山路天酬法話ブログ
祈りの融合
令和6年11月21日
あさか大師の先祖供養は、お導師が修する密教秘法と皆様の祈りが融合してお大師様にお届けしています。したがって、皆様には月ごとに供養紙をお授けしてお導師と共にお祈りしていただき、その功徳をお大師様にお供えしています(写真)。また月3回の総回向によって、その功徳はさらに増大します。
これは単なる回向でも、弔いでもありません。自分のルーツに直接アプローチする「人生を変える先祖供養」です。供養紙には父母両家の先祖代々(直系)に加えて、先亡(叔父・叔母の傍系)・水子までも浄書されます。会費は月2000円で、入退は自由です。檀家制度はありません。
また、遠方の方は郵便でも可能で、全国から多くの皆様が参加しています。そして、不思議な体験が報告されています。ご希望の方はホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。
金運宝珠護摩の法益
令和6年11月18日
昨日、金運宝珠護摩が奉修され、大勢の皆様がその法益に浴しました(写真)。
参拝された方の中には、不思議な宝珠を見たり、その場でうれしいメールが入ったりといった、奇特な経験をなさった方もいます。また、金運に関するありがたい夢を見た方もいます。
祈りは必ず通じます。ただし、真剣でなければいけません。気まぐれに祈った程度では通じません。また、祈りの結果はさまざまで、望んだとおりでない場合もあります。時期尚早の場合もあれば、本人のためにならない場合もあれば、何の結果もない(ように思える)場合もあります。
そのためにも、何が示され、何が伝えられているのか、よく身辺を見ることが大切です。次は、あなた様がご自身でお確かめください。
今月の金運宝珠護摩
令和6年11月15日
あさか大師では、11月17日(日)午前11時半より〈金運宝珠護摩〉を奉修します。また、ご参詣の皆様には全員、〈金運銭〉を差し上げます(写真)。
当日は如意宝珠のパワーを堂内に遍満させ、皆様の金運を高めます。お金は自分自身の分身です。自分を証明するものです。金運の神様に好かれ、お金に好かれる生き方ができるよう、皆様の背中を後押しします。
当日の護摩木はお早めにお書きください。そして姿勢を正し、心を正して、お護摩の開始を待ちましょう。本堂に入ったその時から、祈りが始まります。このお護摩にお参りして一心に祈れば、必ず何かがおこります。
お護摩のパワー「大師浄塩」
令和6年11月13日
あさか大師ではお護摩のパワー「大師浄塩(一袋500円)」をおすすめしています(写真)。
このお塩はメキシコのエル・ビスカルノ湾で、2年もの時間をかけて天日干しをした自然塩です。エル・ビスカルノ湾はクジラが出産と子育てのために集まる美しい海で、世界自然遺産にも登録されています。
このお塩をお護摩によってご祈願しました。小皿に盛って、玄間・寝室・トイレ・リビング等に置くとその場の空気が変わるので、「幸せの大師浄塩」とも呼ばれます。寝室に置くと、よく眠れるようです。もちろん、お料理にもお使いください。
遠方の皆様には郵送(二袋以上・送料別)もいたします。ホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。
11月の伝道法語
令和6年11月9日
11月の伝道法語です。
人の悲しみを共に悲しむことは自然であり、容易にできることです。自分もまた同じ悲しみを背負うこともあるからでしょう。
しかし、人の喜びを共に喜ぶことは容易ではありません。人間のあらゆる感情の中で、〈ねたみ〉ほど厄介なものはないからです。
だから、人の喜びを共に喜べる人は、本当に豊かな人です。なぜなら、共に喜ぶことで、自分もまた新たな喜びを呼べるからです。しかも、それは足し算ではなく、掛け算で呼ぶこともあるのです。
「ねたみを制する人は人生を制する」ものと、肝に銘じましょう。
11月の強運ランキング
令和6年11月6日
11月7日から12月6日までが、暦法での11月です。強運ランキングは一位が三碧木星、二位が六白金星、三位が七赤金星となります。五黄土星が中宮なので、暗剣殺と五黄殺はありません。西南が月破となり、注意を要します(写真)。
三碧の人は東に回座し、心機一転の新しい出発点に立ちました。計画の優先順位を確認し、力強い飛躍を遂げましょう。あせらずに、あわてずに、急がずに、じっくりと進むことが大切です。
六白の人は北西に回座し、これまでの努力が実って成果を得る象意です。持ち前の知性を発揮して、前進しましょう。また、目上や上司への配慮がカギとなります。礼節を怠ってはなりません。
七赤の人は西に回座し、喜びや楽しみの多い月となりましょう。人脈も増えて多忙になりますが、散財には注意が必要です。また、うまい話が舞い込んで来ても、充分な警戒が必要です。
そのほかの人は、ホームページの「今月の運勢」をご覧ください。衰運の方は身辺の整理や準備を心がけ、時を待ちましょう。
光明真言の霊呪
令和6年11月3日
あさか大師では昨日と今日、総回向(先祖供養)法要を勤修しました。僧侶の方もご信徒の方もいっしょに読経し、堂内に光明真言の霊呪が遍満しました。
この法要は単なるご回向ではなく、「人生を変える先祖供養」を目ざしています。その主旨は、
①人生のルーツである父母の両家を共に供養すること。
②お導師の密教行法と自分の祈りを融合させること。
③総回向によってその功徳をお大師さまに供えること。
の三点となります。あさか大師には檀家制度はありません。入退も自由です。月に2000円で、父母両家(夫婦は四家)の先祖代々(直系)、先亡(傍系)、水子のすべてを供養することができます。
また、お寺にお参りができなくても、郵便で全国から多くの方々が参加しています。関心のある方は、ホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。皆様のご参加を歓迎いたします。
仏様は何がお好きなのか
令和6年10月31日
では仏様はいったい、何がお好きなのでしょうか。仏様は神様とは違い、一切の執着がありません。したがって、何が欲しい、何をお供えしてほしいという次元ではないのです。
しかし、あえてお話をするなら、私たちが善いことをして、悪いことをしない生き方をすることをお喜びになるのだと言えましょう。つまり、功徳がお好きなのだと私は思っています。
その功徳を積む修行を六度といい、布施・持戒・忍辱(忍耐)・精進・禅定・智慧の六つの徳目で表します。そして、真言密教では布施には閼伽(水)を、持戒には塗香(身に塗るお香)を、忍辱には華鬘(花)を、精進には焼香を、禅定には飯食(ご飯)を、智慧には灯明をお供えして六度の修行をお誓いするのです(写真)。
その意味は、水はすべてに恵みを与えるので布施を、塗香を身に塗ると気持ちが引き締まるので持戒を、花は酷寒に耐えて咲くので忍辱を、焼香は最後までともるので精進を、ご飯をいただくと心身が落ち着くので禅定を、灯明が暗闇を照らすので智慧を、それぞれに表しています。
緑色のお供えはシキビです。日本には香木がありませんが、シキビの葉がお香のかおりを放つので、仏花としてこれを用います。これが「仏様は何がお好きなのか」のお答えです。
神様は何がお好きなのか
令和6年10月29日
お不動様や観音様のご宝前、また先祖の仏壇やお墓に、よくお酒が供えられています。しかし、これは神前にお酒を供える伝統が習合したのであって、本来の様式ではありません。特にお不動様はいかにもお酒が強そう(笑)なので、このような風習になったのでしょう。
しかし、神様にはお酒をお供えします。あさか大師では鎮宅霊符尊と八大龍王様にはお酒を含めて、八種類のお供えをしています。これを「八種供物」といい、お酒・聖水・お茶・餅(田菓子)・カヤの実(木菓子)・歓喜団(あんと漢方薬の菓子)・五穀(米)・塩をお供えしています(写真)。
これらはみな神様がお好きなものばかりですが、どんなお酒を供えるか、お茶はどのように供えるか、白米か五穀米かなどに口伝があります。若い時に伝授を受け、神具をそろえていた頃がなつかしく思い出されます。
サクラが咲いた!
令和6年10月26日
秋になっても暖かく、あさか大師の桜並木で、花開いたサクラを見つけました(写真)。
咲いてはみたものの、「あれー?」と思っているようです。季節の摂理が急変して、人も花も生活の見直しを迫られています。気温も海水温も上がり、農業も漁業も変貌しています。
米騒動は落ち着きましたが、物価の高騰は避けられません。今まで気軽に買っていた野菜も果物も、だんだん買えなくなりました。これからが、まだまだ大変です。
ついでながら、あさか大師では護摩木が一本200円、先祖供養が一ケ月2000円と、未だに値上げはしていません。ギリギリまで頑張りますから。