2025/11の記事

あの世に持ち越せる唯一の財産

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先祖供養

令和7年11月2日

 

あさか大師では11月1日(土)・2日(日)の午後1時より、総回向法要(先祖供養)を勤修しました。両日とも大勢の皆様が集まり、僧侶と共に読経しました(写真)。また遠方の皆様は、同時祈念にて感応道交をはかりました。

人は生まれた時から、いろいろな違いがあります。体が丈夫な人もいれば、逆に弱い人もいます。裕福に生まれる人もいれば、逆に貧困の人もいます。それは、産まれる以前に、何らかのプロセス(前世)があったからではないでしょうか。

人は誰しも、いずれは死を迎えます。しかし、何もないところから生まれ、死によって何もかもなくなるとは思えません。では、何が残るのかといえば、生前にその人がどのような生き方をしたかの〝徳〟ではないかと思います。仏教ではこれを〈功徳〉といいます。つまり、功徳こそはあの世に持ち越せる唯一の財産なのです。

それに気づく時、人は新しい人生の門出に立てるのです。私たちはそのように考え、少しでも功徳が積めるよう精進しています。そして、先祖への報恩が大きな功徳になると考え、その供養に励んでいます。

関心をお持ちの方は、ホームページの「お問合わせ」からご連絡ください。遠方の方には郵送します。高額な費用はかかりません。それでも真言密教の秘法を、毎日受けることができます。偉大なお大師様と共に、そして私たちと共に功徳を積みましょう。

山路天酬密教私塾

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