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法要
平成31年4月28日
今日は朝から十三回忌法がありました。母上様のお位牌とお写真をご持参されました(写真)。法要の後はご家族とご兄弟が墓前で合流なさるそうでございます。
最近は回忌法要はおろか、葬儀すらしない方が増えております。日本人が親の葬儀をしないなどということは、以前には考えられないことでした。親のお骨を、故意に新幹線の中に置いて行く方までいるそうで、もはや返す言葉もございません。
私たちの人生にはそれぞれに節目があり、生まれて一か月もすればお宮まいりをなし、七五三があり、入学式があり、成人式があり、結婚式があり、入社式があります。そして、退職をする時は送別会で労われ、花束を受けて気持の区切りがつくのでございます。結婚式をするから公私ともに夫婦であることを自覚するのでありまして、これは誰もが望むことでございます。
それなら、どうして葬儀や法要が不要などと思えるのでしょうか。一生の大事、これは誰にでもわかることでございます。どうか皆様、育てていただいた親の葬儀や法要だけはなさってください。規模や経費は問いません。子としての務めでございますから。