山路天酬法話ブログ
雨天の「桜まつり」
令和8年4月4日
本日の「桜まつり」は、残念ながら雨天のために堂内での挙行となりました。降水確率が80%となり、朝からそのように準備を進めました。特別養護老人ホームの皆様は参加できませんでしたが、それでも「ハナちゃん」が顔を見せ、子供たちと写真を撮りました。
堂内では午前11時半より毎日のお護摩、午後1時より総回向、その後に歌謡バンド「バブリーズ」の皆様に懐かしい昭和の歌を熱唱いただきました(写真)。

また、「八丈太鼓」の皆様には郷愁あふれる島唄の披露をはじめ、飛び入り参加の声がけをいただき、楽しいひと時を過ごしました。桜はまだまだ見ごろで、お大師様やご先祖様のお供えになったと思います。来年は晴天に恵まれることを願ってやみません。
4月の伝道法語
令和8年4月2日
4月の伝道法語です。境内の伝道掲示板にて、ご参詣の皆様に読んでいただいています。(写真)。

人生に苦難は尽きません。時には、一度に複数でやって来ることもあります。では、苦難とは何でしょうか。それはこの人生において、自分が乗り越えねばならない重大な課題ではないでしょうか。逆にいえば、乗り越えられない苦難が与えられることはないと私は信じています。
人がこの世に生まれるのは、生きる資格と能力があるからです。その能力も資格もない人が、この世に生まれるはずはないのです。もちろん、生きていく間にはさまざまな苦難があります。それは苦難を受け入れ、苦難を乗り越える知恵を身につけるためです。そして、魂をいっそう向上させるために与えられるのです。
人はよく苦難を嘆き、不平をいい、理不尽と思います。しかし、それによって解決することは何もありません。考え方を変えましょう。活路は必ずあるのです。自分を信じて、勇気を持ちましょう。乗り越えられない苦難はないのです。未来は必ずやって来ます。
4月の強運者
令和8年4月1日
4月5日~5月4日までが、暦法での4月となります。六白金星が中宮で、東南が五黄殺、西北が暗剣殺・月破となりますので、この方位には注意が必要です。(写真・北が下となり、一般の地図とは逆になります)。

4月の強運者は一位が四緑木星、二位が五黄土星、三位が八白土星です。
四緑の人は自分(木星)が震宮(木星)と比和(兄弟)の関係となり、春の勢いに乗って飛躍を目ざすことができます。新しいスタート台に立って、長期的な展望を持ちましょう。性急に走らず、足元をよく見ることが大切です。
五黄の人は自分(土星)が巽宮(木星)に剋されて疲労しますが、強運の勢いがあり、目標の達成に向かうことができます。持ち前の度量を発揮して躍進しましょう。五黄の人は常に五黄殺なのかと聞かれますが、運勢上で気にする必要はありません。
八白の人は自分(土星)が兌宮(金星)を生み出す心労はありますが、うれしい結果やめでたい結果が期待できます。交友や人脈が増えますので、人づきあいの工夫をしましょう。散財にも注意が必要です。
そのほかの方はホームページの「今月の運勢」をご覧ください。暦に使われるのではなく、これを上手に使ってこそ生かせるのです。上手に活用してください。
小雨の中の桜満開
令和8年3月31日
あさか大師の桜が満開となりました。まさに「桜花爛漫」です。今日はあいにく小雨降る天気ですが、それでも朝から花見に訪れる人が目につきます。私もさっそくカメラを向けて、ベストショットを目ざしました。これがその一枚です(写真)。

「花開けば風雨多し」とは唐の詩人・于武陵のことばです。また兼好法師は、「世は定めなきこそいみじけれ」と『徒然草』に書いています。人生は思うようにいかないことが多いと、まずは無常なるこの世を受け入れ、それを愉しむのもまた人生の極意なのでしょう。
小雨の中で、晴れた日にはどんなものか、風吹いて散る様はどんなものか、散った後の余韻はどんなものかと、無常に秘めた美にこそ日本人の詩情があります。小雨の中の桜もまた、お大師さまがお与えくださった詩情でありましょう。季節の移り、風のささやき、雨の奏で、いずれとも、あらばあれ。
ヨモギの薬効
令和8年3月29日
あさか大師の近辺には、まだまだヨモギが自生しています。毎年この時期には、弟子僧がヨモギ餅を作ってお大師さまに奉供していますが、今年は私が作りました。先日、眼科手術を受け、順調に快癒していますので、その御礼の意味で奉供したのです。初めての経験で、団子とも餅ともいえず、形も不揃いですが、手作りの香りは豊かです(写真)

ヨモギは昔から民間薬として使われ、胃腸はもちろんのこと、風邪やぜんそく、神経痛やリュウマチなどに効能があります。またお灸のモグサや入浴剤として用いられ、体を温める力があります。
また、私が特に注目するのは、必須アミノ酸の一種であるトリプトファンが多いことです。トリプトファンはセロトニン(幸せホルモン)やメラトニン(睡眠ホルモン)の原料であり、幸福感を増し、精神を安定させ、良質な睡眠へと誘導するので、最近はサプリメントとしても販売されています。
気持ちが不安定な方、よく眠れないというい方は、ヨモギを食事に取り入れたり、お茶や入浴剤として活用してみてください。
「一食布施」の功徳
令和8年3月28日
あさか大師では「一食布施」をおすすめしています。これは月に一度、一食分の食事代を布施するもので、どなたでも無理なく功徳を積むことができます。寺務所に募金箱(写真)を設置してありますので、いつでもご自分のお気持ちをお寄せください。遠方の方は郵送していただいてもけっこうです。
この一食布施はこれまで、被災地、ユニセフ、日本赤十字社などに寄進してまいりました。戦争孤児のためにも、お役に立てればと思っています。

仏教は布施をもって、修行の根底とします。なぜなら、本尊さまへの読経も、先祖への回向も、社会に対する奉仕も、人に対する礼儀も、すべてこれ布施であるからです。布施をすると心が晴れ、さわやかな気持ちになるのは、何よりも仏さまの教えであり、私たちの本能がそれを知っているからです。
そして、その功徳こそはあの世に持ち越せる唯一の財産であるからです。お金も地位もあの世には持ち越せませんが、生前の功徳だけは魂の核心となって残ります。そのためにも、私たちは生前に功徳を積んでおくべきではないでしょうか。私たちはただ食べるために働くのではなく、食べられない人のために布施をすることで、魂が喜ぶはずです。
だから、お願いしているのではなく、おすすめしているのです。ご希望の方には、振込用紙もお送りいたします。ホームページの「お問合わせ」からご連絡ください。
あさか大師「桜まつり」
令和8年3月26日
あさか大師では4月4日午後1時半(総回向終了後)より、「桜まつり」を開催します(写真はポスター)。

出演は例年どおり、「八丈太鼓やたけ会」の皆様、歌謡バンド「バブリーズ」の皆様、そしてイングランドポニーの「ハナちゃん」です。八丈太鼓には飛び入り参加がありますので、ふるってご参加ください。バブリーズには、皆様がよく知っている曲を選んでいただきました。春の歌をお楽しみください。
また、ハナちゃんもしっかり〝おめかし〟をして出演します。子供さんは馬上して、記念撮影をしてください。お天気に恵まれることを祈りましょう。
美しい桜ことば
令和8年3月22日
あさか大師の桜が開花しました(写真)。各地のニュースを聞いても、例年より少しずつ早くなっています。今年の「桜まつり」は4月4日(土)ですが、何とか持ちこたえてほしいと願ってやみません。

そこで、美しい「桜ことば」です。
「桜明かり」 桜が咲き乱れて、夜でもあたりが明るく感じられること。
「桜雨」 桜の花に降り注ぐ雨。または、花びらが降りしきる様相。
「桜おぼろ」 満開の桜が遠くぼんやりとおぼろにかすんでいる様相。
「花かがり」 夜桜を見るために焚くかかり火。
「桜影」 水辺の桜が水面に映じて見えること。
「花ぐもり」 桜の咲くころの、曇りやすい空模様。
「桜流し」 散った桜が水に流れていく様相。
「花のさざ波」 花びらの散り浮かぶ水面に立つささ波。
「桜しべ降る」 桜の花びらが散った後、残っていたしべがこぼれる様相。
「桜紅葉」 晩秋に桜の葉が紅葉すること。
日本人は満開の桜ばかりではなく、その気候や散りゆくさま、散った後の余韻までも愛でてきました。「花冷え」も、そのひとつです。お楽しみください。
正御影供と春彼岸会法要
令和8年3月20日
本日、あさか大師では、午前11時半より弘法大師御入定「正御影供法要」をお護摩を加えて奉修しました(下写真)。正御影供には〈祭文〉が入り、その独特な旋律によってお大師さまのご尊徳を讃えました。「万里の滄溟を渡って」や「百重の雲路を凌いで」といった文面から、、入唐求法の旅がいかに過酷を極めたかが偲ばれます。
また、ご宝前には御影の法具(水瓶・念珠・木履)が荘厳され、お大師さまの貴重な宝物が披露されました。正御影供に最もふさわしい奉献であったと随喜しております。

また、午後1時からは春彼岸会法要を勤修し、先祖代々・先亡・水子への供養を勤めました(下写真)。僧侶の声明とご信徒の読経が共鳴し、光明真言の念誦が融合しました。法要の後には「お土砂」の授与やおはぎのご接待があり、彼岸中日の功徳あるひと時を過ごしました。

春彼岸会の前行
令和8年3月18日
あさか大師では3月20日午後1時より、「春彼岸会法要」を勤修いたします。私はすでに前行に入り、毎日の光明真言法にて回向を重ねています。全国から寄せられた特別供養のお塔婆も、お申込み順に浄書しました(写真)。

お塔婆は光明真言の象徴であり、仏さまの浄土そのものです。五大(地・水・火・風・空)の中に自然界のすべてが融合され、金剛界・胎蔵界の不二一体の悟りでもあります。
お塔婆を開眼しますと、その尊形が生きた仏さまとなり、その頂上から陽炎のような霊気を発します。また、真言に共鳴して灯明が揺らぎます。その瞬間こそ、お大師さまの偉大さと無上の法悦を堪能し、歓喜に打ち震えます。
当日は光明真言の五色が輝き、闇路を照らし、この世とあの世の一体を味わいたいと願ってやみません。皆様のご参詣をお待ちし、遠方の皆様の同時祈念とによって滅罪生善・精霊得脱を祈りたいと思います。

