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あさか大師
令和3年3月7日
昨日と今日、三月の総回向を奉修しました。コロナ禍の中、まだまだ自粛の方もいらっしゃいますが、お集りの方々は元気に読経しました(写真)。早く、皆様がご心配なくお集りいただけることを願っています。
今月は21日(日)がお大師さまご縁日(ご入定の日)で、午前11時半より第三日曜日の金運宝珠護摩を兼ねて「正御影供」を奉修いたします。〈御影〉とはお大師さまのお姿のことで、つまりそのお姿を供養する行事という意味です。しかもお彼岸中で、午後1時よりは「春彼岸会」も奉修いたします。三つの行事が重なるのも、めずらしいことです。
ついでですが、春彼岸は牡丹が咲き出す(旧暦3月)ので〝ぼたもち〟を供え、秋彼岸は萩が咲きますので〝おはぎ〟を供えます。見た目は同じですが、お間違えなきよう。私が子供の頃は重箱につめて、親類や近所に配りました。たしか、今時のコンビニで売られる〈おにぎり〉くらいの大きさだったと思います。重箱から開けると、中を洗い、どの家でも小さなマッチ箱を〝お返し〟に入れるのが礼儀でした。なつかしい、昔の日本の風習でした。
さらについでながら、もう一つ。ホームページの「新着情報」欄にも書きましたが、来月4月4日(日)の午後1時半より第1回の「桜まつり」を行います(下のポスター参照)。桜はあさか大師の象徴なので、いっしょに楽しみましょう。私の友人が八丈島の郷土芸能「八丈太鼓」をご披露いたします。また、隣接の老人ホーム『花水木の里』のポニー「はなちゃん」も出演します。これも世の中が、早く元気になってほしいという私の願いです。
ただ、今年は桜の開花が早いそうで、3月中旬とか。何とか花が残ってくれることを祈りましょう。皆様、ぜひご参加を。