令和元年5月12日
先日、健康法のお話をしました。今日はその続きです。
皆様は健康のため、食事や運動、あるいはサプリメントや癒しの云々など、いろいろと気づかっていらっしゃることでしょう。もちろん、それらを否定するつもりはありません。
ただ私が力説したいことは、何をするにも順序があり、これを無視してはならないということなのです。つまり何をするにも、まずは悪いものを取り除き、その後にいいものを取り入れるという順序が大切だということです。悪いものを取り除くとはどういうことかと申しますと、いい排泄をするということなのです。つまり、健康なお通じやおしっこが出なければ、健康にはなれないということです。だから、大小の便こそは、体からの〈お便り〉なのです。ご自分の健康診断書なのです。
いいお通じは、腸内環境で決まります。善玉菌のバランスを整え、〈腸内フローラ〉を保てれば、いつも健康なお通じがあるはずです。いいおしっこは肝臓と腎臓で決まります。「肝腎かなめ」というでしょう。肝臓と腎臓の働きが弱れば、いいおしっこが排泄できず、体の毒素を排泄できません。だから、体のお便りを無視してどんな健康法を実践しても、ほとんど意味がありません。ダイエットすら同じことです。健康法の始まりは、腸内環境と肝臓と腎臓への配慮から始まるのです。ただ、今はその方法については申し上げる余白がありません。いろいろな方法がありますので、各自でお調べください。
鉄板がサビれば、まずはサビ落としをして、それから色を塗るのです。排水が詰まれば、まずはヘドロを除いて水を流すのです。女性の化粧だって、洗顔が大切なはずです。
皆様、どうか体のお便りをみ見逃さないでください。悪いものを除いて、その後にいいものを取り入れるのですよ。順序を間違えてはなりませんよ。