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あさか大師
令和5年1月11日
あさか大師にお参りなさると、皆様、何はともあれ、護摩木にお願いごとを書きます(写真)。護摩木はお護摩の火の中に添えるので、「添え護摩」などとも呼ばれます。さらに10日間とか、30日間とかの連日祈願をなさる方は、「願い置き護摩木」という専用の棚がありますので、入れておいていただければ毎日一本ずつご祈願をします(ホームページトップ画面のスライドに出ます)。
護摩木がどうして人気があるのかといいますと、お護摩の火の中に直接入るからです。単にお参りをして願いごとを唱えるだけではなく、また御守という「身代わり」を求めるでもなく、自分の願いごとを直接にお大師さまにお届けすることができるからです。つまり「お大師さま直送便」が護摩木であるからです。
あさか大師には日本最大の土製護摩壇が安置されています。「どうしてこんなに大きな護摩壇が必要なのですか」と、よく質問を受けるのですが、それは護摩木がどんなに増えても対応できるようにしたかったからです。普通の護摩壇は、護摩木が増えると炉からあふれ出てしまいますので、私はそのことを充分に研究して設計しました。したがって、どんなに護摩木が増えてもビクともしません。
皆様、どうぞ「お大師さま直送便」をフルに活用なさってください。今日もお参りの方がたくさんの護摩木を書いていらっしゃいました。