山路天酬法話ブログ

年頭の総回向

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先祖供養

令和6年1月14日

 

あさか大師では昨日と今日、年頭の総回向(先祖供養)の法要を修しました。正月気分も薄れて大勢の皆様が参拝され、元気に読経し、光明真言をお唱えしました(写真)。

この先祖供養は単なる弔いでも、法事でもありません。皆様、ご自分のルーツである父母両家の先祖と共に、またお導師と共に人生を変える目標をもって取り組んでいます。関心のあります方は、ホームページの「先祖供養」をご覧のうえ、「お問い合せ」からご連絡ください。全国から大勢の皆様がこの先祖供養に共鳴し、共に励んでいます。

なお、元旦から呼びかけております「能登半島大地震」義援金としての「一食布施」が、124452円を集計しました。明日、石川県の被災地委員会に送金いたします。布施(供養)の実践が、すべての修行の根幹であることをご理解いただき、たくさんの方々にご協賛をいただきました。厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

「天地人」で一番大切なもの

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人間

令和6年1月12日

 

私は毎月、あさか大師月報『香林』に「伝道法語」を発表し、同時に境内での「掲示伝道」としています。今後はこのブログでも紹介しましょう。1月は「天の時より地の利です。地の利より人の和です」と発表しました(写真)。

これは『孟子』の「天の時は地の利にしかず、地の利は人の和にしかず」から採用したものです。つまり、いつ始めるかの天の時を得ていても、地の利が悪くてはどうにもならず、地の利を得ていても、人の和が悪くてはどうにもならないというほどの意味です。

たしかに、私たちが失敗をする多くの原因は、パートナーや仲間どおしとの対立にあることはいなめません。歴史をみても、滅亡の真因は(敵の攻撃以上に)自家の分裂にあったと納得されましょう。こうした事実は、私たちにも覚えがあることです。

八部どおり、九部どおりうまくいっていたのに、最後の最後に仲間割れをして失敗することもありましょう。チームワークの大切さは、何よりも重んじねばなりません。

新春護摩の威力

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護摩

令和6年1月8日

 

今年もあさか大師の初詣に、たくさんの皆様がご参拝されました。新春護摩は午前0時から始まり、9時から随時に奉修されました。法螺の音や読経が響く中、力強い浄炎に一同が合掌して諸願成就を祈念しました(写真)。

厄除・災難除のお申込みが特に多かったことは言うまでもありません。いずれも、直接にご自分のことだからです。この世で最も大切なものは、自分自身です。そして、ご自分を大切にせずして、人を大切にすることはできません。「唯我独尊ゆいがどくそん」とは「オレがオレが!」という意味ではなく、自分自身という存在の尊さを教えているのです。

新春護摩は節分(2月3日)まで続きます。ご自分のために、ぜひお護摩の威力に浴していただきたいと思います。そして、その功徳を家族や友人のために役立てていただきたいと思います。

1月の強運ランキング

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九星気学

令和6年1月4日

 

1月3日~2月3日までが、暦法での1月です。乙丑きのとうし・六白金星の月で、東南(五黄殺ごおうさつ)・西北(暗剣殺あんけんさつ)・西南(月破げっぱ)が凶方となり、注意が必要です(写真)。〈乙〉は草木の芽生えを、〈丑〉は〈ひも〉の源字から結ぶという意味を示します。そして六白金星は〈天〉の象意で、高貴・健全・闘争などを意味します。したがって、今月は芽生えや成長への楽しみと、その葛藤が混合する月になります。

 

1月の強運ランキングは一位が四緑木星、二位が五黄土星、三位が八白土星です。

四緑の方は開運のスタート台に立ち、新しいことを始める好機となります。弁舌の才能を生かし、誠意をもって前進しましょう。情報や人脈を大いに生かし、増上ぞうじょうまん慢を捨てて協力者との和合を心がけることが大切です。

五黄の方は運気好調で、対人関係も活発になります。その勢いから、信用や人気も高まることでしょう。他人の意見を上手に取り入れることが大切です。意外にも、思いがけない仕事やよい話が舞い込んでくるかも知れません。

八白の方は仕事にも趣味にも恵まれ、楽しみの多い月となります。人との交流も高まり、つき合いの多い月となります。ただし、浮かれ気分を慎み、羽を伸ばし過ぎぬよう自戒しましょう。また、娯楽に走っての散財にも注意が必要です。

このほかの九星の方はホームページの「今月の運勢」をご覧ください。また、年運での厄年・災難年に該当する方は、あさか大師でご祈願をしましょう。「厄よけのお大師さま」による、力強いご加護がいただけます。節分まで毎日、午前9時より午後4時まで受付をしておりますので、ぜひお越しください。

大日如来のご威光

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あさか大師

令和6年1月1日

 

明けましておめでとうございます。新年を迎えまして、ご一同様のご健勝をお祈り申し上げます。

今年もまた、あさか大師より日の出を迎え、大日如来のご威光を拝しました。すばらしい輝きに浴し、さらなるパワーをいただきました(写真)。人生の幸せは、このような身近なところにあることを痛感しています。生きることの、生かされることのありがたさに、合掌をせずにはいられません。

これより新春護摩のご祈祷に入ります。辰年の勢いに乗って、龍神のような飛躍を遂げましょう。また厄年・災難年に該当する方は、「厄除のお大師さま」に参拝して、わが身に降りかかる苦難を力強く乗り越えましょう。

なお、新春祈願大祭は元旦より節分(2月3日)までの午前9時より午後4時まで、随時お護摩を修しております。皆様のお参りを山内一同、心よりお待ちいたしております。

令和6年はこんな年です

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九星気学

令和5年12月28日

 

あさか大師で新春護摩の申し込みをなさった皆様には、『開運暦』を差し上げています(写真)。すると、「今年はどんな年になりますか」といったご質問をいただくことがあります。もちろん、詳しいお話はできませんが、簡単な傾向だけは説明しています。

令和6年は「甲辰三碧木星きのえたつさんぺきもくせい」の年です。天の気が〈甲〉で〈よろい〉が本来の意味。種子が厚い皮をかぶった状態です。地の気が〈辰〉で〈ふるう〉が本来の意味。万物が動き始める状態です。そして人の気が〈三碧木星〉で、震雷や開発の意味。元気に活動する状態です。

まず自然災害ですが、三碧の年は何といっても心配なのが地震です。過去のデータを見ても江戸大地震・安政大地震等、多くの記録が残されています。また風を呼ぶ象意から、台風の心配も生じます。台風と地震には、日ごろからの備えが大切でしょう。

政治経済は変動時期に当たります。止まっていたものが動き出し、安定していたものが急変するという象意があります。現状維持と改善改革のかじ取りが求められましょう。ただ、掛け声のわりには実績が伴ないません。政界と経済界の手腕が問われます。

次に三碧の年は青年が活躍します。また、若々しいブルー系の色が流行します。そして社会全体がさわがしく、先端技術や電機産業が伸びる傾向にあります。それぞれの立場から視野に入れ、備えを心がけてください。まずは、こんなことを念頭に入れていただきたいと思います。

特別大護摩のおすすめ

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祈願

令和5年12月24日

 

あさか大師の初詣では、特別大護摩(祈願料1万円)をおすすめしています。ご芳名を願文がんもんにて読み上げ、お渡しするお護摩札のほかに、特別祈願札(写真の白いお札)がお大師さまの前に1ケ月間奉安されます。

特に厄年の方や、会社名でのご祈願をされる方のお申込みが多く、人気があります。お申込みの方々は、ご自分の名や会社名がお大師さまの前にあるだけで安心感が湧き、心強いかぎりだとおっしゃいます。写真は年内のお申込みの分で、まだまだスペースがあります。

お大師さまはマンダラの功徳を統合していらっしゃいますので、厄除や災難除はもちろん、健康・商売・開運・良縁・受験など、たくさんのお願いを叶えてくださいます。初詣の折にはお大師さまとの結縁けちえんを深め、おそばに寄りそって、さらなるご加護を仰いでください。

今年はお大師さまの両脇に不動愛染ふどうあいぜんの両明王が安置され、その法力がさらに高まりました。一歩本堂に入っただけで強い霊気を感じ、心がいやされます。毎日のお護摩はもちろん、ご信徒の読経や祈りが融合して、最強のパワースポットとなりました。皆様にもぜひ、ご自身で感じ取っていただきたいと思っています。

あさか大師の御朱印

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あさか大師

令和5年12月20日

 

このたび、あさか大師の御朱印が新たに生まれ変わりました。来年の元旦より受付いたします(写真)。

この御朱印は「奉拝ほうはいあさか大師・遍照殿へんじょうでん」と読みます。お大師さまの本堂ですので、遍照殿と称しています。遍照金剛とは〈大日如来〉の意味ですが、私たちはご宝号を「南無大日如来」ではなく、「南無大師遍照金剛」とお唱えします。お大師さまがすなわち、大日如来であるからです。これはとても大切なことで、お大師さまそのものにすべての仏さまの功徳があることを忘れてはなりません。

また、あさか大師は桜の名所であり、寺紋でもありますので、用紙模様も桜にしました。日本を象徴する国花でもありますので、外国の方々にも好んでいただけると思っています。

来年は開山6年目を迎えますが、多くの皆様が参詣されるようになりました。御朱印を求める方も増えています。お大師さまのマンダラの教えは宗派を超え、教義を超えて、どのような方も参拝されます。新年には厄除・災難除を祈願して、災いを乗り切りましょう。

眼が明らかなれば

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未分類

令和5年12月18日

 

〈金運宝珠護摩〉は人気があり、昨日もご参詣の皆様で本堂がいっぱいになりました(写真)

金運といいましても、その現われ方はさまざまです。一般には金運に対するヒント、つまり情報で知らされます。それは友人との会話で知らされる場合もありますし、テレビや書籍を通じて知らされる場合もあります。しかし、現れていながら、気づかない場合もあります。だから、ご自分の身辺に注意して、しっかりとアンテナを張ることが大切です。

お大師さまは「まなこが明らかなれば、いたるところに宝がある」とおっしゃっています。その情報は、意外に近いところにあるかも知れません。私も活路は足元にあると心がけ、住職としての勤めに精進しています。

明日が金運宝珠護摩

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金運

令和5年12月16日

 

あさか大師では明日11時半より、〈金運宝珠護摩〉が修されます。ご参拝の方には全員、〈金運銭〉を差し上げます(写真)。

 

大変に人気があり、込み合いが予想されますので、お早めにお越しください。当日の護摩木(一本200円)の受付は玄関前にて特設いたします。ご自分はもちろん、ご家族や友人知人のお名前でお申込みください。皆様の目の前での、金運宝珠護摩にてご祈願をいたします。

金運のご祈願をしたからといって、一万円札が天から降って来るわけではありません。しかし、その間接的なヒントや情報がどこからともなく現われます。そこが不思議なところで、皆様がそのようにおっしゃいます。よくアンテナを張って、身辺に注意することが大切です。

そして、ご自分が望むことを叶えるためには、世のため人のためになりたいという大きな悟りに到達します。現世利益と仏教の悟りが同じものであることを知るのです。これがお大師さまの教えです。皆様のお参りをお待ちいたします。

山路天酬密教私塾

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