4月の伝道法語

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仏教

令和7年4月4日

 

4月の伝道法語(掲示伝道)です。

現代は〈努力〉という言葉が歓迎されません。何かと便利で、楽をしながら成功する方法が求められるからです。

しかし、この世に努力をせずして成功する方法など、あるはずがありません。どんなに便利で楽な方法でも、便利は便利なりに、楽は楽なりに努力が必要です。その努力によって、運もまた開けます。運は自ら努力をする人に味方をするからです。

そして、その運が続くためには、お世話になったすべての人に対する感謝がなくてはなりません。努力は自分一人の努力ではないからです。自分の運を分かち合う、報恩の気持ちがなければ、運は続きません。仏教ではこれを「報恩謝徳ほうおんしゃとく」といいます。

山路天酬密教私塾

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