総回向法要の功徳
令和6年10月6日
ようやく涼しくなった昨日と今日、あさか大師では月初めの総回向(先祖供養)法要を勤修しました(写真)。
いつもお話していますが、この法要は単なる回向ではなく、「人生を変える先祖供養」を目ざしています。その主旨は、
①人生のルーツである父母の両家を共に供養する。
②導師の密教修法と自分の祈りを融合させる。
③総回向によってその功徳をお大師さまに供える。
といった特徴があります。檀家制度はありません。入退も自由です。月に2000円で父母の両家(夫婦は四家)を供養することができます。しかも、直系の先祖代々はもちろん、傍系の先亡(叔父叔母)、そして水子さんまで含まれます。
遠方でも月ごとに供養紙(お札)を送りますので、お寺にお参りできなくとも全国から参加しています。関心のある方は、ホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。皆様のご参加をお待ちしております。
7月の伝道法語
令和6年7月5日
7月の伝道法語です。
人は自分がしてあげたこと、つまり与えた恩は忘れません。しかし、してもらったこと、つまり受けた恩はいつの間にか忘れるものです。また、与えた恩は棒ほどに思っても、受けた恩は針ほどにしか思いません。
その典型的な例がお金の貸し借りです。お金に困って貸してほしい時、人はどんなに頭を下げてでも頼み込みます。しかし、貸したお金はなかなか返してもらえません。催促をするものなら、最初は丁寧にいいわけをしますが、それをくり返すと恩を忘れて強気になるものです。受けた恩は針ほどにしか思わないからです。
人にお金を貸せるほど余裕があるなら、差し上げるつもりで貸すことです。天に蓄えた貯金と思いましょう。それが功徳というものです。
このことは〈徳〉の道理としても、大切なことです。親切を尽くして徳を積んでも、恩を売ってはなりません。与えた恩を忘れれば、それが功徳となるのです。あの世に持ち越せる唯一の財産です。
7月の強運ランキング
令和6年7月2日
7月6日~8月6日までが、暦法での7月です。辛未・九紫火星が中宮する月で、北が五黄殺、南が暗剣殺、東北が月破となり、注意を要します(写真・地図とは逆に北が下になります)。〈辛〉は「つらい」とも読み、現実の厳しさを、〈未〉は「いまだ」に伸び悩む様相を、九紫火星は情熱と知性を意味します。知恵を働かせ、情熱をもって困難に立ち向かう月といえましょう。
7月の強運ランキングは、一位が八白土星、二位が一白水星、三位が七赤金星です。
八白の人は悩んでいる身辺の問題を解決する好機となります。強引に突き進まず、誠意をもって接することが大切です。ねばり強さを生かしましょう。
一白の人は運気が満ちて、これまでの努力が成果となって実りましょう。特に目上や上司の引き立てがカギとなります。配慮を忘れぬことです。
七赤の人は新しいスタートラインに立ちました。心機一転して、新しい出発を遂げましょう。謙虚に学ぶ気持ちを忘れてはなりません。
そのほかの人は、あさか大師ホームページの「今月の運勢」をご覧ください。暦を活用して、開運を目ざしましょう。
続・金運宝珠護摩の霊験
令和6年6月15日
いよいよ暑くなりましたが、明日の金運宝珠護摩に参詣した方には、〈金運銭〉を差し上げます(写真)。お護摩の功徳をお財布等に入れ、常に持ち歩いてください。
黄色い袋を選んだのは、もちろん金運増大の意味からです。風水では幸せを呼び、活力や変化をもたらすとされ、金運には最適な色とされています。
春の野山に菜の花などの黄色い花が多いのは、冬の寒気を脱して活力を得るためです。黄色い花を見ると、元気になることがわかりますか。
少しでも金運アップを感じた方は、来月には御礼金を加えて返納してください。御礼金を加えると金運の神様が喜びます(!)。これは本当のことです。その心がけがまた、新たな金運を呼ぶのです。
「人生を変える先祖供養」の集い
令和6年6月5日
あさか大師では6月1日(土)・2日(日)の午後1時より、総回向法要(先祖供養)があり、多くの皆様が集い、熱心に読経をしました(写真)。
この先祖供養は単なるご回向ではなく、ご自分のルーツにアプローチをして、人生を変えることを目標にしています。その主旨は、
①父母の両家(既婚者は四家)を共に供養すること。
②お導師とご自分の祈りを融合させること。
③毎月継続して、月ごとに総回向をすること。
の3点となります。むずかしいことは何もありません。一ケ月お祈りした功徳を、お大師さまのもとにお届けすればよいのです。会費は一ケ月2千円で、毎日の供養が受けられます。関心のある方はホームページ「お問い合わせ」からご連絡ください。新たなご参加をお待ちしております。
金運宝珠護摩の参詣
令和6年5月20日
昨日、金運宝珠護摩が奉修され、パワーあふれる如意宝珠の浄炎に、大勢の皆様が参詣されました(写真)。
金運宝珠護摩は毎月第三日曜日の午前11時半からです。参詣の皆様には全員に〈金運銭〉を差し上げ、一ケ月後に返却していただいて、新しい金運銭をまた差し上げています。
この金運宝珠護摩に参詣すると、「給料が上がった」「仕事が増えた」など、多くのご報告が寄せられます。このブログを初めてご覧になった方も、ぜひご参詣ください。不思議な霊験が訪れます。
続・水子供養の大切さ
令和6年5月15日
平成22年に、私は『水子供養次第(地蔵・観音)』という著書を刊行しました(青山社刊・写真は地蔵法)。
これはもちろん、僧侶用の専門書でありますが、水子供養に関心を持っていただき、現代社会の急務として励んでいただくことが目的でした。おかげさまで、多くの寺院に普及し、水子供養の実践書として長く愛用されてまいりました。同書は現在、品切れになっていますが、近くまた増刷される予定です。
同書の中で私は、自分で作詞・作曲をした〈水子供養和讃〉をご披露しました。和讃はご詠歌と共にお唱えされる仏教音楽です。私も水子供養の折にお唱えしていますが、特に女性の方は涙を誘われるようです。参考までに、この場をお借りして掲載いたしましょう。水子さんのこの気持ちを、どうか汲んであげてください。
続・ゴールデンウイークの総回向
令和6年5月6日
「人生を変える先祖供養」で、もう一つ大切なことをお話しましょう。
それは直系の〈先祖代々〉に加えて、叔父・叔母や兄弟といった、いわゆる傍系の供養をすることです。あさか大師ではこの傍系の霊を〈先亡〉と呼んでいます。叔父や叔母はもちろん、直接に血のつながりはありません。しかし、特にお世話になった叔父・叔母、あるいは先に亡くなった兄弟は、あの世に往っても、必ず霊的な関係を続けます。よく〈有縁無縁〉という呼び方をしますが、どこか曖昧な表現です。〈先亡〉とすれば、傍系をすべて含むことができるのです。
それから、どの家にも必ず〈水子〉さんがいます。水子さんは生縁を受けながら誕生しなかったわけですから、無念な気持ちをいだくことは否めません。祟るのではなく、誕生した自分の兄弟たちを「うらやましい」という想いがあるのです。その無念な気持ちを癒してあげましょう。
こうして、先祖代々・先亡・水子のすべてをお大師様のもとにお届けするのが、あさか大師の〈供養紙〉です(下写真)。
念のためでありますが、父母の両家(既婚者は四家、独身者は二家)の先祖代々・先亡・水子のすべを含めて、供養料は一ケ月2000円です。多くの皆様がこの「人生を変える先祖供養」に共鳴し、全国から参加しています。ご希望の方はホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。
4月の伝道法語
令和6年4月12日
今月の伝道法語です。
私たちは良いことがあれば、あるいは、良いことがあるから喜べると思っています。だから、悪いことがあると不平不満をもらしながら、人を恨み、世の中を嘆き、悲しみます。
では、良いことに恵まれる人とはどんな人なのでしょうか。実は、日頃からたくさん喜べる人ほど、さらにまた良いことに恵まれるのです。ささいなことにも感謝をして、よく笑い、たくさん喜べる人なのです。そうすると、良いことがあるから喜ぶのではなく、喜ぶから良いことがやって来るとも言えるのではないでしょうか。
間違いありません。喜びの多い人とは、感謝の多い人です。そして、感謝の多い人ほど、人からは好かれ、いざという時には助けられ、多くの喜びに恵まれるのです。反対の人を見ればわかりますよね。
4月の強運ランキング
令和6年4月3日
4月4日~5月4日までが、暦法での4月です。戊辰・三碧木星の月で、西が五黄殺、東が暗剣殺、西北が月破となります(写真)。
4日が〈清明〉という節にあたり、さわやかな日差しの中、花見を楽しめる4月の始まりです。〈戊〉は成長と発展を、〈辰〉は振動と前進を意味し、〈三碧木星〉は躍動と革新の意味ですから、春らしい勢いがあるといえましょう。ただし、政治の象意が悪く、波乱な様相を呈します。
今月の強運ランキングは一位が二黒土星、二位が四緑木星、三位が七赤金星です。
二黒の人は信用と業績を残す好機といえましょう。持ち前のねばり強さを発揮して、地味な努力を続けましょう。ただし、決断が遅いと強運を逃しますので、優柔不断は戒めねばなりません。調和と団結を大切にして、口論や不和は避けましょう。
四緑の人は、これまでの努力が実って成果を得る好機となります。特に、目上や上司への気配りがカギとなりましょう。ただ、いささか骨の折れる事態を背負って、やっかいな機運にもつつまれます。信仰への精進を忘れぬことです。
七赤の人は頭脳プレイが勝負どころでしょう。とくに対人関係に気づかい、対立や分裂を避けることが大切です。思いやりを忘れず、チームワークを調えましょう。そのほかの方は、ホームぺージ「今月の運勢」にて配信いたします。