如意宝珠の浄炎と金運
令和7年12月21日
本日午前11時半より、今年最後の金運宝珠護摩が奉修されました。たくさんの方々が参詣し、遠方の皆様も同時祈念によってその功徳をいただきました(写真)。

お護摩のご祈願では火を立ち上げ、その浄炎に願いを込めます。なぜなら、この世で最も強いエネルギーが火であるからです。水が集まれば急流となります。樹木はたくましく育ち、金属はするどい刃物となり、土はあらゆる作物を育てますが、火の力には及びません。水を沸かし、樹木を燃やし、金属を溶かし、土(灰)を生み出すのが火であるからです。
その偉大な火によって煩悩を焼き尽くし、仏の功徳を顕現するのがお護摩の祈りです。私は点火と同時に金運の如意宝珠を観想し、火天様やお大師様を勧請しました。僧侶や参詣者の読経と浄炎のリズムが融合した時、金運の功徳がまさに遍満したのです。
祈願は浄炎と共に勢いを増し、金運増大へと導きました。この勢いを忘れず、来年への励みにしたいと思います。
200円で金運を高める
令和7年12月19日
あさか大師では12月21日(日)午前11時半より、金運宝珠護摩を奉修いたします。ご参詣の皆様には〈金運銭〉を差し上げますので、お財布に入れてパワーを持続させましょう。遠方の方は同時祈念によって、感応道交をはかりましょう。
この金運宝珠護摩にあたっては、多くの皆様が一本200円の護摩木を出しています(写真)。護摩木はお願いごととお名前を書きますが、物価の高騰からほとんどのお寺が300円~500円です。中には1000円以上のところもあります。

あさか大師でも以前から値上げを検討しましたが、従来どおりに留めました。200円で金運を高めるチャンスを得ていただきたいと思います。遠方の皆様も、郵便やメールでお申込みください。5日間・10日間と連日祈願をする〈願いおき護摩木〉もおすすめです。
金運宝珠護摩はお金の神様に好かれ、自分の持つ能力を社会に与え、金運のご加護を仰ぐものです。お金は汚いものだとか、お金持ちは悪い人だといった偏見を抱いてはなりません。お金は自分の才能と徳を証明するものです。お金に対する正しい見識をもって、お金に好かれ、お金を好きになってほしいと思います。
続・ギャンブルで財をなすのか
令和7年11月16日
あさか大師では本日、〈金運宝珠護摩〉を奉修しました。たくさんの皆様が参詣し、遠方の方々は同時祈願にて金運増大を念じました(写真)。

この金運宝珠護摩は、皆様が人によろこばれ、社会に喜ばれる何かを与えられるよう、その背中を押すものです。何も与えずして金運が高まることはありません。与えねば与えられないという道理は、決して変わることがないからです。「与えよ、さらば与えられん」は、古今の名言です。
だから、与えずして得たものは、いずれは必ず失います。ギャンブルで財をなすことは、絶対にありません。人をだまして利益を得ても、いずれは信用を失い、その罪をつぐなうことになります。「悪銭身につかず」とは、このことです。
この信念をもって与える人が、結局は金運を得るのです。その手がかり、足がかりをつかんでいただくのが、この金運宝珠護摩なのです。
ギャンブルで財をなすのか
令和7年11月14日
あさか大師では11月16日(日)午前11時半より、恒例の〈金運宝珠護摩〉を奉修いたします。ご参詣の皆様は直接にお護摩のパワーをいただき、金運銭(写真)をいただいてその威力を持続させましょう。遠方の皆様は同時祈念によって感応道交をはかり、金運増大を目ざしましょう。

金運増大のためには、人に喜ばれる何かを、社会に喜ばれる何かを与えることです。与えねば与えられることはありません。与えずして得たものは、必ず失うことになります。人に損をさせて利益を得ても、信用を失い、やがては自分が損をします。人をだましたり、ウソをついて利益を得ても同じです。
また、与えずして得たものは、いずれは返さねばならず、つぐなわねばなりません。だから、ギャンブルで財をなすことは、絶対にありません。たとえ一時的に財を得ても、それを所有する資格(つまり与えたもの)がありませんから、かえって不幸を呼ぶのです。これは国税庁の調査員が証明しています。高額所得の方々がギャンブルをしないのは、この道理を知っているからです。
この金運宝珠護摩は、皆様が人や社会に何かを与える能力が得られるよう、その背中を押すのです。パワーあふれるお護摩によってお金の神様に好かれ、人にも社会にも好かれ、与えられる人になってください。
金運宝珠護摩の功徳
令和7年10月19日
本日は午前11時半より金運宝珠護摩を奉修して、たくさんの皆様が参詣しました。皆様が僧侶と共に声高く読経し、堂内に如意宝珠の功徳が遍満しました(写真)。また、遠方の方には同時祈念をおすすめし、それを実行していただきました。

なお、お護摩の前には新一万円札の渋沢栄一について法話をしました。渋沢栄一は幕末、本県深谷市の農家に生まれましたが、農作業のかたわら、懸命に『論語』を学びました。そして、生涯に500もの会社を創立しましたが、思想の根底は常に「論語とそろばん」でした。『論語』は道徳、そろばんは商売を意味します。
道徳と商売は矛盾するように思う方もいるでしょうが、それは間違いです。すぐれた商人は、道徳的にもすぐれた人物であることは間違いありません。なぜなら、お客様を大切にして、お客様が喜ぶことを提供し、互いに利益を上げるためには、誠実で礼儀正しい道徳の力が必要だからです。
人をだまして利益を上げても、一時的には裕福になるでしょうが、いずれは信用を失い、必ず破産します。与えずして得たものは、つぐなわねばならないからです。
この金運宝珠護摩は人徳の向上による、金運増大を目ざしています。「論語とそろばん」とは言い得て妙、すばらしい金言です。肝に銘じねばなりません。
人徳と金運は矛盾するのか
令和7年10月17日
あさか大師では19日(日)午前11時半より、〈金運宝珠護摩〉を奉修いたします。ご参詣の皆様は直接にお護摩のパワーをいただき、金運銭(写真)をお守りにしてそのパワーを持続させてください。遠方の皆様は同時祈念によって感応道交をはかり、金運増大を目ざしましょう。

この金運宝珠護摩は、人徳の向上によって金運を向上させることを目標にしています。人徳と金運は矛盾するように思うかも知れませんが、それは間違いです。すぐれた事業家や資産家は、礼儀正しく、約束を守り、誠実で、人に好かれ、社会に喜びを与える人徳があるからです。
渋沢栄一はこれを、「論語とそろばん」と表現しました。論語は道徳、そろばんは商売を意味します。道徳的にすぐれなければ、すぐれた商人にはなれないと、ずばり喝破しています。
ややもすると、人は「相手が損をするだけ、自分は儲かる」と思いがちです。しかし、お金は互いに利益がなければ動きませんし、自分にも入って来ません。人が喜ぶことを与える人が、自分もまた喜べるからです。才能も大切ですが、人は結局、行きつくところ人徳に尽きるのです。
お金に対する正しい見識をもって仕事に励み、人にもお金の神様にも好かれましょう。論語とそろばんです。
金運宝珠護摩の法益
令和7年9月21日
あさか大師では本日11時半より、金運宝珠護摩が奉修され、大勢の皆様がお参りされました(写真)。また、お護摩に先立ち、前回のブログで紹介した、本多静六(明治時代の富豪。農林学者)のお話をしました。

私たちは金運というと、お金が入ることばかり考えますが、貯めることへの努力もまた金運であることを忘れてはなりません。正確にはお金が入ることが金運、お金が貯まることが財運で、いずれも大切です。
本多静六は現・埼玉県久喜市に生まれ、極貧の中で育ち、「貧しさからの脱出は人生の第一歩」と考えるようになりました。そして苦学して現・東大農学部に入学し、ドイツに留学してのち、東大助教授に任命されました。そして「四分の一貯金法」と称して、給料の四分の一をコツコツと貯蓄し、利子を投資し、波乱の末についに億万長者となりました。
今日の国立公園や日比谷公園・明治神宮等は彼の創案で、「公園の父」と呼ばれています。「万巻の書を読み、万里の道を行く」を貫いた彼は晩年、匿名で財産のほとんどを公共事業に寄付しました。生涯に376冊の著作をなし、八十七歳で他界しましたが、職業を道楽とした、あっぱれな人生というほかはありません。
金運宝珠護摩の浄炎を見つめつつ、この祈りに寄せるすべての皆様が金運と財運に恵まれることを念じました。お金のことをぬきにして人生を論じても、何の意味もありません。経済が安定せずして、心の安定は得られないからです。浄炎は堂内に遍満し、法益のパワーが皆様の背中を押しています。
お金をバカにする者は
令和7年9月19日
あさか大師では9月21日(日)午前11時半より、大師縁日護摩を兼ねて「金運宝珠護摩」が奉修されます。
お金に対する正しい認識を持ち、金運増大を祈りましょう。ご参詣の方には〈金運銭〉を差し上げます(写真)。お財布に入れて、如意宝珠のご加護を仰いでください。遠方の方は同時祈願をしつつ、感応道交してパワーをいただいてください。

お金に対して、私たちは真剣に、謙虚に、そして感謝を込めておつき合いをせねばなりません。人生の大切なパートナーだからです。
明治時代の富豪で偉大な農林学者であり、「公園の父」と呼ばれた本多静六は、「経済の自立がなければ、精神の自立はあり得ない」といい、さらに「お金をバカにする者は、お金にバカにされる」とまでいい切っています。
お金があるからといって、それだけで幸せにはなれません。しかし、お金がなければ幸せとはいえません。だから、「衣食足りて礼節を知る」というのです。これは中国の春秋時代の古典、『管子』の中の名言です。
当日は如意宝珠のお護摩によって、金運の功徳が堂内に遍満します。皆様のお参りを歓迎いたします。遠方の皆様も共に祈りましょう。
200円で金運を高める
令和7年8月15日
あさか大師では8月17日(日)午前11時半より、人気の金運宝珠護摩を奉修します。お参りの方には〈金運銭〉を差し上げますので、お財布にいれてご加護を仰ぎましょう。遠方の方は同時刻に祈り、如意宝珠のパワーをいただいてください。
護摩木は一本200円なので、皆様が熱心に書かれます。何本でもお書きください。護摩木は多くの寺院で値上げしていますが、可能なかぎり今の200円を続けます(写真)。

もちろん、護摩木を書いたからといって、天からお金が舞い降りて来るはずはありません。金運の護摩木はお金の神様と縁を結び、お金の神様に好かれるためのチャンスを引き寄せるものです。
何かを始めなければ、何も変わりません。人が喜ぶこと、人の役立つことをすれば、お金の神様も喜び、神様に好かれます。お金の神様は好いた人にしか近づきませんし、持つにふさわしい人にしか与えません。『大学(四書五経の一つ)』に「財を生ずるに大道(正しい道)あり」と記されています。
だから、お金を悪く思ったり、粗末に扱うとお金の神様に嫌われ、金運も遠のきます。そのことを理解して、お参りしましょう。
金運パワーの遍満
令和7年7月20日
本日、あさか大師では金運宝珠護摩が奉修され、炎暑にもかかわらず大勢の皆様が参詣しました。中には、甲府からわざわざお越しになった方もいらっしゃいます。そして、如意宝珠の金運パワーが遍満する中、その功徳をいただきました(写真)。

あさか大師では僧侶だけが勤行するのではなく、参詣者もいっしょにお唱えします。それによって真言の威力がいっそう増大し、堂内が法界の浄土に変ずるからです。
私は「吉報がありましたら、ぜひお知らせください」とお話していますが、さっそくご報告を寄せられた方もおりました。こうした言葉は「言霊」となって、堂内に残ります。そして、その言霊がまた次の吉報を呼ぶのです。
皆様も吉報がありましたら、ぜひお知らせください。それも言霊の布施となって功徳を呼びます。

