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仏教
令和7年9月17日
子供さんの教育は、お腹にいる時から始まります。つまり、赤ちゃんを授かったら、ご夫婦で胎教を心がけることが大切です。妊娠中のママも、そしてパパも、お腹の赤ちゃんに愛情を注ぎ、心身の安定をはかり、親子の絆を深めましょう。
今では胎教用の教材がたくさんあります。特に音楽や童話、さらには英会話や脳トレなど、商品にこと欠くことはありません。また最近、私が注目したのは安岡定子(安岡正篤先生の孫)著の『0歳からの論語』(致知出版・写真)です。胎児に『論語』を読み聞かせれば、賢くて知性あふれる子供さんが産まれるに違いありません。国語に対しても、強い自信が持てるはずです。
しかし、私は50年近い僧侶生活を通じて感じるのは、お寺で聞かせるお経ほどよい胎教はないということです。特にあさか大師のように、お腹の中で太鼓のリズムに合わせてお経を聞いた子は、とても元気で、思いやりがあり、勇気があり、大きな功徳を備えて産まれるからです。これまで、いわゆる「できが悪い(失礼!)」という子を見たことがありません。これは、どんな才能よりも大切なことです。
夫婦そろってお参りをすれば、胎児とのコミニュケーションにもなり、仏様や神様を敬い、親や先祖を大切にするのですから一石二鳥、いや、一石三鳥です。お経はもちろん漢字ばかりで、普通に聞いても意味は分かりません。しかし、お大師様がおっしゃるように、『般若心経』そのものが真言なのです。仏様の功徳があふれています。
赤ちゃんを授かったご夫婦はぜひ、あさか大師のお護摩にお参りください。その効能のほどは、聞いていただければわかります。毎日、11時半から奉修しています。