人徳と金運は矛盾するのか

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金運

令和7年10月17日

 

あさか大師では19日(日)午前11時半より、〈金運宝珠護摩〉を奉修いたします。ご参詣の皆様は直接にお護摩のパワーをいただき、金運銭(写真)をお守りにしてそのパワーを持続させてください。遠方の皆様は同時祈念によって感応道交をはかり、金運増大を目ざしましょう。

この金運宝珠護摩は、人徳の向上によって金運を向上させることを目標にしています。人徳と金運は矛盾むじゅんするように思うかも知れませんが、それは間違いです。すぐれた事業家や資産家は、礼儀正しく、約束を守り、誠実で、人に好かれ、社会に喜びを与える人徳があるからです。

渋沢栄一はこれを、「論語とそろばん」と表現しました。論語は道徳、そろばんは商売を意味します。道徳的にすぐれなければ、すぐれた商人にはなれないと、ずばり喝破かっぱしています。

ややもすると、人は「相手がそんをするだけ、自分はもうかる」と思いがちです。しかし、お金は互いに利益がなければ動きませんし、自分にも入って来ません。人が喜ぶことを与える人が、自分もまた喜べるからです。才能も大切ですが、人は結局、行きつくところ人徳に尽きるのです。

お金に対する正しい見識をもって仕事に励み、人にもお金の神様にも好かれましょう。論語とそろばんです。

山路天酬密教私塾

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