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あさか大師
令和3年6月20日
本日は第三日曜日で、午前11時半よりは金運宝珠護摩を修しました。まだまだコロナ禍が続く中、さびしい気もしましたが、皆様が元気よく読経をなさいました(写真)。
また、午後1時からは光明真言の回向法要を修し、その後に「失物発見法」のお話をしました。大事なものをどこに置いたのか見つからなかったり、置き忘れや紛失の経験は誰にでもあることです。また、盗難にあうこともあるかも知れません。
実は、失物の原因は〈三宝荒神〉という、いわゆる竈の神さまのお叱りを受けたからだという説があります。「そんなバカな!」と思うかも知れませんが、こういう言い伝えがあることは事実です。つまり、昔なら竈、今の生活ならガスやIHのそばで悪口を言ったり、腹を立てたり、口論をしたりすると、荒神さまがお叱りになるのだということです。それだけ、火は神聖なものであることを知らねばなりません。
だから、荒神さまにガスやIHのそばにお線香を立て、不敬をお詫びし、そのご真言を唱えると、失物を発見すること、まことに奇妙です。特に家内で紛失した場合は、スグに見つかります。家外の場合は一週間ぐらいかかることが多く、また財布の中身までは保障できません。それでも、現金はなくなっていても、保険証やカードなどは戻ることが多いのです。私はこのことを何度も経験し、またご信徒の方にもお教えして実証してきました。
今日もこのお話をするや、皆様、とても真剣でした(写真)。お役に立つことを念じています。詳しくお知りになりたい方は、あさか大師にお越しを。