山路天酬法話ブログ
美しい桜ことば
令和8年3月22日
あさか大師の桜が開花しました(写真)。各地のニュースを聞いても、例年より少しずつ早くなっています。今年の「桜まつり」は4月4日(土)ですが、何とか持ちこたえてほしいと願ってやみません。

そこで、美しい「桜ことば」です。
「桜明かり」 桜が咲き乱れて、夜でもあたりが明るく感じられること。
「桜雨」 桜の花に降り注ぐ雨。または、花びらが降りしきる様相。
「桜おぼろ」 満開の桜が遠くぼんやりとおぼろにかすんでいる様相。
「花かがり」 夜桜を見るために焚くかかり火。
「桜影」 水辺の桜が水面に映じて見えること。
「花ぐもり」 桜の咲くころの、曇りやすい空模様。
「桜流し」 散った桜が水に流れていく様相。
「花のさざ波」 花びらの散り浮かぶ水面に立つささ波。
「桜しべ降る」 桜の花びらが散った後、残っていたしべがこぼれる様相。
「桜紅葉」 晩秋に桜の葉が紅葉すること。
日本人は満開の桜ばかりではなく、その気候や散りゆくさま、散った後の余韻までも愛でてきました。「花冷え」も、そのひとつです。お楽しみください。
正御影供と春彼岸会法要
令和8年3月20日
本日、あさか大師では、午前11時半より弘法大師御入定「正御影供法要」をお護摩を加えて奉修しました(下写真)。正御影供には〈祭文〉が入り、その独特な旋律によってお大師さまのご尊徳を讃えました。「万里の滄溟を渡って」や「百重の雲路を凌いで」といった文面から、、入唐求法の旅がいかに過酷を極めたかが偲ばれます。
また、ご宝前には御影の法具(水瓶・念珠・木履)が荘厳され、お大師さまの貴重な宝物が披露されました。正御影供に最もふさわしい奉献であったと随喜しております。

また、午後1時からは春彼岸会法要を勤修し、先祖代々・先亡・水子への供養を勤めました(下写真)。僧侶の声明とご信徒の読経が共鳴し、光明真言の念誦が融合しました。法要の後には「お土砂」の授与やおはぎのご接待があり、彼岸中日の功徳あるひと時を過ごしました。

春彼岸会の前行
令和8年3月18日
あさか大師では3月20日午後1時より、「春彼岸会法要」を勤修いたします。私はすでに前行に入り、毎日の光明真言法にて回向を重ねています。全国から寄せられた特別供養のお塔婆も、お申込み順に浄書しました(写真)。

お塔婆は光明真言の象徴であり、仏さまの浄土そのものです。五大(地・水・火・風・空)の中に自然界のすべてが融合され、金剛界・胎蔵界の不二一体の悟りでもあります。
お塔婆を開眼しますと、その尊形が生きた仏さまとなり、その頂上から陽炎のような霊気を発します。また、真言に共鳴して灯明が揺らぎます。その瞬間こそ、お大師さまの偉大さと無上の法悦を堪能し、歓喜に打ち震えます。
当日は光明真言の五色が輝き、闇路を照らし、この世とあの世の一体を味わいたいと願ってやみません。皆様のご参詣をお待ちし、遠方の皆様の同時祈念とによって滅罪生善・精霊得脱を祈りたいと思います。
弘法大師御影の法具
令和8年3月17日
あさか大師では3月20日午前11時半より、弘法大師御入定「正御影供法要」をお護摩と共に奉修いたします。この日はお大師さまが高野山にてご入定された日であり、真言宗におきまして最も大切な日です。
お大師さまの御影には水瓶(弟子に法を伝える象徴)・念珠(琥珀製)・木靴(木製の法要靴)が描かれていますが、いずれも現存しておりません。そこで私は『弘法大師御影の秘密』を刊行した折、これを復元し、毎年の正御影供に荘厳しております(写真)。

復元にあたりましては、博物館の学芸員や皇室ご用達の職人など、たくさんの方のご意見ご指導を仰ぎ、京都の仏具店にて奉製しました。まさに、本邦唯一の至宝として護持しております。
なお、御影の念珠に関しましては瑪瑙製・菩提樹製などの異説もありますが、私は琥珀に間違いないと確信しております。詳しくは『弘法大師御影の秘密』にて論証しました。
当日はどなたでも拝見できますので、ぜひお参りなさってください。
金運宝珠護摩の功徳
令和8年3月15日
本日、金運宝珠護摩を奉修しました。多くの皆様が参詣し、僧侶と共に読経しました(写真)。また、遠方の皆様は同時祈念によって感応道交を果たしました。

この金運宝珠護摩は如意宝珠を勧請して祈りを捧げます。如意宝珠は球体の上に円錐体が連なっています。球体は金剛界、円錐体は胎蔵界を表示し、この自然界の功徳をすべて融合させた尊体です。その円錐体の先端からあらゆる功徳が湧出します。そして、その功徳が堂内に遍満し、皆様の金運を増大させるのです。
お護摩の浄炎が上がった時、光の粒子が雲海のように漂いました。堂内が仏の浄土となった瞬間です。皆様の心が浄炎に同化し、躍動し、一体感を味わったことと思います。この祈りを何度も続け、いっそうの功徳をいただいてほしいと思います。
3月の金運宝珠護摩
令和8年3月12日
あさか大師では3月15日(日)午前11時半より、金運宝珠護摩を奉修します。お金に対する正しい認識とその招運をめざして、如意宝珠のパワーをいただいてください。ご参詣の方は「金運銭(写真)」を財布に入れてパワーを持続し、遠方の方は同時祈念をして感応道交をはかりましょう。

人が礼節を保つためには、経済を自立させねばなりません。それだけに、お金は自分の分身であり、社会が自分を評価する目安でもあります。だから、お金を汚いものだと思ったり、お金持ちは悪い人だと思ってはなりません。
お金は一見、理不尽のように思われがちですが、実は秤のように正確です。人が喜び、社会の利益となる何かを与えた人は、必ずそれだけの報酬を得ます。得るということは、天から預かるということです。逆に不正な手段で得たお金は、一時はその人に留まっても、必ず離れていきます。そして、その人にはその分の〝つぐない〟が課せられます。これがお金の絶対ルールです。だから、お金は預かりものであり、「天下の回りもの」なのです。
金運宝珠護摩は正しく与え、正しく与えられるために、皆様の背中を押すものです。当日は共に祈り、如意宝珠が遍満するパワーをいただきましょう。
イエローパワーの効能
令和8年3月9日
春に黄色い花が多いのは、その明るい発色が冬を脱するパワーになるからです。野山や畑に菜の花が咲き出しましたが、一面のイエローパワーを見ると、「元気はつらつ〇〇〇〇〇!」に劣りません(写真)。

菜の花は「報春の使者」と呼ばれる代表的な春の花です。冬眠していた植物や動物が活動を開始しますが、私たちの心身も活力を欲しています。そんな時、菜の花は精神を調和させ、体力までも復活させてくれるのです。
食用としても栄養豊富で、たんぱく質・糖質・脂肪のほか、ビタミンCが500g中に220mg、アミノ酸も10数種類が含まれています。また中医学では、その芳香成分によって脾臓が丈夫になり、利尿・解熱・解毒・高血圧にも効能があるといいます。
菜の花の群生を見たら、ちょっと立ち止まりましょう。そして、イエローパワーのシャワーを浴びましょう。
3月の伝道法語
令和8年3月6日
3月の伝道法語を境内に掲示しています。春のお彼岸にちなんで、この世とあの世の関係です(写真)。

この世のことを、「現世」といいますが、その意味を考えてみましょう。
私たちは自分の人生は自分で考え、自分で判断し、自分の意志で歩んでいると思っています。しかし、本当にそうでしょうか。
人生には思うようにはいかないことが、たくさんあります。また、思ってもみないことが、たくさんおこります。突然に事故をおこすこともあれば、事故に巻き込まれることもあります。
それは、自分の考えや判断を越えた、何かがあるからです。それは眼には見えず、耳にも聞こえませんが、私たちの人生に理解を越えて、深くかかわっているからです。
この世を「現世」というのは、あの世の映しという意味です。だから、あの世の幸せなくして、この世の幸せはありません。人はこの世とあの世を共に生きている、と私は思っています。あの世は遠いかなたにあるのではなく、今ここにある、とそのように思っています。
3月の強運者
令和8年3月4日
3月5日~4月4日までが暦法での3月となります。七赤金星が中宮で西が暗剣殺・月破、東が暗剣殺となりますので、この方位には注意が必要です(写真・北が下となり、一般の地図とは逆になります)。

3月の強運者は一位が六白金星、二位が八白土星、三位が五黄土星です。
六白の人は自分(金星)が巽宮(木星)を尅し、疲れをともないますが、物事を成就させる強運に恵まれます。また、特に話し合いがまとまりやすく、トラブルを解決するチャンスでもあります。根気強く進み、目標を達成させましょう。文書・印鑑の保管を万全にすることも大切です。
八白の人は自分(土星)が乾宮(金星)を生み出す苦労はありますが、努力が実を結んで成果を得やすい月です。特に、上司や先輩からの依頼ごとが幸運のカギとなりましょう。何ごとも勉強になると思えば、気持ちも楽になります。常に念頭に入れて気配りを怠ってはなりません。
五黄の人は自分(土星)が震宮(木星)に尅され、困難はありますが、新しいスタート台に立って突き進むことができます。押しの強さを発揮して、飛躍を遂げましょう。ただし、独断暴走は戒めねばなりません。身辺の意見にも耳を傾け、謙虚に歩むことです。
そのほかの人は、ホームページの「今月の運勢」をご覧ください。暦は使われるのではなく、上手に使うことが大切です。強運はもちろんよいことですが、衰運の過ごし方が、結局は強運を呼ぶことを忘れてはなりません。計画を検討し、身辺を整え、実力を養えば、いずれはそれが強運を呼ぶのです。
この世とあの世の融合
令和8年3月1日
あさか大師では2月28日(土)・3月1日(日)の午後1時、総回向法要(先祖供養)を勤修しました。早春の陽気が漂う中、善男善女が集い、僧侶と共に読経し、光明真言を唱和しました(写真)。また、遠方の皆様は同時祈念によって、共に念じました。

私たちに仏縁があるのは、もちろん仏教に関心を寄せるからです。しかし、それだけでは説明できない、不思議なはたらきがあることも、また否定できません。なぜなら、仏縁は〝引き寄せられる〟ものだからです。出会うということは自分の意志ですが、同時に引き寄せられて出会い、その縁に恵まれるからではないでしょうか。
この善男善女の集いは、あの世でも同時にあるのです。ご先祖が望むことに、そして行うことに、私たちは引き寄せられて融合しているのです。その接点は、灯明の炎や陽炎となって見えることがあります。何か、喜んでいるような気配を感じるならば、それはご先祖が喜んでいるからです。
この世で功徳が積めることを、私たちは無上の喜びとしなければなりません。先祖供養はあの世に持ち越せる、最高の功徳です。
*この先祖供養に参加をご希望の方は、ホームページをご覧になって「お問合わせ」からご連絡ください。詳しく説明をさせていただきます。

