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挿花
令和7年5月29日
あさか大師の花壇に「京鹿の子」の花が咲きました。和服の〈鹿の子絞り〉に似ていることが名の由来です。また、「鹿の子」が「カゴ」とも発音が似ているので、私は毎年、カゴに挿しています(写真)。
まるで孫娘を見るような可愛らしさは、比類がありません。その孫娘が風邪でも引いたように、ウドンコ病(葉が白くなる植物の病気)にかかりやすいのが愛好者の悩みです。今年は早くから消毒をして、大事に育てました。
寺の参詣者にも目が留まり、ため息のような讃嘆の声が聞こえます。疲れを癒す、至福のひととき。ちなみに、花言葉は「ひそやかな恋」とか。可愛い孫娘が心配でなりません。