山路天酬法話ブログ

あさか大師の御朱印

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令和7年12月29日

 

あさか大師では桜料紙の御朱印を授与し、ご参詣の皆様に喜ばれています(一体300円・写真)。

この御朱印は「奉拝あさか大師・遍照殿へんじょうでん」とお読みします。お大師様への礼拝は「南無大師遍照金剛」とお唱えしますので、「遍照殿」とはお大師様の本堂という意味です。これに日付を入れ、朱印を押してお渡ししています。

桜はあさか大師の寺門であり、春には満開の桜並木が楽しめます。その頃もまた、ぜひお越しになってください。

御朱印は初詣の折、寺務所受付にてお申し出くだされば、すぐに浄書いたします。よい年になりますよう。

荒神様の火伏札

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祈願

令和7年12月26日

 

あさか大師では、元旦から三宝さんぼう荒神様こうじんさま火伏札ひぶせふだを授与し、ガス台やI Hのそばに両面テープでっていただいています(一体1000円・写真)。

12月11日・14日のブログにも書きましたが、かつて〈火の用心〉は〈火之要慎ひのようじん〉と表記しました。だから、火に対しては〝慎みを要す〟必要があります。真言密教のお護摩はもちろんですが、陶芸家が火入れをする時は、お酒を供えてお祓いをします。

また、台所で腹を立てたり、悪口を言ったり、夫婦ゲンカをしてはいけません。失物をしたり、盗難にあったり、荒神様からお叱りをいただくことになるからです。

地震もカミナリも怖いものですが、天災を防ぐことはできません。しかし、火事とオヤジには慎みを要す必要があるのです。特に荒神様には、慎みを要さねばなりません。あさか大師に初詣をなさる方は、ぜひこの火伏札をお求めください。遠方の方は、ホームページの「お問合わせ」からお申込みください。来年1月5日に、振込用紙を同封して発送いたします。

神様を味方にする祈り

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真言密教

令和7年12月23日

 

私は毎日、お大師様に祈りを捧げ、先祖供養も欠かすことはありません。真言密教は大日如来の教えです。しかし、「南無大日如来」とはお唱えせず、「南無大師遍照金剛」とお唱えします。それは、お大師様が大日如来であるという意味だからです。

そのお大師様に祈る時、大切なのは仏教の神様(天部尊)を味方にするということです。仏教の神様には毘沙門天・大黒天・弁才天など、たくさんいらっしゃいますが、あさか大師では特に鎮宅霊符尊ちんたくれいふそん(妙見)と八大龍王をお祀りしています。

つまり、お大師様の味方になって仏教を守護し、その命にしたがって働いてくださる神様が大切だということです。これは人間社会も同じことで、何ごともトップが一人で動くわけにはいきません。組織のネットワークと、そのチームワークがなければ成功はあり得ないからです。

今日は初詣を前に、鎮宅霊符尊と八大龍王の御幣ごへい(ご降臨の依代よりしろ)をお供えしました(写真は鎮宅霊符尊)。

皆様もお大師様に祈る時、こうした神様にも「ご守護をいただけますよう」とお唱えするとよいでしょう。神様はお大師様にお仕えすることを、とてもお喜びになります。真言密教は曼荼羅まんだらによるネットワークとチームワークの教えでもあるのです。

如意宝珠の浄炎と金運

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金運

令和7年12月21日

 

本日午前11時半より、今年最後の金運宝珠護摩が奉修されました。たくさんの方々が参詣し、遠方の皆様も同時祈念によってその功徳をいただきました(写真)。

お護摩のご祈願では火を立ち上げ、その浄炎に願いを込めます。なぜなら、この世で最も強いエネルギーが火であるからです。水が集まれば急流となります。樹木はたくましく育ち、金属はするどい刃物となり、土はあらゆる作物を育てますが、火の力には及びません。水を沸かし、樹木を燃やし、金属を溶かし、土(灰)を生み出すのが火であるからです。

その偉大な火によって煩悩を焼き尽くし、仏の功徳を顕現するのがお護摩の祈りです。私は点火と同時に金運の如意宝珠を観想し、火天様やお大師様を勧請しました。僧侶や参詣者の読経と浄炎のリズムが融合した時、金運の功徳がまさに遍満したのです。

祈願は浄炎と共に勢いを増し、金運増大へと導きました。この勢いを忘れず、来年への励みにしたいと思います。

200円で金運を高める

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金運

令和7年12月19日

 

あさか大師では12月21日(日)午前11時半より、金運宝珠護摩を奉修いたします。ご参詣の皆様には〈金運銭〉を差し上げますので、お財布に入れてパワーを持続させましょう。遠方の方は同時祈念によって、感応道交をはかりましょう。

この金運宝珠護摩にあたっては、多くの皆様が一本200円の護摩木ごまぎを出しています(写真)。護摩木はお願いごととお名前を書きますが、物価の高騰からほとんどのお寺が300円~500円です。中には1000円以上のところもあります。

あさか大師でも以前から値上げを検討しましたが、従来どおりに留めました。200円で金運を高めるチャンスを得ていただきたいと思います。遠方の皆様も、郵便やメールでお申込みください。5日間・10日間と連日祈願をする〈願いおき護摩木〉もおすすめです。

金運宝珠護摩はお金の神様に好かれ、自分の持つ能力を社会に与え、金運のご加護を仰ぐものです。お金は汚いものだとか、お金持ちは悪い人だといった偏見を抱いてはなりません。お金は自分の才能と徳を証明するものです。お金に対する正しい見識をもって、お金に好かれ、お金を好きになってほしいと思います。

人の心は匂いでわかります

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令和7年12月17日

 

あさか大師に隣接する特別養護老人ホーム「花水木はなみずきの里」に、イングランドポニーの「はな」ちゃんがいます。散歩の途中、時には〝お参り〟に寄ってニンジンをいただいています(写真・右は担当の今井さん)。

私ははなちゃんには特別な想いがあります。なぜなら、あさか大師が開創した7年前の同じ年に、この施設にやって来たからです。いっしょに育っていこうという、そんな気持ちでいつも接しています。

はなちゃんは大切にしてくれる人を、決して忘れません。そして、施設にいる人たちの心にやすらぎを与えています。鼻でしか呼吸ができませんが、臭覚は私たちの1000倍もあります。だから、大切にしてくれる人の心はにおいでわかります。

心の本質は匂いにあるのでしょう。「本物の香りがしない」とか、「うさん臭い」などという表現は、心の本質をよく見ぬいていると思います。

はなちゃんに接する時は、お香のようなやさしさが必要です。すぐに見ぬかれますよ。うさん臭い人になりませんよう。

続・荒神様は怖い!

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祈願

令和7年12月14日

 

私たちが失物うせものをするのは、ガス台やIHのそばで腹を立てたり、悪口を言ったり、夫婦げんかをした場合と言い伝えられています。ガス台やIHには必ず荒神様が降臨こうりんされます。昔ならカマドです。荒神様は不浄を嫌いますので、失物をしたら、そのおしかりを受けたものと思いましょう。

失物をするのは、もちろん本人の不注意ですが、こうした言い伝えを無視してはなりません。信じる信じないの問題ではないからです。荒神様は怖い神様です。そして、生活に必要な火は神聖にして怖いものだということです。

だから、失物をしたら心からおわびびをすることです。まずガス台やIHのまわりを清掃して、ガス台の場合は火を着けます。お線香があれば、1本か3本供えてください(写真)。

そして、「荒神様に申し上げます。知らず知らずのご不敬を何とぞお許しください。私は大切な〇〇を紛失しました。どうか早く見つかるよう、お願いいたします」と祈願して、ご真言「オン ケンバヤケンバヤ ソワカ」を七遍お唱えしましょう。

失物が家の中なら、スグに見つかること奇妙です。外での失物は3~7日間は続けましょう。きっと、何らかの兆候があるはずです。この失物発見法は、どれほど多くの方々が効験をいただいたかわかりません。このブログを読んでくださる皆様にだけ、そっと教えます。

荒神様は怖い!

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祈願

令和7年12月11日

 

時代劇の中で、「火之要慎ひのようじん」というお札を見かけることがあります。現代の「火の用心」のように、単なる用心とは違って〝慎みを要す〟の意味です。それだけ、火に対しての信仰と恐れがありました。

現代のようにガスやIHではなくカマドでしたから、台所には三宝荒神さんぼうこうじん(荒神様)のお札を祀って「火之要慎」を心がけたわけです。そして、カマドのそばで腹を立てたり、悪口を言ったり、夫婦げんかをしてはいけないと戒めていたのです。その戒めを破ると、火難はもちろん、失物うせものをしたり、盗難とうなんにあうと言い伝えられていました。

もちろん、火難も失物も盗難も、それは本人の不注意から来るものです。しかし、昔から伝えられた格言には、必ず〝真実〟が含まれていることも否めません。それだけ、火は神聖なものとして、扱う必要があるのです。

あさか大師では、正月の初詣から「火伏札ひぶせふだ(火難を伏せる荒神様のお札)」を授与しています。台所に両面テープで貼っていただいています(写真)。

荒神様は怖い神様です。火難除をはじめ、失物除や盗難除のご守護を仰ぐため、ぜひお求めいただきたいと思っています。また、失物をした場合の祈願法もありますので、次回お話いたします。

続々・父母両家へのアプローチ

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先祖供養

令和7年12月9日

 

父母両家へのアプローチは、まず直系の〈先祖代々〉が大切です。次に、私たちは子供の頃からお世話になった叔父叔母おじおばがいるものです。直系ほど強くはありませんが、この場合は傍系ぼうけいの〈先亡〉として関わります。

それから、どの家にも必ず〈水子〉がいます。よく「水子がたたっている」などという方がいますが、水子はこの世に何十年も生きた宿業しゅくごう(カルマ)を残していません。無事に生まれた兄弟をうらやましく思っていても、供養をすれば素直に霊界へいきます。

あさか大師の「人生を変える先祖供養」は、この先祖代々・先亡・水子を一つの〈供養紙〉で回向できるように工夫しています(写真)。

お導師は各家の供養紙に向かって毎朝、光明真言の秘法を修しています。また、全国の弟子僧が光明真言の念誦をしてこれを助法し、すでに300万遍に達しています。これほどの配慮をして、先祖供養をしている寺はありません。

私たちは家族のサポートがあれば、がんばれます。あの世の人たちもまた、子孫のサポート(追善ついぜん)があればがんばれるのです。そして、自分の命日や回忌を決して忘れません。これは、あの世とこの世の約束だからです。そして、その約束をしっかり果たしてくれるお寺を選ぶことが大切です。

 

*あさか大師の「人生を変える先祖供養」をご希望の方は、ホームページの「お問合わせ」からご連絡ください。お導師が毎日、父母両家を修して、供養料は一ケ月2000円です。直接お参りができなくても、遠方の皆様には郵送します。全国から、多くの皆様がこれに参加しています。

続・父母両家へのアプローチ

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先祖供養

令和7年12月7日

 

あさか大師では昨日と本日、総回向法要(先祖供養)を勤修しました(写真)。大勢の皆様が参詣し、また遠方の皆様は、同時祈念をして父母両家に回向を捧げました。

もちろん、この先祖供養は回向ばかりが目的ではありません。自分がこの世に誕生したルーツにアプローチして、「人生を変える先祖供養」を目ざしています。人生を変えるには自己啓発があり、カウンセリングがあり、九星気学(方位)などがあり、それぞれに利点があります。

しかし、「思考は現実化する」といいながら、私たちの人生には思ってもみないことがおこります。つまり、プラス思考やイメージトレーニングだけでは割り切れないことがおこります。それは、思考を越えた何かがあるからです。

この世とあの世は一つです。つまり、私たちはこの世とあの世を、同時に生きているということです。この世でおきることは、必ずあの世でもおきています。これを忘れて、人生を変えることはできません。

また、人生を変える先祖供養を目ざすには、父母両家にアプローチする必要があります。私たちは父母両家の遺伝子を受け継ぎ、その人生を受け継ぎました。これは当然のルーツです。あさか大師ではこのルーツに向かって、毎日の回向を重ねています。

*この先祖供養をご希望の方は、ホームページの「お問合わせ」からご連絡ください。父母両家を毎日、お導師が回向を重ねて、供養料は一ケ月2000円です。直接お参りができなくとも、遠方の方には郵送します。全国から、多くの皆様が参加しています。

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