続々・祈りの融合

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先祖供養

令和6年11月28日

 

私たちはタテには前世から、ヨコには先祖から、それぞれの運命を背負って生きています。仏教ではこれを「ごう(カルマ)」、あるいは「宿業しゅくごう」と呼んでいます。そのタテとヨコとが交差した日時に、私たちはこの世に誕生しました。だから、先祖と自分は一体です。一体だからこそ、先祖供養は大切なのです。

また、それは単に遺伝子を受け継いだばかりではありません。この世とあの世は同時にあります。つまり、自分といっしょに生きているということです。遺伝子を受け継いだのみに終わったわけではありません。

そこで、あさか大師の先祖供養は直系の〈先祖代々〉を重んじています。父母・祖父母・曾祖父母の遺伝子が、私たちの人生に大きく影響しているからです。では、傍系ぼうけい叔父叔母おじおばといった方々とは何の影響もないのでしょうか。

叔父叔母のお世話になった、という方は多いはずです。親しく接した方も多いはずです。そうすると、血のつながりのない叔父叔母は、あの世にっても必ず影響します。あさか大師ではこれを、「先亡」と呼んで供養をしています。

また、どの家にも「水子」さんは必ずいます。このことも忘れてはなりません。父母の先祖代々・先亡・水子の精霊を合体してこそ、「人生を変える先祖供養」となるのです(写真)。

この祈りをお導師と共に融合して、お大師様にその功徳を毎月お届けしています。関心のある方はホームページ「お問い合わせ」からご連絡ください。遠方の方も、郵送で参加が可能です。また11月30日、12月1日午後1時より総回向(お大師様に功徳をお届けする法要)が勤修ごんしゅうされます。お近くの方は、ぜひお参りください。

山路天酬密教私塾

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