塔婆から上昇する〈気〉
令和7年3月7日
3月20日(春分の日)午後1時の〈春彼岸会〉に向け、私は前行に入りました(写真)
特別供養を申し込まれた精霊に対しては塔婆を浄書し、毎朝の光明真言法の折に回向を重ねています。塔婆の頂上(先端)から、何か〈気〉の上昇を感じます。それは、開眼された塔婆は〝生きもの〟となり、エネルギーを発するからでしょう。
特別供養をすると、父母や祖父母といった身近なご先祖が、よく夢に現われるといいます。これは毎朝の回向によって、この世とあの世の融合が深まるためです。
ご先祖に関わる位牌や塔婆は、飾りでも記念品でもありません。私たちと同じように生きていることを忘れてはなりません。
光明真言百万遍念誦の発願
令和5年10月21日
私はこのたび弟子僧と共に、〈光明真言百万遍念誦の発願〉をいたしました。毎日の光明真言念誦の回数を記録し、月末に集計して百万遍を目ざしたいと考えています(写真は光明真言曼荼羅の一部)。
その趣旨は、あさか大師で先祖供養をする方が増えてまいりましたので、その威力をさらに高めたいがためであります。発願の当初は、私の独力で成し遂げたいとも考えましたが、これはやはり、有縁の僧侶が結集すべきだと思いを改めました。どのくらいの日数がかかるかはわかりませんが、弟子僧の方々が今月より開始しました。まずは一回目の百万遍を達成し、やがてはご信徒にもその輪を拡げていきたいと考えています。
先祖供養の功徳として、〈光明真言法)に勝るものはありません。特にご信徒の方々といっしょに修するという点におきましても、光明真言は大変にお唱えしやすく、みんなで唱和することができます。先祖供養の専門的な行法としては〈理趣経法〉や〈宝篋印経法〉などもありますが、ご信徒の方にはむずかしく、親しみがたいと思います。
また、光明真言の土砂加持による〈お土砂〉をいただくと、いろいろな使い方ができます。葬儀や墓参の折に、地鎮祭やお祓いの折に、如意宝珠の功徳をいただくことができます。光明真言の威力が一粒一粒の〈お土砂〉に込められるからです。
浄厳和尚(江戸時代の高僧)はご信徒に梵字(仏さまの文字)を授ける折、光明真言を毎日お唱えするよう指導していました。一帯が大火につつまれた惨事にあっても、その梵字をいただいた家屋ばかりは類焼を免れたと伝えられています。奇跡もまた、おこるべくしておこるのです。日ごろの念誦がいかに大切であるかの規範でありましょう。
あさか大師の先祖供養も、新しい黎明を迎えました。光明真言の威力がますます高まることを念じております。お問い合わせはホームページからお寄せください。