし、命が終わって諸々の悪道にせんも、この真言をもって土砂加持をすること百八反して散ずれば、一切の苦悩を脱することができる」と説かれています。

一番奥がご本尊の光明真言曼荼羅こうみょうしんごんまんだら、その左右に両部曼荼羅りょうぶまんだら(金剛界・胎蔵界)がまつられています。その手前に先祖供養をなさる方のお位牌とお塔婆があり、その手前の茶筒のような仏器にお土砂が入っています。またその手前には、光明真言の象徴である五色の五輪塔が安置されています(下写真)。これらは秘法として伝えられるままに、私が理想的な回向殿として思案したものです。

前回のブログによって、数人の方からお問い合わせもいただきました。くり返しますが、大切なことは、

①私(お導師)と皆様(ご信徒)が、いっしょにこれを実修すること。プロの秘法とご信徒の信仰がご本尊と融合し、強大なパワーとなるからです。

②お盆やお彼岸、命日ばかりではなく、毎日これを実修すること。持続させなければ大きな功徳にはならず、運命改善(立命)のパワーにはなりません。

もし私が出張等で留守をする場合は、前日か早朝に実修します。ご祈祷のお護摩も同じです。ちなみに、あさか大師はご祈祷もご回向(先祖供養)も、きわめてお安い費用で済みます。それは、私が残された自分の人生を世間への恩返しとして過ごしたいためで、このことに一切のいつわりはありません。さらにご質問のある方は、ホームページの〈お問い合わせ〉からご送信ください。

運命改善への先祖供養

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運命

令和5年6月5日

 

あさか大師では昨日と一昨日、先祖供養の行事である〈総回向〉を奉修し、私と僧侶の方々、またご信徒の方々が共に読経をしました(下写真)。

この総回向は単なる法要でも、とむらいの行事でもありません。いうなれば、「運命改善のための先祖供養」を主旨としています。皆様は運命改善というと方位や改名、幸運を呼ぶ〇〇といった占いや風水、あるいはプラス思考などによるメンタルサイエンスが浮かぶと思います。私はこれらの分野についてもかなり研究しましたので、それぞれにたたえるべき長所があることは承知しています。また、日ごろのご相談でも、よく活用しています。

しかし、最終的に運命を決めるものは〈徳〉であることを痛感してきました。つまり、どんなに吉方や改名を活用しても、プラス思考を重ねても、徳がなければそれを生かすことができないからです。私はそうした実例をたくさん見て来ましたので、このことは自信をもって主張することができます。拙書『九星気学立命法きゅうせいきがくりつめいほう』(青山社刊)でも力説しました。つまり、最終的に運命を決めるのは徳を生み出す力、仏教が説く「ごう(カルマ)」の力であることを知っていただきたいのです。

では業はどこから来るのかというと、タテには先祖から、ヨコには前世からとお話をしています。その、タテの改善が先祖供養です。そしてヨコの改善がすなわち積徳せきとく(徳を積む生き方)で、合わせて立命りつめい(運命を立て直すこと)といいます。

そこで先祖供養のことですが、運命改善のためには自分のルーツである父方・母方の両家が必要となります。夫婦であるなら双方の父方・母方を加えて四家が子供さんにつながります。私はこれを、一本の樹木にたとえて説明しています(下写真)。つまり、根の養いこそ根本(!)であることを確認してください。

そして、さらに重要なことは、運命改善の先祖供養はお盆やお彼岸、また命日にのみ修するのではなく毎日これを続けることです。そうでなければ徳のパワーが途絶とだえるからです。また,私だけが実修するのではなく、私といっしょに、共に実修することも大切です。よく「供養料を支払いますから拝んでおいてください」などという方がいますが、それでは積徳になりません。いっしょに実修するから功徳が生まれ、積徳となり、立命となるのです。

講釈はこのくらいにして、皆様の中で関心のある方はホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。詳しく説明をいたします。一か月2000円で父母の両家(夫婦なら四家)の先祖供養ができます。ご縁のある方は、私のこのお話が十分に納得できるはずです。運命改善への先祖供養で、人生を変えましょう。

不老長寿の仙菓

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健康

令和5年6月1日

 

私はお菓子はあまり食べない方なのですが、代わりにいただいている〝おやつ〟が二つあります。

その一つがナツメで、中医学(漢方)では「大棗たいそう」という生薬で呼ばれています(下写真右)。胃腸の弱い人には最適ですし、食欲のない時や疲労がたまった時にナツメを食べると元気になります。また血が不足していたり、不眠で悩んだ時などの症状に効能があります。つまり滋養強壮・精神安定の妙薬なのです。さらに、花粉症で悩んでいる人には、これをせんじて飲むよう、そっと(!)教えています。

ナツメは日本ではあまり普及していませんが、中国や韓国ではかなりメジャーな食材です。中国の火鍋(フォーゴー)や韓国の参鶏湯(サムゲタン)などには欠かせません。ホテルの朝食にさえ出されることもあります。ほんのりと甘く、とてもおいしいです。今はネットでも手に入り、無農薬栽培やタネ抜きの商品もあります。

ちなみに、ナツメはあさか大師で毎年二月の第二日曜日に奉修する〈開運星祭り大護摩〉のお供物でもあります(下写真・奥より三列目)。つまり、神々の仙菓せんかとして、これを供えるわけですから、私には特に霊気のこもったありがたい食材といえるのです。中医学では「ナツメを一日三個食べれば老化を防ぐ」とされ、私は毎日これを実行しています。事実、年のわりには若く見られますよ。

さて、二つ目はクルミです(上写真左)。中医学には臓器を強くするには、同じような形をしたものを食べなさいという教えがあるのをご存じでしょうか。そこで、ボケ防止には脳の形をしたクルミがよいといえるのです。首をかしげる人もいるでしょうが、これは本当です。中医学では「胡桃肉ことうにく」と呼ばれ、れっきとした生薬なのです。私はかなり思考回路を働かせるので、ナツメといっしょにポリポリとかじっています。思考回路の悪い人(失礼!)は、ぜひお試しを。

クルミはまた、いま話題のオメガ3系オイルをたくさん含んでいます。魚油に含まれるDHA・EPAと共に、悪玉コレステロールや中性脂肪を下げ、血流を促進します。講釈はともかく、成分など何も知らなかった古代人の智慧には驚かざるを得ません。まさに〈仏智ぶっち〉といえるのです。

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